歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手
歌唱力が高いとはどういうことか……。
これを問われて、明確に答えられる人はなかなか少ないと思います。
基本的に歌唱力を構成する要素は大きく分けて3つあります。
1つ目は基礎歌唱力。
これは声量、音程、リズム感、などといった基礎的な歌唱力のことですね。
2つ目は応用歌唱力。
これはフェイクやビブラート、シャウト、などといったと、言ってしまえば小手先の技術のことですね。
そして、3つ目が表現力。
これは主に抑揚のことですね。
この3つ目の要素の判断はとても難しいものです。
歌唱力は大きく分けてこの3つの要素があるわけですが、今回はこれらを基準に日本の本当の意味で歌唱力が高い男性歌手をピックアップしました。
知名度を無視して”ガチで”選定しているので、閲覧稼ぎのために知名度の高い歌手を並べてるだけの歌唱力ランキングに飽き飽きしている方は必見です!
- 声がいい男性歌手。かっこよくて色気を感じる歌声まとめ
- 高音が魅力の男性アーティストの名曲。おすすめの人気曲
- イケボ・高音など魅力がいっぱい!オススメの男性歌い手まとめ
- 【迫力】声量がすごい邦楽シンガーまとめ
- 男性シンガーソングライターの歌詞がいい歌・人気曲ランキング【2025】
- 男性アーティストが歌う名曲・人気曲の名カバー
- 声が高い男性ボーカルのオススメカラオケソング
- 【クリスタルボイス】透明感のある歌声を持ったアーティスト
- カラオケで歌いたい!Z世代におすすめしたい男性アーティストの曲
- 歌うま俳優まとめ。高い歌唱力を誇る男性有名人
- 【男性向け】難易度の高い演歌の名曲
- 令和も見逃せない。歌がうまい演歌歌手
- 【2025】歌うのが難しい演歌~男性歌手編
歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(121〜130)
兄弟船鳥羽一郎

日本の演歌界を代表する歌手の一人、鳥羽一郎さん。
漁業従事者たちの「心意気」や「絆」を力強く歌い上げるスタイルが特徴的です。
NHK紅白歌合戦に20回出場し、全国に12個の歌碑が建立されるなど、その影響力は絶大。
寡黙でシャイな性格とされる鳥羽さんですが、歌唱力は折り紙つき。
特に基礎歌唱力と表現力に優れており、抑揚のつけ方は見事です。
また、海難遺児救済活動や刑務所への慰問など、社会貢献活動にも熱心。
演歌ファンはもちろん、日本の伝統音楽に興味がある方にもおすすめの歌手です。
恋唄前川清

長崎県佐世保市出身の歌手、前川清さん。
1969年に『内山田洋とクール・ファイブ』のリード・ヴォーカリストとしてデビューし、その後ソロでも活躍。
紅白歌合戦には29回出場という輝かしい実績を持っています。
そんな彼の魅力は、なんといっても幅広い音楽性。
演歌や歌謡曲はもちろん、ポップスやロックまでこなす実力派です。
坂本龍一さんや井上大輔さんとのコラボレーションも話題になりました。
また、バラエティ番組での活躍も見逃せません。
1970年代半ばの「欽ちゃんのドンとやってみよう!」では、個性的なキャラクターで人気を博しました。
歌唱力と演技力を兼ね備えた、まさに稀有な存在と言えるでしょう。
津軽恋女新沼謙治

岩手県大船渡市出身の演歌歌手、新沼謙治さん。
1976年に『おもいで岬』でデビューし、続く『嫁に来ないか』が大ヒット。
同年、新人賞と紅白初出場を果たしています。
「気持ちよく悲しい男」というキャッチフレーズで表現される彼の魅力は、なんといっても独特の歌唱力。
2012年には東日本大震災プロジェクトのチャリティーソングに参加するなど、社会貢献活動にも積極的。
そんな彼の楽曲は、感動的な歌詞と心に響く歌声が特徴ですので、演歌ファンの方はもちろん、心温まる楽曲をお探しの方にもおすすめです。
東京やしきたかじん

関西を代表する歌手として知られるやしきたかじんさん。
ポップス、AOR、歌謡曲と幅広いジャンルで活躍し、1976年にデビューしました。
『なめとんか』や『泣いてもいいか』などのヒット曲を生み出し、多くのファンを魅了しました。
彼の魅力は、個性的な歌声と情感豊かな歌詞にあります。
1980年には東京に進出し、人気アニメのテーマ曲も担当。
その後、関西に戻り、ラジオやテレビでも活躍。
2014年に亡くなるまで、主婦層を中心に絶大な支持を得ていました。
たかじんさんの楽曲は、関西弁の魅力を存分に活かした歌詞と、力強い歌唱力が特徴です。
関西の文化や風土を感じたい方にぜひおすすめです。
歌が上手い。歌唱力が高い日本の男性歌手(131〜140)
Symphony平井大

平井大さんの歌唱スタイルには、豊かな音域と抑揚のある歌い方が特徴的。
彼は感情豊かに歌詞を表現し、繊細なニュアンスや情感を聴く人に伝える力があると感じました。
とくに楽曲の場面、場面での休符の歌い方、使い方がとてもうまいシンガーさんだ思います。
ただ単に譜面に正確に歌うだけでは、この表現は得られません。
歌の中での休符の使い方について書き始めると、とてもここには書ききれない量の文章になってしまうので、詳細については、ここでは言及しませんが、そんな歌の中での「ちょっとした間」に着目して彼の歌唱を聴いてみてください。
おわりに
「歌が上手い、歌唱力が高いシンガー」というタイトルでご提供してきた本稿ですが、そもそも「歌が上手い」「歌唱力が高い」って、どういうことなんでしょうね?
超人的にピッチ(音程)がいいシンガーもいれば、圧倒的な声量などの発声を誇るシンガー、非常に心地いいグルーヴで歌を聴かせてくれるシンガー等々、一言で「歌が上手い」「歌唱力が高い」と言っても、その内容は、シンガー、アーティストにより様々です。
実際、本記事でご紹介してきたシンガーさんの中だけでもいろんなタイプのシンガーさんがおられたと思います。
そんなさまざまなタイプ、さまざまな方向から「歌の上手さ」について実感していただければ幸いです。