日本の心・演歌のかっこいい名曲
日本の和の心を感じられる演歌。
日本の名所や伝統的な行事に焦点を当てた曲や、粋な大人の雰囲気を感じられる曲など、さまざまな曲が発表されていますよね。
この記事ではそんな数ある演歌の中から、かっこいい演歌を紹介します!
演歌というと若い人にはなじみが薄いかもしれませんが、演歌はポップスやロックなどとはまた違った魂を感じられるかっこいいジャンルなんです!
2000年以降は音楽番組での若いアーティストとのコラボや名曲をロックにアレンジしたりと、さまざまな演出も注目を集めていますよね。
紹介する曲を聴いて、日本の和の心が持つかっこよさを感じてくださいね!
日本の心・演歌のかっこいい名曲(1〜20)
都会の流れ星NEW!水城なつみ

2025年6月にシングルとして発売された、水城なつみさんのエネルギッシュなナンバーです。
作詞作曲は柏清大さん、編曲は杉山ユカリさんが担当しており、アップテンポな曲調に心が熱くなります。
また歌詞では、切ない別れを乗り越え力強く未来を見つめる女性の姿が描かれていて、その物語に思いをはせずにはいられなくなるんです。
彼女の確かな歌唱力が「ロック演歌」という新しい扉をオープン。
これまでのファンの方はもちろん、新しい刺激を求める音楽好きの方にもグッと来るはずですよ!
舟唄八代亜紀

ささやくようなハスキーボイスが魅力の楽曲『舟唄』。
2006年にはサントリー・ボスのCMにも起用されたので、印象に残っている方も多いのでは。
阿久悠さん、浜圭介さんのゴールデンコンビが作詞・作曲を手がけた、八代亜紀さん初の男歌。
彼女は初めてこの曲のデモを聴いた瞬間からヒットの予感がしていたそうですよ!
それもそのはず、冒頭のリリックとメロディーで、一瞬にして曲の世界観に引き込まれてしまいますよね!
女性が歌い上げる男歌はかっこいい!その一言に尽きます。
みちのくひとり旅山本譲二

山本譲二さんの代表曲でもある『みちのくひとり旅』。
1980年のリリース当時は大きな話題にならなかったのですが、フジテレビ系の番組『夜のヒットスタジオ』で披露したことで人気に火が付いたそう。
NHK紅白初出場時にも歌唱し、じわじわ売れ続けたロングセラー楽曲です。
サビを最後にもってきてたたみかけ、最高潮に盛り上げて終わるのも印象的ですよね!
最後の女というフレーズが男くささを感じさせ、山本さんの歌い方にもリンクしています。
夜桜お七坂本冬美

ブラス入り16ビートのメロディーがかっこいい演歌『夜桜お七』。
江戸時代に恋人に会いたい一心で放火事件を引き起こし火刑になった少女・八百屋お七がモデルになっているそうです。
NHK紅白歌合戦ではトリ・トップバッター両方で披露されたうえ、1番多く歌われた楽曲なので演歌に詳しくなくても一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。
悲恋と桜のコントラストが美しい名曲を坂本冬美さんが情感たっぷりに歌い上げているので、ぜひ聴いてみてください!
抜刀隊(陸軍分列行進曲)NEW!Charles Leroux

戦時中の軍楽隊が西洋式行進曲をモデルに創り上げた名作です。
1877年からフランスの音楽家シャルル・ルルーさんの手で紡がれた本作は、当時最新の様式を取り入れた2/4拍子に転調を含む斬新な構成と、兵士の士気を鼓舞する力強いメロディが特徴となっています。
1886年には明治天皇に献呈されるほどの評価を受け、その後1912年に現在の姿となり、国内の軍楽隊で広く親しまれる名曲となりました。
勇壮な行進曲に乗せて歌われる兵士への祈りと鎮魂の想いは、戦争体験を持つ世代の心に今なお深く刻まれています。
当時を知る方々とともに、平和への祈りを胸に聴きたい一曲です。