日本の心・演歌のかっこいい名曲
日本の和の心を感じられる演歌。
日本の名所や伝統的な行事に焦点を当てた曲や、粋な大人の雰囲気を感じられる曲など、さまざまな曲が発表されていますよね。
この記事ではそんな数ある演歌の中から、かっこいい演歌を紹介します!
演歌というと若い人にはなじみが薄いかもしれませんが、演歌はポップスやロックなどとはまた違った魂を感じられるかっこいいジャンルなんです!
2000年以降は音楽番組での若いアーティストとのコラボや名曲をロックにアレンジしたりと、さまざまな演出も注目を集めていますよね。
紹介する曲を聴いて、日本の和の心が持つかっこよさを感じてくださいね!
日本の心・演歌のかっこいい名曲(1〜10)
夜桜お七坂本冬美

ブラス入り16ビートのメロディーがかっこいい演歌『夜桜お七』。
江戸時代に恋人に会いたい一心で放火事件を引き起こし火刑になった少女・八百屋お七がモデルになっているそうです。
NHK紅白歌合戦ではトリ・トップバッター両方で披露されたうえ、1番多く歌われた楽曲なので演歌に詳しくなくても一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。
悲恋と桜のコントラストが美しい名曲を坂本冬美さんが情感たっぷりに歌い上げているので、ぜひ聴いてみてください!
舟唄八代亜紀

ささやくようなハスキーボイスが魅力の楽曲『舟唄』。
2006年にはサントリー・ボスのCMにも起用されたので、印象に残っている方も多いのでは。
阿久悠さん、浜圭介さんのゴールデンコンビが作詞・作曲を手がけた、八代亜紀さん初の男歌。
彼女は初めてこの曲のデモを聴いた瞬間からヒットの予感がしていたそうですよ!
それもそのはず、冒頭のリリックとメロディーで、一瞬にして曲の世界観に引き込まれてしまいますよね!
女性が歌い上げる男歌はかっこいい!その一言に尽きます。
みちのくひとり旅山本譲二

山本譲二さんの代表曲でもある『みちのくひとり旅』。
1980年のリリース当時は大きな話題にならなかったのですが、フジテレビ系の番組『夜のヒットスタジオ』で披露したことで人気に火が付いたそう。
NHK紅白初出場時にも歌唱し、じわじわ売れ続けたロングセラー楽曲です。
サビを最後にもってきてたたみかけ、最高潮に盛り上げて終わるのも印象的ですよね!
最後の女というフレーズが男くささを感じさせ、山本さんの歌い方にもリンクしています。
天城越え石川さゆり

静岡県伊豆半島の天城山を舞台にしたご当地ソングで、1986年7月21日にリリースされたいわずと知れた名曲。
当初この曲を渡された石川さゆりさんは、情念がこもりすぎていて自分ではとてもじゃないけど歌えないと思ったそうです。
それほどに、激しく燃える大人の恋を艶やかに妖しく歌い上げる姿は見事としか言いようがありませんよね!
中森明菜さん、マーティ・フリードマンさん、misonoさん、ハラミちゃんなどジャンルを問わずカバーされているのも魅力です。
襟裳岬森進一
作詞・岡本おさみさん、作曲・吉田拓郎さんのフォーク全盛期コンビが手がけた名曲中の名曲『襟裳岬』。
当初、フォークのイメージは森進一さんには合わないと言われていましたが、森さん自身が猛プッシュしたことでリリースが決まったそうです。
冬の寒さが厳しい北海道・襟裳にやっと春がやってきた、そんな情景をハスキーな歌声の森さんが心震わせて歌い上げているのは、胸に染み入りますね!
ももいろクローバーZ・高城れにさんや、吉井和哉さんがカバーしているのも注目です!
夜明けのブルース五木ひろし

テレビの話なのですが、視聴者のチャンネル選択肢が地上波だけでおさまらなくなった今、演歌番組もどんどんとその数を増やしています。
日本の高齢化も関係しているのかな?
『夜明けのブルース』はどちらかと言うとムード歌謡寄りの演歌。
三味線・尺八とは違ったラインのノリのいいメロディーは若い人が聴いても違和感なしの1曲です。
夜の街を舞台に繰り広げられる男と女の駆け引き、その色恋をつづった歌詞はまさに大人の花舞台。
五木ひろしさんの力を抜いた歌唱がとても軽やかです。
津軽海峡・冬景色石川さゆり

言わずと知れた演歌を代表する名曲『津軽海峡・冬景色』。
石川さゆりさんがアイドル歌手から本格的に演歌歌手へと移行した曲でもあります。
上野駅を出発する夜行列車に乗って、青森県の津軽海峡をこえて北海道へ渡った人々を歌った叙事詩。
2016年にはトミー・リー・ジョーンズさんが出演するサントリーBOSSのCM『北海道新幹線』編に石川さゆりさんが喫茶店のマスター役で登場し、同曲をアカペラで披露し話題になりましたよね!
望郷の思いを強くする名曲なので、ふるさとに思いをはせながら聴いてみてください!






