美川憲一の人気曲ランキング【2025】
「おだまり!」という個性的なキャッチフレーズと華やかな衣装で知られる美川憲一さん。
デビュー作「だけどだけどだけど」から「柳ヶ瀬ブルース」「さそり座の女」まで、透き通るような歌声で数々の名曲を世に送り出してきました。
演歌からシャンソンまで幅広いジャンルを歌いこなす実力派アーティストとして、60年を超える芸能生活の中で生み出された珠玉の楽曲の数々をご紹介します。
美川憲一の人気曲ランキング【2025】
これで良しとする美川憲一1位

2024年9月に発表された歌手生活60周年を記念する楽曲は、美川憲一さんらしさ満載の人生応援歌です。
B’zの松本孝弘さんとGLAYのTAKUROさんという豪華アーティストとのコラボで制作された本作は、人生の浮き沈みをユーモアと温かさを持って描いています。
ミディアムテンポの曲調に乗せて、「生きているだけで良い」と前を向く姿勢を歌う美川さんの声は、聴く人の心に響くことでしょう。
美川さんの60年に及ぶ歌手活動の集大成として、幅広い層から支持されています。
人生に迷いを感じている方、新たな一歩を踏み出そうとしている方におすすめの1曲です。
さそり座の女美川憲一2位

1972年に発売された美川憲一さんの25作目にあたるシングル「さそり座の女」。
歌いだしの「いいえ」から始まるのが特徴的であり、多くの方に認知されている楽曲の1つです。
一説によるとこの「いいえ」から始まる歌詞は、別れてと言われても答えはいいえ。
物わかりのいい女だと思ったら大間違い。
遊びと思っているのでしょうけれど、私は別れない。
おかしいと思うかもしれないけれど、命がけでいちずなの、という内容であるとかないとか……そうだとしたらとてもしっくりくるので、信ぴょう性がありますよね。
歌詞をじっくり味わうのも楽曲の楽しみ方の1つですので、良かったら試してみてくださいね。
柳ヶ瀬ブルース美川憲一3位

昭和の名曲として長年愛され続けているこの楽曲。
柔らかな歌声と哀愁漂うメロディが、聴く人の心に深く響きます。
1966年4月に発売されて以来、120万枚を超える大ヒットとなり、美川憲一さんの代表曲として知られています。
1967年には同名の映画も制作され、梅宮辰夫さん主演で劇中歌として使用されました。
歓楽街の夜景を思い浮かべながら歌うと、より雰囲気が出るかもしれません。
全体的に低い声で歌われているのが特徴的で、メロディも穏やかでゆったりしているので、ぜひ挑戦してみてください。
柳ケ瀬ブルース美川憲一4位

昭和41年発売。
ご当地ソングの先駆けといった美川憲一さんの代表作の一つで、岐阜県の柳ケ瀬はこの曲で一躍有名になりました。
本人は「自分は明るい性格なので、暗い曲は似合わない」とこの歌をあまり好んでなかったようですが、かなりの低音で始まる美川さんの歌い出しはとてもインパクトがあり、暗い曲というイメージよりはいい曲だなと年を取れば取るほど味が出る名曲です。
おんなの朝美川憲一5位

歌詞が曲調とかけはなれて過激です。
この歌に出てくるような男性を好きになってしまったら女は最後、とでもいうのでしょうか。
それでもこの歌の男性を嫌う女性はいないかもと思わせます。
こんなにも女性に美しい思い出を残してくれたなら、女性はそれだけで女として生まれてきた甲斐があったといえる気がするかも、という思いにさせる歌です。
長崎みれん美川憲一6位

小笠原諸島の父島を題材にした歌謡曲といえば『父島ブルース』が有名ですが、長崎をテーマにした演歌の傑作として美川憲一さんの本作があります。
長崎の情緒あふれる風景を背景に、別れた恋人への未練を歌い上げた珠玉の一曲です。
2006年10月にリリースされた本作は、美川さんの全曲集アルバムにも収録されており、長年にわたって愛され続けています。
長崎の「オランダ坂」や「思案橋」といった実在の地名が登場し、雨に濡れる街並みが女性の切ない心情を象徴的に表現しています。
長崎旅行の思い出に浸りたい方や、失恋の痛みを癒したい方におすすめの一曲です。