2000年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲
2000年代の演歌シーンは、伝統と革新が見事に調和した魅力的な時代でした。
キム・ヨンジャさんの切ない女心を歌った「北の雪虫」や、五木ひろしさんの人生を山河に例えた名曲「山河」。
さらに、初の黒人演歌歌手として話題を呼んだジェロさんの「海雪」、新人賞を総なめにしたさくらまやさんの「大漁まつり」など、新たな才能が次々と誕生。
エレキギターを効果的に用いた斬新なアレンジも取り入れられ、演歌の新境地を切り開いた珠玉の楽曲が生まれました。
2000年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(1〜20)
ありがとう…感謝小金沢昇司

小金沢昇司が2002年に発売したシングル「あなたに…ごめん」のカップリング曲としてリリースした曲です。
口コミや有線で広がり、人気だった為、あらためてメイン・シングルとしてリリースされました。
結婚式でもよく歌われている曲で、家族や友人など自分に関わってくれた人への感謝の気持ちがとても感動できる曲です。
浮寝草香西かおり

香西かおりの18枚目のシングルとして2000年に発売されました。
オリコン週間シングルチャートでは30位でしたが、第42回日本レコード大賞では最優秀歌唱賞を受賞した曲です。
1993年の「無言坂」のヒット以降、しばらくヒットが無かった香西かおりの2000年代最初のヒット曲となりました。
バラ色の未来森昌子

森昌子が2006年に発売したシングルで、2005年4月に森進一との離婚後、森昌子の歌手復帰第1弾シングルです。
この曲で「第57回NHK紅白歌合戦」への出場も果たし、5年ぶり15回目の紅白歌合戦出演となりました。
現時点でこれが森昌子の最後の紅白出演となっています。
愛のままで…秋元順子

秋元順子の3作目のシングルとして2008年に発売されました。
「NHK歌謡コンサート」への出演ごとに大きく順位を上昇させていった曲で、008年7月14日付オリコン演歌・歌謡チャートで初の1位を獲得しました。
第50回日本レコード大賞では優秀作品賞を受賞し、60代歌手で史上初のオリコン1位獲得として話題となりました。
箱根八里の半次郎氷川きよし

氷川きよしのデビューシングルとして2000年に発売されました。
箱根八里をモチーフに作られた曲で、第33回日本作詩大賞では史上初のデビュー曲による大賞を受賞し、氷川自身も「第42回日本レコード大賞」など、年末の音楽祭の最優秀新人賞を総なめにしました。
大鵬薬品「チオビタ・ドリンク」CMソングに起用されており、オリコン週間シングルチャートでは11位を記録しました。