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歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手

歌唱力が高いとはどういうことか……。

これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。

基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。

1つ目は基礎歌唱力。

これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。

2つ目は応用歌唱力。

これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。

そして、3つ目が表現力。

これは主に抑揚のことですね。

この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。

歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。

知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!

もくじ

歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(101〜120)

喜劇星野源

星野源 – 喜劇 (Official Video)
喜劇星野源

星野源さんの配信限定シングルで、2022年4月8日リリース。

テレビ東京系テレビアニメ『SPY×FAMILY』のエンディングテーマとして書き下されました。

これを歌う星野源さん、決して押し付けがましくならない素朴な歌唱がとても魅力のシンガーさんですが、この楽曲の中でもそのステキな歌声は存分に楽しめるようになっています。

特にミックスボイス〜ファルセットの発声を中心に歌われているサビ部分の歌唱は、ある意味で彼の真価を発揮できているのではないでしょうか。

男性のファルセットでの歌唱の練習素材としても最適な一曲だと思います。

罪の恋二見颯一

二見颯一「罪の恋」MUSIC VIDEO
罪の恋二見颯一

民謡の大会で好成績を収めた実力派の演歌歌手、二見颯一さん。

宮崎県国富町出身で幼い頃から演歌や民謡に触れており、中学1年では民謡民舞少年少女全国大会中学生の部で優勝、高校2年では正調刈干切唄全国大会男性の部で優勝を果たしています。

そんな彼の魅力は、なんといっても歌唱力。

過去の成績が物語っているように、非常に高い歌唱力を持っており、こぶしの効き方はこの世代の歌手のなかでもトップクラスです。

ぜひチェックしてみてください。

涙ぐらし角川博

広島県出身の演歌歌手、角川博さん。

1976年にデビューし、「涙ぐらし」で注目を集めました。

その後も、女性の心情を歌った楽曲で人気を博し、特に1987年にリリースされた楽曲はテレサ・テンさんにもカバーされるほどの反響を呼びました。

角川さんの魅力は、なんといっても深みのある歌声。

クラブ歌手としての経験を活かし、聴衆の心に響く歌い方を身につけています。

演歌特有の「こぶし」を回す技術も習得し、幅広い表現力で多くのファンを魅了しています。

心に響く演歌が好きな方にはぜひおすすめです。

夫婦春秋村田英雄

夫婦春秋 村田英雄 昭和42年
夫婦春秋村田英雄

演歌界の重鎮として知られる村田英雄さん。

福岡県出身で、幼少期から浪曲師として活動を始め、16歳で海軍に志願するなど波乱万丈な人生を歩んできました。

1958年に古賀政男に見出され、『無法松の一生』で歌手デビュー。

その後、1961年に発売した楽曲がミリオンセラーとなり、一躍スターダムにのし上がりました。

そんな彼の魅力は、なんといっても力強い歌声と表現力豊かな歌唱。

浪曲師としての経験を活かした独特の節回しは、多くの人々の心を揺さぶります。

俳優としても活躍し、任侠映画の主演を務めるなど、マルチな才能を発揮しました。

演歌や歌謡曲が好きな方はもちろん、日本の伝統芸能に興味がある方にもおすすめです。

望郷じょんから細川たかし

北海道虻田郡真狩村出身の演歌歌手、細川たかしさん。

1975年に『心のこり』でデビューし、80万枚を超える大ヒットを記録。

1982年には『北酒場』で日本レコード大賞を受賞し、翌年には『矢切の渡し』で2年連続受賞を果たしています。

そんな彼の魅力は、なんといっても圧倒的な歌唱力。

基礎歌唱力はもちろん、応用歌唱力や表現力も非常に高く、演歌界の頂点に君臨し続けています。

テレビ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!』にレギュラー出演したこともあり、幅広い層からの支持を得ているのも特徴ですね。

演歌が好きな方はもちろん、本格的な歌唱力を持つ歌手に興味がある方にもオススメです。

Always下山武徳

下山武徳 – Always (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
Always下山武徳

北海道のHM/HR、SABER TIGERのシンガー、下山武徳さんの2019年リリースのソロアルバム『WAY OF LIFE』収録曲。

バンド活動と並行して、「下山武徳的夜会」と題したアコースティックソロツアーも精力的にこなす下山さん。

そこで培われた歌唱力と圧倒的な歌声はこの作品でも健在です。

筆者は彼の前作シリーズであるアコースティック四部作のプロデュースを経験していますが、初めてスタジオで彼の歌を録った時には、その歌唱力、表現力に衝撃を受けました。

少々表現がくどいのはご愛嬌ってことで(笑)。

唯一無二のシンガーさんだと思います。