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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手

歌唱力が高いとはどういうことか……。

これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。

基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。

1つ目は基礎歌唱力。

これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。

2つ目は応用歌唱力。

これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。

そして、3つ目が表現力。

これは主に抑揚のことですね。

この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。

歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。

知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!

歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(41〜50)

アイ秦基博

秦 基博 / アイ from 「A Night With Strings」
アイ秦基博

芯のあるハスキーな秦基博の歌声は、時にせつなく時に力強く人々の心をとらえます。

彼が一度歌い始めたら私たちには立ちつくすいがいに方法はないかもしれません。

それくらい圧倒的な歌声を、ぜひライブで体感したいですね。

歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(51〜60)

日常藤原聡(Official髭男dism)

日本のポップロックバンド、Official髭男dismの通算6作目のシングルで、2023年9月に『Chessboard』とのダブルAサイドシングルとしてリリースされました。

ちょっと憂いを帯びたようなメロディが印象的なミドルテンポのポップナンバーですね。

これを歌うボーカルのFukaseさんは、伸びやかな高音域での歌唱には定評のあるシンガーさんですが、その歌唱はこの楽曲でも健在!

比較的複雑に上下する歌唱難易度の高いメロディをリスナーにそれを感じさせることなく難なく歌いこなされています。

シンガーを目指す方には、歌唱表現による発声の使い分けの参考曲としても最適な一曲だと思います。

鋼の羽根野田洋次郎(RADWIMPS)

RADWIMPS – 鋼の羽根 [Official Music Video]
鋼の羽根野田洋次郎(RADWIMPS)

RADWIMPSの通算6作目の配信限定シングルで2021年4月5日配信スタート。

楽曲はとてもきれいなスローバラードで、その楽曲の中で、ボーカルの野田洋次郎さんは、優しくささやくようなソフトな歌唱から、とても力強いサビでの歌唱まで、非常にドラマティックに見事に歌い上げています。

楽曲が求める歌唱表現によって、地声からミックスボイス、ファルセット(裏声)まで巧みに使い分けて歌唱されています。

ロックバラードを歌うための参考楽曲としても非常に有用な楽曲だと思いますので、シンガーを目指す男性の皆さんはぜひ野田さんのこの曲での歌唱を参考にしてみてくださいね。

天体観測藤原基央(BUMP OF CHICKEN)

多くのヒット曲を出しているBump of Chiken。

そのヒットを支えている重要な要素のひとつは間違いなく、ボーカルの藤原の歌唱力、表現力によるところが大きいでしょう。

彼の歌の魅力は、誤解を恐れずに言うなら、普通っぽい、親しみやすいうまさにあるのではないでしょうか。

音域なども決して超人的なものを誇るタイプのシンガーではありませんが、主に中域で使用している多彩なミックスボイスにとくにシンガーとしてのレベルの高さを感じます。

一般にミックスボイスというと高域の響きを柔らかくするために使われることが多いですが、彼のカチッとした地声成分の多いパワフルなミックスボイスは、ロック系の曲を歌う多くのシンガーの参考になると思いますよ!

勝手にしやがれ沢田研二

沢田研二さんの19枚目のシングルで1977年5月リリース。

同年年末の各種賞レースで数々のタイトルを独占する大ヒット曲となり、同氏の代表曲になりました。

Bメロパートで衣装の帽子を投げる演出が印象的でした。

当時、アイドル的な扱いをされていた同氏ですが、その歌唱力はかなりのもの。

ハイトーンの伸びやかさ、低音の響き、そして何と言っても持ち前の声質の魅力、そしてその甘いルックスと、当時この曲が大ヒットに結びついたのも十分に納得できますね。

エンディング部分のロングトーンの安定感などは圧巻です。

HOWEVERTERU(GLAY)

ビジュアル系ロックバンドとして不動の地位を築きあげたGLAY。

ボーカル、TERUのハスキーな声質、そして飛んでいくようなハイトーンに魅了された方は多いのではないでしょうか。

その歌声を武器にGLAYは、ここで紹介した「HOWEVER」を含めて10作品以上がミリオンセラーを達成しています。

夢の中へ井上陽水

井上陽水 – 「夢の中へ」 ミュージックビデオ
夢の中へ井上陽水

歌詞にはオリジナルの造語を取り入れたり、独特の世界観を持っている井上陽水。

歌い方もたくさんモノマネされるくらい特ちょうがあります。

その特ちょうに耳が言ってしまいますが、高音域を出す時には少し歌声に切なさが加わったり、音量の下がらないファルセットであったり、その歌唱力のレベルの高さに魅了されます。