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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手

歌唱力が高いとはどういうことか……。

これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。

基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。

1つ目は基礎歌唱力。

これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。

2つ目は応用歌唱力。

これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。

そして、3つ目が表現力。

これは主に抑揚のことですね。

この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。

歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。

知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!

歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(111〜120)

レッツゴー!! ライダーキック子門真人

日本人で、おそらくこの仮面ライダーの主題歌を聴いたことのない方は居ないと言っても過言ではないほど有名な曲ですね。

歌っているのは、『およげ!たいやきくん』や、その他のたくさんの特撮、アニメ作品などを歌っていたことで知られる子門真人さん。

その歌唱は、お笑い芸人さんにモノマネされるほど、母音、子音の発音に少々クセのある歌唱ですが、それもまた個性。

この楽曲でも持ち前の歌唱力の高さをいかんなく発揮されています。

Always下山武徳

下山武徳 – Always (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
Always下山武徳

北海道のHM/HR、SABER TIGERのシンガー、下山武徳さんの2019年リリースのソロアルバム『WAY OF LIFE』収録曲。

バンド活動と並行して、「下山武徳的夜会」と題したアコースティックソロツアーも精力的にこなす下山さん。

そこで培われた歌唱力と圧倒的な歌声はこの作品でも健在です。

筆者は彼の前作シリーズであるアコースティック四部作のプロデュースを経験していますが、初めてスタジオで彼の歌を録った時には、その歌唱力、表現力に衝撃を受けました。

少々表現がくどいのはご愛嬌ってことで(笑)。

唯一無二のシンガーさんだと思います。

望郷竜飛崎彩青(りゅうせい)

細川たかしさんの弟子として有名な、北海道岩見沢市出身の演歌歌手、彩青さん。

5歳から民謡、7歳からは津軽三味線を習い、民謡の素養を幼い頃からつけてきたそうです。

11歳の頃には日本でもトップクラスの実力をほこる細川たかしさんに師事するようになり、2019年にデビューを果たしました。

そんな彼の魅力は、なんといってもボーカルテクニック。

細川たかしさんに似た歌い方であることはもちろんのこと、歌唱力も非常に高いクオリティです。

本格派の若手演歌歌手をお探しの方は、ぜひ彼をチェックしてみてください。

誰か故郷を想わざる霧島昇

福島県出身の流行歌手、霧島昇さん。

昭和12年に『赤城しぐれ』でデビューし、翌年には松竹映画のテーマ曲で一躍有名になりました。

戦後も『リンゴの唄』など3千曲以上を歌い上げ、NHK紅白歌合戦にも5回出場。

そんな彼の魅力は、なんといっても安定した歌唱力。

基礎的な声量や音程はもちろん、抑揚のつけ方も見事で、昭和の名曲を数多く歌い上げました。

昭和13年にはミス・コロムビアさんとデュエットで大ヒットを飛ばすなど、実力派ぞろいの昭和初期の歌謡界でも際立つ存在感を示しています。

昭和の名曲や歌謡史に興味のある方にぜひおすすめです。

北の出世船福田こうへい

💙歌:福田こうへい🎵「北の出世船」🍀(本人歌唱)🔴HD 1080p60
北の出世船福田こうへい

岩手県出身の演歌歌手、福田こうへいさん。

日本民謡の伝統を守りつつ、現代的な感覚を取り入れた歌唱スタイルで知られています。

2012年にメジャーデビューし、翌年には日本レコード大賞新人賞を受賞。

NHK紅白歌合戦にも複数回出場を果たしました。

彼の魅力は、なんといっても力強い歌声と心に訴える歌詞。

郷土愛や自然の美しさを讃える曲が多く、幅広い年齢層のファンを持っています。

デビュー曲『南部蝉しぐれ』や『道ひとすじ』などがヒット。

演歌界の新たな顔として注目されているので、ぜひチェックしてみてください。

Rx OverdriveKoie(Crossfaith)

Crossfaith – ‘Rx Overdrive’ Official Music Video
Rx OverdriveKoie(Crossfaith)

日本を代表する実力派のメタルコアバンド、Crossfaith。

邦ロックではなく、本物の日本のロックに興味がある方であれば、誰でも知っているバンドだと思います。

そんなCrossfaithのボーカルを支えるのが、Koieさんです。

デスボイスのコントロールに関しては、もはや説明するまでもありませんね。

基礎歌唱力にも優れており、ライブパフォーマンスでは衰えを見せません。

中音域の声質は海外バンドと比べても聴き劣りすることはなく、どんなパートでも安定した歌唱力を発揮できるシンガーです。

千曲川五木ひろし

福井県美浜町出身の五木ひろしさんは、1964年にコロムビアレコードからデビューした演歌歌手です。

1971年の『よこはま・たそがれ』で大ヒットを飛ばし、一躍ミリオンセラー歌手に。

NHK紅白歌合戦には50回連続出場を果たし、日本レコード大賞では「大賞」2回など数々の記録を打ち立てています。

圧倒的な歌唱力というよりは、誰よりも丁寧に歌い上げる天才で、完璧に合わせたピッチが印象的ですね。

様々なジャンルの要素を取り入れた音楽性で、日本の歌謡曲の伝統を守りつつ新しい音楽の形を模索し続けています。

丁寧でキレイな歌声に魅了されたい方にオススメの歌手です。