香西かおりの人気曲ランキング【2025】
1963年生まれの香西かおりさん。
子供時代から民謡で各種の賞を受賞し、演歌歌手香西かおりとしてデビューする前にも、香西香名義で民謡歌手としてデビューしていました。
折紙付の歌唱力と50代になっても衰えない美しさで根強い人気を誇ります。
香西かおりの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
流恋草香西かおり1位

キャリア初期の名曲として現在でもファンの間で根強い人気をほこる作品『流恋草』。
一般的な演歌歌手はキャリアの後期に差し掛かると、それまでよりも難易度が高い楽曲を歌うようになるのですが、香西かおりさんはその逆で、晩年ほどポップスなどを主体としたキャッチーな楽曲を歌っています。
本作は初期の作品ということもあり、現在の香西かおりさんの楽曲よりも演歌らしい構成が特徴です。
こぶしの登場回数がそれなりに多く、抑揚もしっかりとしているのですが、3音階以上の変化を見せるこぶしは登場しないため、決して高難易度というわけではありません。
ある程度、演歌を歌い慣れている方であれば、問題なく歌いこなせるでしょう。
南部俵積み唄香西かおり2位

青森県三戸郡に伝わる民謡・門付唄。
家々を周り、門口や座敷を訪れ舞を披露し金品などをもらう大同芸の一種。
歌い手によって伝わることが違う分、演歌歌手が浪曲を歌うのと同じく民謡と同じような印象を聴き手に与える印象が強いのでしょうか?
浮寝草香西かおり3位

艶めかしくなめらかなボーカルが印象的な香西かおりさんですが、実は表現の幅が広い歌手で、なかには迫力に満ちた楽曲もリリースしています。
その中でも特にオススメしたいのが、こちらの『浮寝草』。
歌い出しの発声は、演歌では見られない前方に音を広げる西洋式の発声を用いており、他の作品とは圧倒的な雰囲気の違いを見せています。
迫力に満ちたボーカルラインですが、意外にもメロウな部分が多く、大半のロングトーンは中音域以下でまとまっているので、この手の作品としては歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
無言坂香西かおり4位

作曲を玉置浩二さん、作詞を久世光彦さん(市川睦月名義)が手がけた、なんとも豪華な布陣による香西かおりさんの名曲です。
1993年3月に発売された本作は、第35回日本レコード大賞を受賞しました。
帰りたくても帰れない、慰めも言い訳もいらない、そんな言葉にならない主人公の痛切な心の叫びが、香西さんの情感豊かな歌声を通して胸に迫ります。
どうしようもない恋の痛みを抱えている時、そっと心に寄り添ってくれる1曲。
過去の恋愛を思い出して、胸が締め付けられてしまうかもしれませんね。
酒のやど香西かおり5位

デビュー25周年を記念としてリリースされた香西かおりさんの名作『酒のやど』。
本作は最近の演歌曲としては、かなり大きいヒットを記録した作品なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
王道の演歌で、女性の哀愁を見事に表現した歌詞が特徴です。
そんな本作のボーカルラインは、やや音域が広いものの、声量を出した状態でのロングトーンがなく、こぶしの登場回数もかなり少なく構成されています。
音域もきっちりとキーを調整すれば、誰でも歌えるレベルなので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
雨酒場香西かおり6位

香西かおりさんの楽曲のなかでも、特に演歌らしさを秘めた名作『雨酒場』。
本作は香西かおりさんの楽曲のなかでも、かなりこぶしの登場回数が多い方で、浪曲や河内音頭のような、ヒーカップ唱法という声を裏返した発声法を用いたこぶしが大半を占めています。
難しさがないわけではないのですが、この手のこぶしは一旦マスターしてしまえば、一般的なこぶしよりも速いこぶし回しができるので、浪曲に慣れている方にとっては簡単な楽曲と言えるでしょう。
そぞろ雨香西かおり7位

愛と別れの痛みを美しく描き出した1曲です。
優しく降る雨に心を重ね、失った恋への未練を繊細に紡ぎだしています。
香西かおりさんの艶やかな歌声が、切ない情景をより一層鮮やかに浮かび上がらせますね。
2024年6月にリリースされたこの楽曲は、麻こよみさんの詞と弦哲也さんの曲が見事に調和しています。
演歌ファンはもちろん、大人の恋愛に共感できる方にぜひ聴いていただきたいですね。
きっと心に響く何かが見つかるはずです。
雨の日に一人で聴くのもいいですし、大切な人との思い出を振り返るBGMにもぴったりですよ。