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90年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲

90年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲
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90年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲

懐かしさに心が熱くなる演歌の名曲たち。

特に90年代は、素朴で温かみのある男性演歌歌手から、股旅をモチーフにした情感豊かな楽曲まで、多彩な作品が生まれ、若手の女性人気も高い黄金期でした。

時代を超えて愛され続ける演歌は、日本人の心に深く寄り添い、世代を超えて共感を呼ぶ力を持っています。

あの頃を思い出しながら、心に染み入る珠玉の演歌の世界へ、一緒に浸ってみませんか?

90年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲(1〜10)

夜桜お七NEW!坂本冬美

坂本冬美さんの情熱的な歌唱が光る、1994年9月に発売された名曲です。

この楽曲は、江戸時代の悲恋物語「八百屋お七」に着想を得ており、燃え上がる恋心と、その終わりを告げる桜吹雪が鮮烈に描かれています。

坂本さんの圧倒的な表現力によって、主人公の激しい情念が歌い上げられ、聴く者の心を強くつかみました。

デビュー7年目に世に出た本作は、プログレッシヴ・ロックに近いテイストで、彼女の代表作として確固たる地位を築き、多くのアーティストによっても歌い継がれています。

どうしようもない恋の痛みを抱えている時、この歌の世界に身を委ねると、その切なさが胸に迫るのではないでしょうか。

捨てられてNEW!長山洋子

長山洋子「捨てられて」Music Video
捨てられてNEW!長山洋子

尽くしすぎた恋の果てに訪れる、痛々しいほどの別れを描いた90年代演歌の傑作です。

1995年3月に発売された、長山洋子さんの演歌歌手としての地位を不動のものにした作品。

本作はNHKの番組『コメディーお江戸でござる』の楽曲として生まれ、約32万5千枚を売り上げるロングセラーを記録しました。

うわさを信じた自分こそが悪いのだと、去っていった相手をかばい続ける主人公のけなげな姿に、思わず胸が締め付けられます。

そのどうしようもない愛情と未練をいっそう引き立てていますよね。

第28回日本有線大賞を受賞したことからも、作品の持つ力がうかがえます。

やるせない恋の痛みを抱えているとき、その心にそっと寄り添ってくれる1曲かもしれません。

無言坂NEW!香西かおり

作曲を玉置浩二さん、作詞を久世光彦さん(市川睦月名義)が手がけた、なんとも豪華な布陣による香西かおりさんの名曲です。

1993年3月に発売された本作は、第35回日本レコード大賞を受賞しました。

帰りたくても帰れない、慰めも言い訳もいらない、そんな言葉にならない主人公の痛切な心の叫びが、香西さんの情感豊かな歌声を通して胸に迫ります。

どうしようもない恋の痛みを抱えている時、そっと心に寄り添ってくれる1曲。

過去の恋愛を思い出して、胸が締め付けられてしまうかもしれませんね。

能登はいらんかいねNEW!坂本冬美

酒を酌み交わしながら故郷を語る情景が目に浮かぶ、坂本冬美さんの代表曲です。

能登の風物や暮らしが描かれた歌詞には、ふるさとへの深い愛情と帰郷を願う切なくも情熱的な思いが込められています。

この温かい世界観が、坂本冬美さんの力強くも包み込むような歌声と合わさることで、聴く者の心に郷愁を呼び起こすのがなんとも不思議です。

本作は1990年5月に発売された7枚目のシングルで、第23回日本有線大賞の有線音楽賞を受賞しました。

また、同年の『第41回NHK紅白歌合戦』で披露されたことからも、本曲の人気がうかがえます。

故郷を離れて頑張っている方が聴けば、懐かしい風景や大切な人との思い出がよみがえってくるのではないでしょうか。

わるいひとNEW!森進一

昭和演歌の情念が色濃く香る、森進一さん自身が作曲を手がけた1曲です。

本作は1993年5月に両A面シングルの1曲として発売され、同年7月には自身の作曲作品を集めたアルバム『森進一作曲全集』にも収録されました。

死ぬか生きるか迷うほどの恋に身を投じる主人公の純粋な愛情。

その恋が迎えるどうしようもない結末が、森進一さんのハスキーで情感豊かな歌声で描かれ、聴く者の心に突き刺さります。

どうしようもないと分かっていながら、燃え上がる恋心に身を任せてしまう苦しさ。

そんな心の葛藤に、共感を覚える方も多いのではないでしょうか?

おしろい花NEW!水森かおり

「ご当地ソングの女王」として愛される水森かおりさんの、輝かしいキャリアの原点となったデビュー曲です。

1995年9月に発売されたこの楽曲は、オリコン演歌・歌謡ランキングで初登場3位を記録しました。

愛する人のそばで美しく咲き誇りたいと願う、いちずな女性の心情が夕暮れに咲く花に重ねて歌われています。

ストリングスが彩る軽快なメロディに乗せた、情感たっぷりの歌声が胸に響きますよね。

本作を聴けば、かつての純粋な恋の記憶がよみがえり、思わず胸が熱くなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

ひたむきな恋心に、そっと寄り添ってくれるような優しい1曲です。

雨夜酒NEW!藤あや子

藤あや子「雨夜酒」ミュージックビデオ(1コーラス)
雨夜酒NEW!藤あや子

雨の降る夜に、去っていった恋人を思いひとりで杯を傾ける、切ない女性の胸の内を歌った藤あや子さんの1曲です。

本作は、ただ悲しみを嘆くだけでなく、艶やかでありながら抑制の効いた歌声が、主人公の心の奥にある深い哀しみを静かに描き出しているのが印象的ですね。

1991年3月に発売された3枚目のシングルで、後の名曲『こころ酒』に続く「酒もの」演歌の先駆けとなりました。

コンサート映像作品『ファーストリサイタルより艶やかに』にも収録されていることからも、長く大切に歌われてきたことがうかがえます。

大切な人を思う静かな夜に聴くと、共感のあまり鼻の奥がツーンとしてしまうかもしれませんね。

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