2000年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲
演歌の世界には、時代を超えて輝き続ける珠玉の名曲たちがあります。
中でも2000年代は、新しい息吹と伝統が融合した黄金期と言えるでしょう。
「ふたり傘」のような心温まるストーリー性のある楽曲や、氷川きよしさんなどの新人による新しい風が、オリコンチャートをにぎわせた話題作など、さまざまな名曲が生まれました。
懐かしさと新鮮さが同居する2000年代の演歌の世界へ、一緒に心をはせてみませんか?
2000年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(31〜40)
金沢の雨川中美幸

川中美幸が2006年に発売した曲で、舞台となっているのが石川県金沢市でご当地ソングの一つとなっている曲です。
金沢在住の女性と東京から金沢に移り住んできた男性との恋物語が描かれており、歌詞には金沢市を流れる犀川と浅野川、茶屋街、金沢弁を表す「加賀なまり」が登場しています。
30周年記念の1曲として発売されました。
つれあい中村美律子

中村美律子の52枚目のシングルとして2009年に発売されました。
妻への優しい気持ちを描いた夫婦演歌としてオリコン演歌・歌謡シングルチャートで2週連続1位を獲得しました。
明るく元気な中村美律子のイメージとは違い、しっとりと優しく歌う姿が印象的な曲です。
北の雪虫キム・ヨンジャ

キム・ヨンジャが2002年に発売した楽曲です。
北海道では初雪が降る前に、白い小さな「雪虫」が大量に街の中を飛び回ります。
別名「雪の妖精」「雪の伝道師」とも呼ばれており、切ない女心を歌った曲です。
15万枚を超える売り上げを記録した曲で、キム・ヨンジャの2000年代の代表曲になっています。
山河五木ひろし

2000年に発売された五木ひろしのシングルで、作詞は小椋桂、作曲は堀内孝雄が手掛けた曲です。
人生を山河に見立てた内容の楽曲で、後に小椋、堀内それぞれがセルフカバー版を発表しています。
2000年の「第51回NHK紅白歌合戦」の白組トリおよび大トリで歌唱した、五木ひろしの人気の曲です。
Dream吉幾三

吉幾三の47枚目のシングルとして2002年に発売されました。
埼玉県越谷市に本社を置くリフォームを専門とする会社新日本ハウスのCMソングに起用されました。
演歌では珍しい英語の曲名が話題となった曲です。
作詞・作曲は吉幾三本人が手掛けている曲で、手拍子がよく合う明るい曲になっています。
2000年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(41〜50)
生きる山本譲二

山本譲二の52枚目のシングルとして2003年に発売されました。
人生の持つ意味、その重みを見つける男の歌で、歌詞は星野哲郎が手掛けました。
命を与えてくれた神や両親に感謝の気持ちを込めた曲となっており、山本譲二の気持ちのこもった歌声が生きる力を与えてくれる曲です。
剣山北山たけし

北山たけしの8枚目のシングルとして2009年に発売されました。
「剣山」とは徳島県の最高峰の山で、日本百名山の一つに選定され、徳島県では県のシンボルになっています。
中国・四国地方のご当地ソングとして愛されている曲で、第60回紅白歌合戦でもこの曲が歌唱されました。
オリコンでは16位を記録しました。