歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手
歌唱力が高いとはどういうことか……。
これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。
基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。
1つ目は基礎歌唱力。
これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。
2つ目は応用歌唱力。
これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。
そして、3つ目が表現力。
これは主に抑揚のことですね。
この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。
歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。
知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!
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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(1〜10)
Helter Skelter人見元基(VOW WOW)

日本はブラックミュージックよりも遥かにロックの方が人気な国です。
最近でこそヒップホップやR&Bが注目されましたが、それでもまだロックシーンは人気ですよね。
そんな日本のロックシーン史上、ぶっちぎりの歌唱力を持っているのが、VOW WOWのボーカルとして有名な人見元基さんです。
いわゆるハードロックのシンガーで、その歌唱力は世界の有名ロックシンガーとも対等に渡り合えるどころか、トップ層にも位置するほど。
倍音を維持したまま繰り出されるハイトーンボイスは圧巻です。
ぜひチェックしてみてください。
Sweet Home Town大木トオル

日本ではそこまで知られていませんが、ブルース界には世界的な活躍を収めている日本人シンガーがいます。
それが、こちらの『Sweet Home Town』を歌う大木トオルさんです。
彼はミスター・イエロー・ブルースという異名を持っており、アジア系で最も有名なブルースシンガーの1人です。
世界的な名曲である『Stand By Me』を歌ったベン・E・キングさんとも親交があり、何度もともに楽曲を制作してきました。
そんな大木トオルさんの歌唱力は、間違いなく日本でトップクラス。
声質において圧倒的なアドバンテージを持っており、純日本人の弱点である声の薄さは微塵も感じさせません。
ブルースのシンガーということもあり、フェイクやシャウトといった細かい技術にも秀でているので、ブラックミュージックが好きな方は要チェック!
Three O’clok Blues近藤房之助

日本で高い人気をほこるブルースシンガー、近藤房之助さん。
さすがに大木トオルさんを超える存在ではないものの、日本のブルースシンガーの中ではトップクラスの歌唱力をほこります。
お茶の間ではアニメ『ちびまる子ちゃん』の主題歌をB.B.クイーンズとして歌っていることで有名ですね。
こちらの『Three O’clok Blues』を聴いても分かるように本格的なブルースを歌えば、その歌唱力の高さがよくわかると思います。
木村充揮さんとは違ったベクトルのダミ声は圧巻で、温かみのあるボーカルからキレのあるシャウトを混ぜたハードなボーカルまで何でもこなしてしまう器用さを持ち合わせたシンガーです。
歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(11〜20)
FOR YOUR LOVE松崎しげる

厚みのある声質が印象的な歌手、松崎しげるさん。
意外と知られていませんが、松崎しげるさんは世界でも大きな活躍を収めた歌手です。
スペインで開催されるマジョルカ音楽祭という大会があるのですが、この大会はグラミー賞のようにヒットした楽曲を評価するのではなく、世界中から集められた技術力に優れた歌手が歌唱力や表現力を競う大会として知られています。
世界で活躍しているようなシンガーでも、必ずしとも実力もそなえてるわけではないため、このマジョルカ音楽祭で成績を残すのは非常に狭き門として知られていのですが、なんと松崎しげるさんはこの音楽祭で準優勝を果たしています。
彼の歌唱力はそういった実績が指し示す通り、非常に高い水準で、音圧に関しては日本でもトップクラスのものをほこっているでしょう。
さらにこちらの『FOR YOUR LOVE』のようにソウルフルなフェイクもできるので、世間からの評価以上に実力が高い歌手と言えます。
今宵の月のように宮本浩次(エレファントカシマシ)

エレファントカシマシのボーカル宮本浩次の歌声には、まったく偽りを感じないストレートな力強さを感じます。
歌唱力とは表現力でもあり、彼はまさにそれを体現するアーティストです。
簡単には説明できない魅力に今日もどこかでだれかがやられているでしょう。
My Style遠藤正明

JAM Projectのメンバーであり、日本を代表するアニソンシンガーの1人、遠藤正明さん。
ロックシーンでは非常に高い歌唱力を持っていることで知られていますね。
高音に注目されがちな歌手ですが、彼の歌唱力を支える根本の要因はハイトーンではありません。
彼の武器はどの音程でも音圧をキープできること。
さすがに母音が「い」のときは倍音で歌っているわけではありませんが、それ以外は基本的に倍音で歌っており、高い歌唱力も相まって、どのパートでも迫力を出せます。
紫の夜を越えて草野マサムネ(スピッツ)

数々のヒット曲を生み出しているバンド、スピッツのシンガーの草野マサムネさん。
彼の魅力は何と言っても、その素朴な歌声にあるでしょう。
主に息漏れの多い裏声寄りのミックスボイスを使用した歌唱ですが、この力まないスタイルの歌唱が独特の浮遊感とクリアさを演出して、楽曲に素朴でどこか懐かしい雰囲気ながらも鮮烈さを与えていますね。
こんな優しいボーカルスタイルの草野さんですが、デビュー前にはメタルやパンクのバンドも経験していたというのが興味深いです。
きっとそれらの体験もいい方向で彼の歌に作用しているのでしょうね。