細川たかしの人気曲ランキング【2025】
日本の演歌歌手の大御所ともいえる彼は、民謡三橋流の名取であり、三橋美智貴とも名乗っています。
圧倒的な歌唱力をほこり、「矢切の渡し」、「浪花節だよ人生は」などたくさんのヒット曲をとばしました。
そんな彼の人気曲をまとめてみました。
細川たかしの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
北酒場細川たかし1位

北国の酒場を舞台に、恋の始まりの一瞬を切り取った心温まる演歌の名曲です。
酒場街での出会いから、関係が深まっていく様子までを情感豊かに描写しています。
細川たかしさんの力強くも繊細な歌声が、酒場での出会いに胸を躍らせる男の気持ちを見事に表現しています。
1982年3月のリリース後、テレビ番組『欽ちゃんのドコまでやるの?』での披露をきっかけに大ブレイク。
その年の第24回日本レコード大賞を受賞し、『第33回NHK紅白歌合戦』でも披露されました。
軽快でポップなメロディと演歌らしい情感が絶妙なバランスで溶け合った本作は、酒場のムードに浸りながら、ゆったりと歌える1曲。
仲間との楽しい飲み会の締めくくりに、ぜひ歌ってみてはいかがでしょうか?
望郷じょんから細川たかし2位

天性の伸びやかな高音と民謡のバックグラウンドに裏打ちされた卓越した歌唱力、表現力で知られる細川たかしさん。
本作は1985年にリリースされた代表曲の一つで、イントロの鮮烈な三味線の音色と民謡的な細川さんの歌唱に圧倒される名曲中の名曲ですね。
素人でもこの曲を歌いこなす難しさは冒頭だけで理解できますが、やはり民謡的なパートが一番の難所と言えるでしょう。
とはいえメインパートも細川さんらしい力強いハイトーンかつロングトーンで魅せる歌唱が多く登場しますし、相当な肺活量を要求されますね。
民謡のパートはリズムを取ることも非常に難しく感じるはずですから、原曲を何度も聴いてリズムとメロディを体に覚え込ませるようにしてみてください。
浪花節だよ人生は細川たかし3位

昭和の大阪を背景に女性の人生模様を歌い上げた演歌の名曲。
1984年8月に細川たかしさんのシングルとして発売された本作は、もともと1976年に小野由紀子さんの楽曲として世に出ましたが、細川さんの歌唱で広く愛されるようになりました。
第26回日本レコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞し、NHK紅白歌合戦では水前寺清子さんとの対戦も話題に。
恋に振り回され、人の情けにすがりながらも懸命に生きる女性の姿が、浪花節の節回しとともに心に響きます。
演歌の深い情感に浸りたいときにピッタリの1曲です。
心のこり細川たかし4位

細川たかしさんのデビュー曲として、今もなお、多くの人々に愛される名曲、『心のこり』。
本作はまだ細川たかしさんが民謡に触れていなかった時代にリリースされた楽曲ということもあり、そこまで複雑なこぶしは登場しません。
やや高めの楽曲なのですが、その分、ボーカルラインが単調で、伸びやかなボーカルを意識していれば、十分に歌い切れます。
音域自体はそれほど広くはないので、しっかりと自分のキーに合わせれば、問題なく歌えるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
男船細川たかし5位

北の荒波に立ち向かう漁師の勇姿を描いた演歌の名曲。
津軽三味線とトランペットが織りなす力強い旋律が、荒海にたゆたう船の情景を見事に表現。
母を想う男の気持ちと、男の生き様をめぐる哀愁が胸に迫ります。
細川たかしさんの芸道50周年を記念して2024年7月にリリースされた本作は、北海道・江差を舞台に、男の孤独と不屈の精神を歌い上げています。
カップリング曲には糸井重里さん作詞の「応援歌、いきます」も収録。
演歌ファンはもちろん、人生の荒波に立ち向かう勇気が欲しい人にもおすすめの一曲です。
矢切の渡し細川たかし6位

天性の歌声と抜群の歌唱力で知られる細川たかしさんのこの曲は、1983年2月にリリースされた19枚目のシングル。
江戸時代から続く「矢切の渡し」を舞台に、駆け落ちする男女の心情を描いた哀愁漂うメロディと情緒豊かな歌詞が特徴的な楽曲です。
オリコン週間チャートで3週連続1位を獲得し、第25回日本レコード大賞も受賞。
TBS系列のテレビドラマ『淋しいのはお前だけじゃない』の挿入歌としても使用され、大きな注目を集めました。
細川さんの力強い歌唱で表現される二人の強い絆と覚悟が、聴く人の心に深く響く名曲。
累計で102.5万枚の売上をマークした本作は、人生の岐路に立つ方々にぜひ聴いていただきたい一曲です。
佐渡の恋唄細川たかし7位

民謡で培った圧倒的な声量で知られる、細川たかしさんの名曲です。
1991年12月に発売された39枚目のシングルで、オリコンロングセラー賞に輝き、翌年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。
本作の舞台は佐渡。
海を隔てた恋人への募る思いを、情感豊かに歌い上げています。
すぐそこにいるはずなのに、決して届かないというもどかしさ。
荒磯に打ち付ける波や空を飛ぶ鳥にさえ、自身のやるせない恋心を重ねる主人公の姿が目に浮かぶようです。
細川さん自身が手がけた詩情あふれる歌詞と、師匠譲りの民謡の節回しが見事に融合し、聴く者の心を深く揺さぶります。
旅情に浸りたいときや、遠く離れた人を思う夜に聴くと、その切ない世界観に引き込まれることでしょう。