1938年にキングレコードのオーディションを受けたことからデビューを果たしたシンガー、岡晴夫さん。
働きながら坂田音楽塾に通って歌を磨き、デビュー後は『上海の花売娘』や『港シャンソン』などがヒットを記録しました。
太平洋戦争の終結後も、その独特の明るい歌声が時代とマッチしたことからヒット曲に恵まれ、昭和20年代を代表するスター歌手として語り継がれています。
今回は、そんな岡晴夫さんの人気曲ランキングをご紹介しますので、当時の日本を思い浮かべながら聴いていたたければ幸いです。
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日本の戦前と戦後を彩った流行歌手、岡晴夫の人気曲ランキング
憧れのハワイ航路岡晴夫1位

戦後の日本に明るい光を灯した名曲として、岡晴夫さんの代表作が多くの人々に愛されています。
軽快なメロディーと、まだ見ぬ楽園への思いが込められた本作は、1948年にキングレコードからリリースされました。
未知の土地への憧れや、船出の高揚感を美しく表現した歌詞は、当時の人々の心に深く響いたことでしょう。
本作の人気を受けて1950年には新東宝による映画化も実現。
岡晴夫さん本人が主演を務め、美空ひばりさんも共演されました。
仲間と一緒に口ずさみながら、すてきな思い出に浸れる一曲です。
デイサービスなどでの音楽レクリエーションにもぴったりな、皆で楽しめる名曲といえるでしょう。
東京の花売り娘岡晴夫2位

青い柳の芽吹く東京の辻に咲く、一輪の希望を描いた昭和21年の名曲。
岡晴夫さんの温かみのある歌声で紡がれるメロディは、戦後の混乱期にあった人々の心を優しく包み込みました。
柔らかな物腰で花を売る少女の姿を通じて、焦土から立ち上がろうとする東京の姿が浮かび上がります。
佐々詩生さんの詞と上原げんとさんの曲が見事に調和し、寂しさの中にも確かな希望が感じられる珠玉の一曲となっています。
本作は春の訪れとともに新たな一歩を踏み出そうとする人々の心情を、優美に描き出した珠玉の一曲です。
春の陽気とともに心温まるひとときを過ごしたい方にオススメしたい、心に染み入る名曲です。
国境の春岡晴夫3位

戦前から戦後を駆け抜けた流行歌手であり、最盛期の昭和20年代においては『憧れのハワイ航路』などの楽曲を大ヒットさせた岡晴夫さん。
そんな岡さんの記念すべきデビュー曲が、昭和14年に発表された『国境の春』です。
当時のソ連と満州国の国境に滞在していると思われる主人公が、故郷である日本の春への郷愁を歌ったような歌詞が実に切ない。
岡さんの端正な歌声による見事な歌唱が、この曲が持つ独特の哀愁を説得力のあるものとしていますよね。
東京の花売娘岡晴夫4位

岡晴夫さんの名曲『東京の花売娘』は、戦後間もない東京の情景を繊細に描写した歌詞と、岡さんの温かく艶のある歌声が魅力的な楽曲です。
1946年にリリースされ、当時の人々の心に寄り添う応援歌として広く親しまれました。
懐かしさと希望に満ちたメロディは、今も多くの方の心に残り続けているのではないでしょうか。
90代の方が青春時代を思い出し、あの頃の夢や情熱を思い出すきっかけになる1曲です。
昔を懐かしみながら、前を向いて元気に過ごしていただきたい。
そんな思いを込めて、ぜひ聴いていただきたい名曲です。
逢いたかったぜ岡晴夫5位

懐かしく温かみのある歌声で多くの人々を魅了してきた岡晴夫さん。
1955年7月に発売された本作は、港町や船乗りをテーマにしたマドロス歌謡を代表する楽曲として知られています。
情感豊かなメロディと心に響く歌詞で、戦後の日本社会に希望を与えた印象的な1曲です。
日本コロムビアからSP盤として公開された本作は、ラジオ番組や映画などでも数多く取り上げられ、流行の主役となりました。
懐かしい思い出とともにに楽しみたい方や、心温まる歌声に触れたい方にピッタリの1曲です。
青春のパラダイス岡晴夫6位

戦後の日本を代表するスター歌手である岡晴夫さんの『青春のパラダイス』。
1946年11月にリリースされたこの曲は、希望に満ちた明るいメロディと、青春の喜びや恋愛をテーマにした歌詞が魅力です。
典型的な昭和歌謡曲のスタイルで、親しみやすい軽快な旋律に乗せて、岡さんの卓越した歌唱力が存分に発揮されています。
戦後の暗い時期にあった日本人の心に、大きな慰めと励ましを与えた名曲であり、今もなおその温かく優しい歌声が多くの人々に愛され続けているのです。
90代の方と一緒に歌えば、若かりし頃の思い出に浸りながら、すてきなひとときを過ごせるのではないでしょうか。