香西かおりの人気曲ランキング【2025】
1963年生まれの香西かおりさん。
子供時代から民謡で各種の賞を受賞し、演歌歌手香西かおりとしてデビューする前にも、香西香名義で民謡歌手としてデビューしていました。
折紙付の歌唱力と50代になっても衰えない美しさで根強い人気を誇ります。
香西かおりの人気曲ランキング【2025】(21〜30)
ホームで香西かおり22位

歌謡曲やポップスにも積極的に取り組むことで知られている香西かおりさん。
そんな彼女の作品のなかでも、特に涙を誘う切ないポップスとして人気を集めているのが、こちらの『ホームで』。
ポップスといっても現代ポップスのような複雑なものではなく、渡辺真知子さんや岩崎宏美さんのような昭和のポップスに仕上げられているので、音程の上下はあくまでもゆるやかです。
休符も多いのですが、ロングトーンが多いため、ロングトーンの歌い出しの前には呼吸を整えるよう意識しましょう。
人形香西かおり23位

香西かおりさんの隠れた名作として、ファンの間で根強い人気をほこる楽曲『人形』。
本作は昭和歌謡をベースとした作品で、非常に艶やかなボーカルが特徴です。
序盤は静かでしっとりとしたボーカルラインで、サビで一気にボルテージが上がります。
昔ながらの昭和歌謡というよりは、来生たかおさんや玉置浩二さんの作曲に近い作品で、魅力的でありながらも音程の上下がゆったりとしたボーカルラインに仕上がっているのが特徴です。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
倉敷ひとり雨香西かおり24位

雨がそぼ降る倉敷で、女性が来るかどうかもわからない男を待ちながら、過ぎ去りし日のことを思い出しているという内容の歌です。
男性に未練を持つ女性の歌という意味で「倉敷しぐれ」に似ていると言えるかもしれませんね。
恋みれん香西かおり25位

香西かおりさんはヒーカップ唱法という発声法をよく使用します。
この発声法は声を瞬間的に裏返すものなのですが、彼女はこの発声法を用いてこぶしを効かせることがよくあります。
そんな独特のこぶし回しを多く使用した名曲が、こちらの『恋みれん』。
ヒーカップを使ったこぶし回しは、慣れてしまえば簡単で、本作はそれに加えて音程の上下がゆるやかなボーカルラインにまとまっています。
そのため、ヒーカップに慣れている方であれば、問題なく歌いこなせるでしょう。
恋船香西かおり26位

運命の川を前に渡る舟もなく、ただ立ち尽くすしかない女性のやるせない恋心が見事に描かれています。
会いたい人に会えない切なさや、忘れた口紅によみがえる恋の記憶が、香西かおりさんの艶やかな歌声によって痛いほど伝わってくるようです。
この楽曲は1990年5月に発売されたシングルで、作詞・里村龍一さんと作曲・聖川湧さんの黄金コンビによる作品。
本作は翌1991年の大ヒット曲『流恋草』での紅白初出場へとつながる礎を築いた、キャリア初期の重要な1曲です。
忘れられない恋に心を痛めている時、この歌が優しく寄り添ってくれるでしょう。
恋街しぐれ香西かおり27位

ほっこりとしたメロディーと甘酸っぱい恋模様が印象的な香西かおりさんの名作『恋街しぐれ』。
晩年にリリースされた作品ということもあり、テクニックを全面に打ち出すというよりは、情緒や表現に重きを置いたボーカルが印象的な楽曲です。
そのため、演歌の難所であるこぶしの難易度がかなり易しく、ほとんどが1音階の変化を見せるこぶしにまとめられています。
サビ終わりの河内音頭調のこぶしは、ヒーカップ唱法をマスターしている方であれば、問題なく歌いこなせるでしょう。
澪標香西かおり28位

香西かおりさんというと色気を全面に打ち出したボーカルが印象的ですよね。
もちろん、そういった楽曲もすばらしいのですが、晩年は哀愁歌にも磨きがかかっています。
そこでオススメしたいのが、こちらの『澪標』。
演歌をベースとしていますが、1980年代の歌謡曲寄りのポップスに近いボーカルラインが特徴で、こぶしなどの高度なテクニックはあまり登場しません。
吐息を含めた、息遣いをしっかりと使うことで、抑揚がつき、ボーカルに哀愁がただようので、ぜひ参考にしてみてください。