歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手
歌唱力が高いとはどういうことか……。
これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。
基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。
1つ目は基礎歌唱力。
これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。
2つ目は応用歌唱力。
これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。
そして、3つ目が表現力。
これは主に抑揚のことですね。
この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。
歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。
知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!
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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(21〜30)
ダンスホール大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)

Mrs. GREEN APPLEのミニアルバム『Unity』収録曲で、2022年7月リリース。
アルバムリリースに先駆けて同年の5月に先行配信リリースされています。
このMrs. GREEN APPLEでボーカルを務める大森元貴さん、非常に魅力的な高次倍音成分を多く含んだ歌声の持ち主ですが、その歌声はこの楽曲の中でも健在!
もともとの甲高い声に加えて、さまざまなハイトーンボイスを巧みに使い分けることで、見事に楽曲を表現されています。
ハイトーンの男性ボーカルがお好きな方には、自信を持ってオススメできる一曲です。
シンガーを目指す方の参考曲としても、とても役に立つ一曲だと思いますよ。
Bumpin’ Freakin’L.L BROTHERS

かつて、日本のR&Bシーンで大活躍を収めた兄弟デュオ、L.L BROTHERS。
1990年代後半や2000年代当初は日本のR&Bの黎明期ということもあり、まだ本格的なR&Bは少なかったのですが、彼らはそんな時代で既に本格的なR&Bに取り組んでいました。
そんな彼らは180cmを超える非常に恵まれた体格を持っており、その体格から生まれる全身で共鳴する声質は圧巻です。
フェイクに関しても海外のR&Bシンガーと比べても聴き劣りしないものを持っています。
ラップも非常にレベルが高く、TOKONA-Xさんのファステストラップをイメージさせるフロウが特徴です。
La La La Love Song久保田利伸

久保田利伸が、いわゆるJ-R&Bの世界に果たした功績は計り知れないものがあるでしょう。
彼以前にもR&Bにインスパイアされたであろう日本人シンガーはいましたが、ブラックミュージック独特のリズム感などを、日本語の歌詞でここまで表現できた人は彼以前には存在しなかったと思います。
もちろん声の伸びやかさやピッチの正確さも特筆もの。
年齢的にはすでに円熟期に達している彼ですが、声の伸びやかさにはあまり衰えも感じさせないところも素晴らしいですね。
浪漫飛行石井竜也(米米CLUB)

ベテラン人気グループ、米米CLUBのシンガー、石井竜也。
彼の歌声の魅力は、その深みのある、よく響く中低域の声にあるのではないでしょうか。
この「よく響く中低域」というのが、実は歌う上で一番難しい音域でもあるんです。
高い声は、ある意味、声帯を支配する筋力などを鍛えればある程度、音域を伸ばすこともさほど難しくないのですが、低域は、もともとその人の持っている声帯の長さの限界を超える低い音は出ない上に、できるだけ弛緩させないと低い音にならないので、この状態で深みがあって張りのある声を出すのは非常に難しいのです。
中低域を強化したいとお考えの方にはとても参考になるシンガーだと思いますので、ぜひ研究してみてくださいね。
20+∞Century Boysyasu(Acid Black Cherry)
大人気、V系バンド、Acid Black Cherryのシンガー、yasu。
彼の歌声の魅力は何と言っても、そのクリアでブライトでパワフルな中高域にあるでしょう。
おそらく息漏れの少ない地声成分の多めのミックスボイスを主体とした歌唱だと思いますが、中低域の地声やフッと抜くようなファルセットボイスとの繋がりも良く、また地声で歌っている中低域の「深み」のある声も魅力的ですね。
いわゆるV系的な独特のクセが少ないところも個人的には聴きやすくて好きですね。
片隅三浦大知

歌唱力だけではなく、ダンスパフォーマンスなどでも定評のある三浦大知。
声自体にはさほどの「凄み」はないため、一聴しただけでは、中高域のミドルボイスを中心に歌う、よくいる現代R&Bインスパイアードなシンガーなのかな?と思ってしまう部分も多々ありますが、注意深く聞いているとさにあらず! 柔らかいミドルボイスやファルセットを中心にまとめた歌唱の中、要所要所にパワフルな地声のハイトーンを巧みに織り交ぜて、非常にカラフルな歌唱を聴かせてくれます。
もっと様々なジャンルに挑戦したものを聞いてみたい!と思わせるシンガーです。
WHO’S GONNA SAVE USHyde(L’Arc~en~Ciel)

アップテンポな曲から、壮大でゆったりとしたバラードまで歌いこなし、また優しく語りかけるような歌い方から壊れそうなシャウトまで、さまざまな歌唱法を持ち合わせているL’Arc〜en〜Cielのボーカル、ソロ名義での活動も盛んなhyde。
ビジュアルイメージを含め、多くのファンが彼のトリコです!
音域、表現力などはもちろん、おそらく練習で身につけたわけではなく、もとから複式呼吸法で歌われていたため、どんな歌でも楽々歌われてしまうのは圧巻です。
ライブでもピッチがずれることがほとんどなく、それでいてパフォーマンスも素晴らしいので見応えも聴き応えもあります。