歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手
歌唱力が高いとはどういうことか……。
これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。
基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。
1つ目は基礎歌唱力。
これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。
2つ目は応用歌唱力。
これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。
そして、3つ目が表現力。
これは主に抑揚のことですね。
この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。
歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。
知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!
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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(21〜30)
始まりはいつも雨ASKA

もはや大御所中の大御所的なイメージも強い、チャゲアスのASKA。
少々クセの強い歌い方ながらも、その優しい歌声で数々のヒット曲を世に送り出してきました。
今回、映像をご紹介している、97年リリースの『はじまりはいつも雨』なんかは、特にシンガーとしての絶頂期の歌声ではないでしょうか。
その独特な歌い方のせいで「粘着質な歌」なんて揶揄されることもあるようですが、そこはご愛嬌ってところでしょう(笑)個人的にはこれはこれで彼独自の歌唱表現としてとてもいいと思います。
発声の使い分け、パワフルにもソフトにも響かせることのできるミックスボイスなど、とても高い歌唱力を誇るシンガーだと思います。
上手いながらも素朴さ、普通さもウリにするシンガーも多い現代、この少々、昭和的な歌の上手さは貴重とも言えるかもしれないですね。
星空のディスタンス桜井賢(THE ALFEE)

THE ALFEE (この曲のリリース当時はALFEE)の17枚目のシングルで1984年1月リリース。
メンバー3人がそれぞれリードボーカルを取れることがウリのTHE ALFEEですが、この曲でリードボーカルを取るのは、大ヒットした前作『メリーアン』に引き続き、ベースの桜井さん。
ハイトーンが魅力の高見沢さん、暖かい歌声が魅力の坂崎さんと、ALFEEのメンバーはそれぞれ魅力的なシンガーではありますが、こと歌唱力にかけてはこの桜井さんが一番でしょう。
この曲のようなアップテンポのハードロック色の強い曲でリードを取るこの多い桜井さんですが、その歌声はどちらかと言えば、演歌や歌謡曲っぽい曲の方が向いているような気がするのは僕だけでしょうか(笑)。
桜井さんの歌唱はもちろん、THE ALFEEのトレードマークでもある美しいコーラスワークにも注目してお聴きください!
SEVEN DAYS WAR宇都宮隆(TM NETWORK)

プロの歌手という印象の強い方です。
例えば同じキーでも曲によって元の声のまま出すこともあれば裏声で歌われることもあったり、声の大きさなども非常に気を使って歌われているんだと思います。
もしかしたら小室さんの細かい指示などもあったのかもしれません。
浪漫飛行石井竜也(米米CLUB)

ベテラン人気グループ、米米CLUBのシンガー、石井竜也。
彼の歌声の魅力は、その深みのある、よく響く中低域の声にあるのではないでしょうか。
この「よく響く中低域」というのが、実は歌う上で一番難しい音域でもあるんです。
高い声は、ある意味、声帯を支配する筋力などを鍛えればある程度、音域を伸ばすこともさほど難しくないのですが、低域は、もともとその人の持っている声帯の長さの限界を超える低い音は出ない上に、できるだけ弛緩させないと低い音にならないので、この状態で深みがあって張りのある声を出すのは非常に難しいのです。
中低域を強化したいとお考えの方にはとても参考になるシンガーだと思いますので、ぜひ研究してみてくださいね。
片隅三浦大知

歌唱力だけではなく、ダンスパフォーマンスなどでも定評のある三浦大知。
声自体にはさほどの「凄み」はないため、一聴しただけでは、中高域のミドルボイスを中心に歌う、よくいる現代R&Bインスパイアードなシンガーなのかな?と思ってしまう部分も多々ありますが、注意深く聞いているとさにあらず! 柔らかいミドルボイスやファルセットを中心にまとめた歌唱の中、要所要所にパワフルな地声のハイトーンを巧みに織り交ぜて、非常にカラフルな歌唱を聴かせてくれます。
もっと様々なジャンルに挑戦したものを聞いてみたい!と思わせるシンガーです。
P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~ISSA(DA PUMP)

音感もあって音域も広く、声量もかなりあり歌手として必要なポイントを高水準で持っている歌い手さんです。
ただこの方のすごいところは、それを激しい踊りの中で発揮されているところで、ダンスをしながらブレスや発声をキープできるところにあると思います。
WHO’S GONNA SAVE USHyde(L’Arc~en~Ciel)

アップテンポな曲から、壮大でゆったりとしたバラードまで歌いこなし、また優しく語りかけるような歌い方から壊れそうなシャウトまで、さまざまな歌唱法を持ち合わせているL’Arc〜en〜Cielのボーカル、ソロ名義での活動も盛んなhyde。
ビジュアルイメージを含め、多くのファンが彼のトリコです!
音域、表現力などはもちろん、おそらく練習で身につけたわけではなく、もとから複式呼吸法で歌われていたため、どんな歌でも楽々歌われてしまうのは圧巻です。
ライブでもピッチがずれることがほとんどなく、それでいてパフォーマンスも素晴らしいので見応えも聴き応えもあります。