歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手
歌唱力が高いとはどういうことか……。
これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。
基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。
1つ目は基礎歌唱力。
これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。
2つ目は応用歌唱力。
これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。
そして、3つ目が表現力。
これは主に抑揚のことですね。
この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。
歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。
知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!
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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(61〜70)
接吻田島貴男(ORIGINAL LOVE)

ORIGINAL LOVEのボーカル田島貴男の歌声を一度聴けば、心をつかんではなさない強烈な個性を感じるでしょう。
男らしくワイルドでありながらそれでいて甘い歌声に多くのファンが魅了されています。
時折きかせるフェイクが、これまたとても良いのです。
愛のメモリー松崎しげる

松崎しげるさんの通算14作目のシングルで1977年8月10日リリース。
ピッチ修正などさまざまな「歌をうまく聴かせる」ためのテクノロジーの発達した現代と違って、70年代〜80年代に活躍した歌手の方には非常に歌唱力の高い方が多いですが、とくにこの松崎しげるさんは、そのマックスで歌った時の声量からソフトに歌う時の表現力まで、とても素晴らしい歌を聴かせてくれるシンガーさんです。
全盛期の70年代以降でも、その歌唱力や声のパワーに衰えを感じさせないところもまた驚きですね。
ボイストレーナーとしての筆者の立場、耳で聴いても、松崎さんの発声は非常に素晴らしいと思います。
モニカ吉川晃司

吉川晃司さんのデビュー曲で1984年2月1日リリース。
やはり80年代から活躍されているシンガーさんの歌唱力は、とても素晴らしいものがありますね。
この吉川さんも歌い方にかなりクセがありますが、その基礎力、発声力などは確かなものをお持ちの方だと感じます。
今回ここでご紹介している『モニカ』は、リリース当時、かなり話題にもなり、高い売り上げを記録した楽曲ですが、個人的には、彼の歌い方は後のV系アーティストのシンガーさんにかなり影響を与えたのではないかなと感じています。
そんなJ-POP/J-ROCKの時系列に注目して聴いてみるのもおもしろいんじゃないかなと思いますよ。
島人ぬ宝比嘉栄昇(BEGIN)

沖縄県石垣市出身ということもあり、歌い回しに独特のイントネーションがあるBEGINのボーカル比嘉栄昇。
聴くものを優しく包み込むような歌声は、特にこの曲のような歌詞とメロディーを歌うと右に出るものはいないかもしれませんね。
マジンガーZ / INFINITYバージョン水木一郎

アニソンの帝王とも称される水木一郎さんの歌う人気アニメ『マジンガーZ』のメインテーマソングで、今回ご紹介する本作は、2018年に新たにリメイクされた『マジンガーZ Infinity』のテーマソング。
オリジナルのテレビアニメが放送されていたのは1970年代のことですが、あれから40数年を経過した本作でも水木さんは、当時からの衰えをまったく感じさせない見事な歌唱を披露してくれています。
いわゆるアニソンシンガーには高い歌唱力を誇る方が多いですが、その中でも、とくにこの水木一郎さんは群を抜いて素晴らしいシンガーさんなのではないでしょうか。
愛とか恋とか竹中雄大(Novelbright)

Novelbrightのメジャーセカンドフルアルバム『Assort』のリード曲で、同アルバムのリリースは2022年5月18日。
このNovelbrightでボーカルを務める竹中雄大さんも、とてもステキな高次倍音成分を多く含んだ歌声を持つシンガーさんですね。
もちろん、その歌声を見事に使いこなした歌唱表現もとてもステキで、今回ここでご紹介している楽曲『愛とか恋とか』の中でも、その優しく伸びやかな歌声と歌唱表現を存分に楽しむことができます。
皆さんがカラオケでこれを歌われる時も、できるだけ喉を締め上げずに声を上顎に当てるようにして歌うとご本人の歌唱に近づける気がします。
ぜひお試しを!
サボテンの花財津和夫(チューリップ)

これほどまで言葉のひとつひとつをやさしくゆったりと歌えるのはチューリップのボーカル財津和夫くらいしか思いつきません。
だからこそサビのりんとした歌い方を聴くと、ハッとしてさらにひきこまれていきます。
他にあまり類を見ない歌手です。