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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手

歌唱力が高いとはどういうことか……。

これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。

基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。

1つ目は基礎歌唱力。

これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。

2つ目は応用歌唱力。

これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。

そして、3つ目が表現力。

これは主に抑揚のことですね。

この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。

歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。

知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!

歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(21〜30)

P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~ISSA(DA PUMP)

DA PUMP / P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~ Short version
P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~ISSA(DA PUMP)

音感もあって音域も広く、声量もかなりあり歌手として必要なポイントを高水準で持っている歌い手さんです。

ただこの方のすごいところは、それを激しい踊りの中で発揮されているところで、ダンスをしながらブレスや発声をキープできるところにあると思います。

やさしくなりたい斉藤和義

斉藤和義 – やさしくなりたい [Music Video]
やさしくなりたい斉藤和義

日本を代表するシンガーソングライター、斉藤和義さん。

1993年のデビュー以来、独特の歌声と親しみやすいメロディで多くのファンを魅了し続けています。

「四畳半じゃ狭すぎる」というキャッチフレーズでデビューした彼は、『歩いて帰ろう』や『やさしくなりたい』などのヒット曲を生み出しました。

2020年には、コロナ禍で自宅録音による意欲作アルバム『55 STONES』をリリース。

ジャンルにとらわれない自由な音楽性と、弾き語りからバンドスタイルまでこなす多彩な才能は、音楽好きなら一度は体験してほしい魅力です。

ダンスホール大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)

Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」Official Music Video
ダンスホール大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)

Mrs. GREEN APPLEのミニアルバム『Unity』収録曲で、2022年7月リリース。

アルバムリリースに先駆けて同年の5月に先行配信リリースされています。

このMrs. GREEN APPLEでボーカルを務める大森元貴さん、非常に魅力的な高次倍音成分を多く含んだ歌声の持ち主ですが、その歌声はこの楽曲の中でも健在!

もともとの甲高い声に加えて、さまざまなハイトーンボイスを巧みに使い分けることで、見事に楽曲を表現されています。

ハイトーンの男性ボーカルがお好きな方には、自信を持ってオススメできる一曲です。

シンガーを目指す方の参考曲としても、とても役に立つ一曲だと思いますよ。

GreenGreen岩沢厚治(ゆず)

大人気フォークデュオ、ゆずで高音担当のシンガー、岩沢厚治。

彼の歌の魅力はなんといっても、そのクリアで非常に芯の強いハイトーンボイスでしょう。

デュオの高音担当ということで、常にかなりの高域での歌唱が多い岩沢ですが、これをさらっと余裕で歌っているように聴かせられるところに彼のシンガーとしての凄みを感じさせられますね。

並みのシンガーならファルセットで抜くような高音でも、ミックスボイスで歌い切ってしまえる希少なシンガーの一人でしょう。

星空のディスタンス桜井賢(THE ALFEE)

THE ALFEE (この曲のリリース当時はALFEE)の17枚目のシングルで1984年1月リリース。

メンバー3人がそれぞれリードボーカルを取れることがウリのTHE ALFEEですが、この曲でリードボーカルを取るのは、大ヒットした前作『メリーアン』に引き続き、ベースの桜井さん。

ハイトーンが魅力の高見沢さん、暖かい歌声が魅力の坂崎さんと、ALFEEのメンバーはそれぞれ魅力的なシンガーではありますが、こと歌唱力にかけてはこの桜井さんが一番でしょう。

この曲のようなアップテンポのハードロック色の強い曲でリードを取るこの多い桜井さんですが、その歌声はどちらかと言えば、演歌や歌謡曲っぽい曲の方が向いているような気がするのは僕だけでしょうか(笑)。

桜井さんの歌唱はもちろん、THE ALFEEのトレードマークでもある美しいコーラスワークにも注目してお聴きください!

Bumpin’ Freakin’L.L BROTHERS

LL BROTHERS / Bumpin’ Freakin’ -PV-Music video- 2000
Bumpin' Freakin'L.L BROTHERS

かつて、日本のR&Bシーンで大活躍を収めた兄弟デュオ、L.L BROTHERS。

1990年代後半や2000年代当初は日本のR&Bの黎明期ということもあり、まだ本格的なR&Bは少なかったのですが、彼らはそんな時代で既に本格的なR&Bに取り組んでいました。

そんな彼らは180cmを超える非常に恵まれた体格を持っており、その体格から生まれる全身で共鳴する声質は圧巻です。

フェイクに関しても海外のR&Bシンガーと比べても聴き劣りしないものを持っています。

ラップも非常にレベルが高く、TOKONA-Xさんのファステストラップをイメージさせるフロウが特徴です。

片隅三浦大知

三浦大知 (Daichi Miura) / 片隅
片隅三浦大知

歌唱力だけではなく、ダンスパフォーマンスなどでも定評のある三浦大知。

声自体にはさほどの「凄み」はないため、一聴しただけでは、中高域のミドルボイスを中心に歌う、よくいる現代R&Bインスパイアードなシンガーなのかな?と思ってしまう部分も多々ありますが、注意深く聞いているとさにあらず! 柔らかいミドルボイスやファルセットを中心にまとめた歌唱の中、要所要所にパワフルな地声のハイトーンを巧みに織り交ぜて、非常にカラフルな歌唱を聴かせてくれます。

もっと様々なジャンルに挑戦したものを聞いてみたい!と思わせるシンガーです。