歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手
歌唱力が高いとはどういうことか……。
これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。
基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。
1つ目は基礎歌唱力。
これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。
2つ目は応用歌唱力。
これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。
そして、3つ目が表現力。
これは主に抑揚のことですね。
この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。
歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。
知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!
もくじ
- 歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手
- We areTAKA(ONE OK ROCK )
- Teenager Forever井口理(King Gnu)
- 田園玉置浩二(安全地帯)
- BLOWIN’稲葉浩志(B’z)
- fire after fireデーモン小暮閣下(聖飢魔II)
- 君は薔薇より美しい布施明
- Helter Skelter人見元基(VOW WOW)
- HIGH PRESSURE西川貴教(T.M.Revolution)
- Three O’clok Blues近藤房之助
- Sweet Home Town大木トオル
- やさしくなりたい斉藤和義
- 3月9日藤巻亮太(レミオロメン)
- FOR YOUR LOVE松崎しげる
- Take It slowMeteor
- 津軽山唄細川たかし
- My Style遠藤正明
- 今宵の月のように宮本浩次(エレファントカシマシ)
- Bumpin’ Freakin’L.L BROTHERS
- 紫の夜を越えて草野マサムネ(スピッツ)
- La La La Love Song久保田利伸
- 浪漫飛行石井竜也(米米CLUB)
- SEVEN DAYS WAR宇都宮隆(TM NETWORK)
- 始まりはいつも雨ASKA
- The RevelationMasato(coldrain)
- 片隅三浦大知
- 24sync貴水博之(Access)
- P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~ISSA(DA PUMP)
- WHO’S GONNA SAVE USHyde(L’Arc~en~Ciel)
- GreenGreen岩沢厚治(ゆず)
- 星空のディスタンス桜井賢(THE ALFEE)
- ダンスホール大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)
- I can understand itJAYE公山
- いつの日か矢沢永吉
- HANABI桜井和寿(Mr.Children)
- ラブ・ストーリーは突然に小田和正
- すばらしい日々奥田民生(UNICORN)
- 海の幽霊米津玄師
- 夏の終わり森山直太朗
- 20+∞Century Boysyasu(Acid Black Cherry)
- 僕が僕であるために尾崎豊
- 冬がはじまるよ槇原敬之
- クリスマス・イブ山下達郎
- 違う、そうじゃない鈴木雅之
- 悲しみは雪のように浜田省吾
- 壊れかけのRadio德永英明
- 祭りのあと桑田佳祐(サザンオールスターズ)
- ENDLESS RAINTOSHI(X Japan)
- 道ATSUSHI(EXILE )
- やさしさで溢れるように (Cover)川畑要(CHEMISTRY)
- Yes, I do米倉利紀
- アイ秦基博
- POP STAR平井堅
- 鋼の羽根野田洋次郎(RADWIMPS)
- 天体観測藤原基央(BUMP OF CHICKEN)
- 勝手にしやがれ沢田研二
- 接吻田島貴男(ORIGINAL LOVE)
- HOWEVERTERU(GLAY)
- 夢の中へ井上陽水
- 昴谷村新司
- 太陽が燃えている吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)
- 大空と大地の中で松山千春
- 限界突破×サバイバー氷川きよし
- 愛の待ちぼうけ堂珍嘉邦
- 愛のメモリー松崎しげる
- モニカ吉川晃司
- 君が誰かの彼女になりくさっても奇妙礼太郎(天才バンド)
- 島人ぬ宝比嘉栄昇(BEGIN)
- the curb澁谷逆太郎
- 日常藤原聡(Official髭男dism)
- 愛とか恋とか竹中雄大(Novelbright)
- アイラブユー清水依与吏(back number)
- サボテンの花財津和夫(チューリップ)
- FLOWERGACKT
- 傷だらけのローラ西城秀樹
- Sorry清水翔太
- マジンガーZ / INFINITYバージョン水木一郎
- 灯ル祈リ黒田俊介(コブクロ)
- Lien~選ばれし絆~青木隆治
- 北の蛍森進一
- Crazy Night二井原実(LOUDNESS)
- 燃えよ藤井風
- DESIRERYUICHI(LUNA SEA)
- 青のすみかキタニタツヤ
- I Will Get Your Kiss中川晃教
- 君をこえる日角松敏生
- まちがいさがし菅田将暉
- 新潟ブルース美川憲一
- ドライフラワー優里
- 第ゼロ感TAKUMA(10-FEET)
- 夏を抱きしめて前田亘輝(TUBE)
- 有楽町で逢いましょうフランク永井
- 声が聞こえる向井太一
- 友よ ~ この先もずっと・・・Ryoji(ケツメイシ)
- 古城三橋美智也
- 影法師堀内孝雄
- Radio Magic西田昌史(EARTHSHAKER)
- 唇スカーレット山内惠介
- 最高到達点Fukase(SEKAI NO OWARI)
- 神田川南こうせつ
- 誘惑ラプソディRYUICHI(ギルド)
- …続く
歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(1〜20)
We areTAKA(ONE OK ROCK )

現代の邦ロックシーンでトップクラスの実力をほこるバンド、ONE OK ROCK。
ボーカルであるTAKAさんの歌唱力はメディアでも注目されているので、彼の歌唱力をご存じの方も多いと思います。
声が薄いという弱点を持ってはいますが、基礎的な歌唱力は高く、世界でも十分に渡り合える技術は持っています。
初期は日本的なフェイクが目立っていましたが、R&B系のアーティストと共演するうちにフェイクのレパートリーも増えてきたため、これからますます歌唱力を上げていくでしょう。
声の厚みが出てくる40代あたりが楽しみですね。
Teenager Forever井口理(King Gnu)

King Gnuと言えば、常田大希さんと井口理さんのツインボーカルがステキなミクスチャーロック系のバンド。
少しハスキーな声の常田さんも魅力的ですが、今回フォーカスしたいのは、非常に心地いいハイトーンを聞かせてくれる井口さんのボーカルです。
東京藝大で声楽を学んだという彼、たしかにKing Gnuの楽曲の中に、いわゆる声楽っぽい発声や歌い方をしているものは皆無ですが、そこで学んだ経験は、King Gnuの楽曲の中の特徴でもあり魅力でもある、きれいなファルセットボイスでの歌唱などを筆頭に十二分に活かされていると思います。
また、ファルセット(高音)→ミックスボイス(中高音)→地声(中低音)と声の切り替えが非常にスムーズで、まったく違和感がないことにも井口さんの技術力の高さを感じられます。
これがあるからこそ、ハスキーな常田さんのボーカルとのコントラストが明確になってバンドの個性をより際立たせているんでしょうね。
田園玉置浩二(安全地帯)

感情がたかぶるパートも穏やかな静かなパートも、発声法をすべて知り尽くしているかのようにコントロールできる歌唱力は唯一無二です。
マイクとの距離の取り方も素晴らしいですね。
またギターの弾き方でもわかるようにグルーヴがとてつもないです。
BLOWIN’稲葉浩志(B’z)

稲葉浩志、言わずと知れたスーパーユニット、B’zのシンガーですね。
少々歌い方にクセが強く、好き嫌いの分かれるタイプのシンガーかもしれませんが、そのヌケのいいハイトーンやシャウトはロックシンガーとして素晴らしいものがあると思います。
また、B’zのサウンド自体はHM/HR的な要素の強いものですが、そんな楽曲を一部のマニアにだけ受けるものにせず、歌ものポップソングとして成立させて、ヒットに結びつけているところも、稲葉のボーカルの力、表現力によるところが大きいでしょう。
ピッチの良さも特筆ものですね!
fire after fireデーモン小暮閣下(聖飢魔II)

聖飢魔IIのボーカル、デーモン小暮閣下。
バンドのレベルは日本でトップクラスの実力をほこることで知られていますが、もちろんボーカルも日本トップクラスの水準を持っています。
閣下の魅力といえば、やはりハイトーンボイス。
よく居るただ高い声が出るというだけでなく、キレのある高い声でありながらもしっかりとした音圧を持っているのが、閣下の歌唱力を支えている要因と言えるでしょう。
どの楽曲を歌わせても自分のものにしてしまうのも、インテリジェンスと高いセンスを感じさせますね。
君は薔薇より美しい布施明
高音域までビブラートを自由自在にあやつる布施明。
この曲のサビの終わりの「変わった〜〜〜」の部分では、終わりなんて来るのかと疑うほど永遠に続くような美声をきかせてくれます。
またリズム感も良いので、つい踊りたくなりますね。