2000年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲
演歌の世界には、時代を超えて輝き続ける珠玉の名曲たちがあります。
中でも2000年代は、新しい息吹と伝統が融合した黄金期と言えるでしょう。
「ふたり傘」のような心温まるストーリー性のある楽曲や、氷川きよしさんなどの新人による新しい風が、オリコンチャートをにぎわせた話題作など、さまざまな名曲が生まれました。
懐かしさと新鮮さが同居する2000年代の演歌の世界へ、一緒に心をはせてみませんか?
2000年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(31〜40)
浮寝草香西かおり

香西かおりの18枚目のシングルとして2000年に発売されました。
オリコン週間シングルチャートでは30位でしたが、第42回日本レコード大賞では最優秀歌唱賞を受賞した曲です。
1993年の『無言坂』のヒット以降、しばらくヒットがなかった香西かおりの2000年代最初のヒット曲となりました。
女人高野田川寿美

田川寿美の17枚目のシングルとして2002年に発売されました。
ポップスのような軽快なサウンドと田川寿美独特のファルセットが女性の魅力を感じさせます。
第44回日本レコード大賞では金賞を受賞している曲で、着物が多い田川寿美が着物を着ずに歌う姿がとても新鮮に感じる曲です。
満月伍代夏子

伍代夏子の15枚目のシングルとして2000年に発売されました。
伍代がレギュラー出演していたNHKのテレビ番組「コメディーお江戸でござる」のオリジナルソングに起用された曲で、イントロがエレキギターの音色から始まるなど、伍代の新境地を切り開くスケール感のある作品となっています。
第51回NHK紅白歌合戦で歌唱された曲です。
ひまわり前川清

前川清が2002年に発売したシングルで、作詞・作曲は同じ長崎県出身の福山雅治とのコラボレーションによる曲になっています。
福山のラジオ番組にゲストで前川が招かれたことがきっかけで実現した曲で、歌謡曲とポップスの垣根を超え、大きな優しさを感じさせる曲になっています。
春が来た天童よしみ

天童よしみの42枚目のシングルとして2001年に発売されました。
第43回日本レコード大賞では金賞を受賞した曲で、春にぴったりの夫婦の温かい愛情と幸せな様子が浮かんでくる歌詞が印象的です。
天童よしみの圧倒的な歌唱力の中に優しさを感じられる名曲です。