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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手

歌唱力が高いとはどういうことか……。

これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。

基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。

1つ目は基礎歌唱力。

これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。

2つ目は応用歌唱力。

これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。

そして、3つ目が表現力。

これは主に抑揚のことですね。

この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。

歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。

知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!

歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(41〜50)

悲しみは雪のように浜田省吾

悲しみは雪のように (ON THE ROAD 2011 “The Last Weekend”)
悲しみは雪のように浜田省吾

浜田省吾さんのシングルでオリジナルバージョンは1981年、リメイクバージョンが1992年にリリースされ、こちらはドラマ主題歌にも採用されています。

浜田省吾さんの歌の一番の魅力は、何と言ってもとくに低音に魅力のある、その歌声でしょう。

その声質を最大限に生かした楽曲作りとプロデュースが見事に実を結んだと言える作品でしょう。

決してアカデミックな意味ではハイトーンの出し方など正しいわけではありませんが、その欠点すらも魅力に変えて歌いこなす表現力は「さすが!!」としか言いようがありません。

壊れかけのRadio德永英明

この曲がとても有名ですが、他アーティストのカバーも歌われていて、どの歌を歌われていても徳永英明になるところがすごいと感じました。

声はもちろんきれいなんですが、この方も歌の表現力がとても高いと思います。

自身の声質に合わせて作ったのか、たまたまなのかわかりませんが、この曲と声は非常にマッチしていると思います。

I can understand itJAYE公山

日本でも有名なニューヨークのライブハウス、アポロシアター。

このハウスで行われるアマチュアナイトと呼ばれる新人シンガーの公演や、コンテストは非常に厳しいことで知られており、これまでにマイケル・ジャクソンさんやルーサー・ヴァンドロスさんといった有名歌手を輩出してきました。

そんなアポロシアターのコンテストで東洋人として初めてのグランプリを獲得したのが、こちらの『I can understand it』を歌うJAYE公山さんです。

シャウトがかかった伸びのある声質は圧巻で、ゴスペル出身のバックボーンを匂わせる快活なフェイクは非常に魅力的です。

やさしさで溢れるように (Cover)川畑要(CHEMISTRY)

川畑要 『「やさしさで溢れるように」with Little Glee Monster Recムービー』
やさしさで溢れるように (Cover)川畑要(CHEMISTRY)

ASAYAN(オーディションテレビ番組)にて堂珍嘉邦と共にCHEMISTRYとしてデビュー。

堂珍嘉邦と佐藤篤志(EXILE)の2名が有力だったのですが堂珍嘉邦とのハーモニーという意味であらけずりながらもデビューに至ったそうです。

そこから十数年、年を重ねるごとに歌声が磨かれ、もともと持っていたパンチのある歌声に美しさも加わってとてもずてきに響きます。

クリスマス・イブ山下達郎

榮倉奈々出演、山下達郎「クリスマス・イブ」特別映画版PV
クリスマス・イブ山下達郎

クリスマスが近づくと街でこの曲を聴かない日はないでしょう。

そんな名曲を歌うのは山下達郎です。

高音域ののびやかな歌声は、バックトラックの上をみずみずしく自由に泳ぎ回っているかのようです。

またフェイクの呼ばれる歌唱法も特ちょうですね。

祭りのあと桑田佳祐(サザンオールスターズ)

サザンオールスターズでも知られる桑田佳祐。

ライブパフォーマンスではおふざけキャラで観客をわかしたり、歌い回しをかなりアレンジしたりしますが、やはりその歌唱力は本物です。

音程もそうですが何と言ってもリズム感が良いですね!

独特のグルーヴが作曲にも役立っているのでしょう。

勝手にしやがれ沢田研二

沢田研二さんの19枚目のシングルで1977年5月リリース。

同年年末の各種賞レースで数々のタイトルを独占する大ヒット曲となり、同氏の代表曲になりました。

Bメロパートで衣装の帽子を投げる演出が印象的でした。

当時、アイドル的な扱いをされていた同氏ですが、その歌唱力はかなりのもの。

ハイトーンの伸びやかさ、低音の響き、そして何と言っても持ち前の声質の魅力、そしてその甘いルックスと、当時この曲が大ヒットに結びついたのも十分に納得できますね。

エンディング部分のロングトーンの安定感などは圧巻です。