1971年にデビューし、新御三家の一人として大ブレイクを果たした歌手の野口五郎さん。
これまでに数多くのヒット曲を世に送り出しており、野口さんの曲を聴いたことがない方はもちろん、当時を知る方ですら、どの曲が一番人気なのかは意見が分かれるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、野口五郎さんの楽曲をあらためてランキング形式で一挙に紹介。
人気の楽曲を順番に紹介していきますので、この機会にじっくりとお楽しみください。
野口五郎の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
甘い生活野口五郎1位

山上路夫さんと筒美京平さんのタッグにより制作された、男女の同棲と別れを描いた名作が、野口五郎さんの歌声で紡がれています。
1974年10月のリリース以降、オリコン週間チャートで初の1位を獲得し、累計50万枚近いセールスを記録。
本作は筒美京平さんに第16回日本レコード大賞の作曲賞をもたらした功績作でもあります。
野口五郎さんの伸びやかなボーカルと、豊かなストリングスアレンジメントが織りなすドラマティックな世界観は、夕暮れ時のドライブBGMとしても心に響くでしょう。
グッド・ラック野口五郎2位

16ビートカッティングが生み出す心地よいグルーヴ感が楽曲を彩る、野口五郎さんの違った一面を見せる名曲ですね。
コーラスとミュートを巧みに使い分けたギターワークが、テンポ感とリズムの良さを存分に引き出しています。
アーティスティックな印象を持つポップチューンとして、ファンだけでなく音楽シーンからも高い評価を受けた1曲ですね。
1978年9月にリリースされたシングルで、作詞を手掛けた山川啓介さんと作曲を担当した筒美京平さんのコンビネーションで生み出された曲です。
リリース後、オリコン週間シングルチャートで最高4位を記録し、さらに第20回日本レコード大賞では金賞の栄誉に輝きました。
矢島賢さんによるカッチリとしたカッティングプレイの心地よさと、洗練された雰囲気を持つ楽曲としてアーカイブのなかでもとりわけ魅力的なギター曲。
ギターの音色とグルーヴ感を存分に楽しみたい音楽ファンに強くおすすめの一曲です。
青いりんご野口五郎3位

新御三家の1人として有名な野口五郎さん、デビュー曲は演歌だって知っていましたか?
なんでもそのデビュー曲のセールスが不振であったためにアイドルに方向転換したとか。
そのような経過があって1971年にリリースされたのがこの曲『青いリンゴ』。
青いリンゴを終わってしまった恋の比喩としてつづる歌詞も秀逸!
イントロのトランペットの音が何とも昭和歌謡らしい懐かしさあふれる1曲です。
のちのちこの曲を新御三家の1人郷ひろみさんがカバーしているのもおもしろいです。
君が美しすぎて野口五郎4位

1973年7月にリリースされた野口五郎のシングルです。
オリコンのウイークリーチャートでは3位にランクインしました。
同年の紅白歌合戦でも歌われています。
美しい女性への想いを歌った曲ですね。
後にキャンディーズがカバーしました。
真夏の夜の夢野口五郎5位

夏の夜の切ない恋心を描いた、野口五郎さんの珠玉のラブソングです。
1979年4月に30枚目のシングルとしてリリース。
オリコンチャートで16位を記録するヒット曲となりました。
夢と現実の狭間で揺れる情緒豊かな世界を表現した歌詞が印象的ですね。
阿久悠さんの作詞と筒美京平さんの作曲編曲によって生み出された本作は、野口五郎さんの魅力が存分に発揮された1曲です。
発表当時の、ギターを弾きながら歌う野口さんの姿を思い浮かべながら聴くのがいいかもしれません。
博多みれん野口五郎6位

野口五郎さんは1971年にデビューし、幅広いジャンルをカバーする多才なアーティストとして知られています。
彼のデビューシングルである『博多みれん』は、博多の夜を舞台にした恋愛の物語を繊細に描き出しており、とくに恋の未練や別れの痛みを表現した詞世界が多くの人の心をつかみました。
野口五郎さんというと演歌のイメージはありませんが、実はデビュー当初は演歌歌手としてデビューしたんです。
この曲は、失恋の痛みを抱える方や、恋愛の切なさを感じたい方にオススメです。
はかない恋の物語を感じながら、博多の夜を想像できるでしょう。
私鉄沿線野口五郎7位

恋人を待つ改札口の情景から始まり、季節の移ろいとともに心情の変化を描いた名曲を、野口五郎さんが優しく力強く歌い上げています。
主人公の心に深く刻まれた思い出を美しいメロディとともにつづる本作は、都会に暮らす誰もが経験したような恋の切なさを見事に表現しました。
1975年1月にシングルとしてリリースされ、オリコンチャート1位を獲得。
第8回日本有線大賞グランプリなど数々の栄誉に輝きました。
愛する人との大切な時間を思い返しながら、ゆったりと静かに聴いていただきたい1曲です。