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【初心者必見】一度は聴きたいレゲエの名盤。人気アルバムまとめ

あまり音楽に詳しくないという方でも、何となく「レゲエ」という言葉を一度は耳にしたことはあるのではないでしょうか。

ジャマイカで生まれた音楽ジャンルのレゲエは特徴的なビートを持ち合わせており、軽快な雰囲気で夏の定番といったイメージもありますよね。

2024年にはレゲエの神様と言われるボブ・マーリーさんの伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』が公開されるなど、レゲエというジャンルに興味を持った方も増えているはず。

そこでこちらの記事では、鉄板のレゲエアルバムの名盤たちを紹介しています。

基本的にはルーツレゲエを中心としたラインアップとなっていますから、初心者の方も要チェックです!

【初心者必見】一度は聴きたいレゲエの名盤。人気アルバムまとめ

War ina Babylon

Chase The DevilMax Romeo & The Upsetters

MAX ROMEO – Chase The Devil (1976) [HD Video Clip]
Chase The DevilMax Romeo & The Upsetters

マックス・ロメオさんは、1944年11月22日生まれのジャマイカ出身のレゲエ・アーティストです。

彼の音楽キャリアは1960年代に始まり、特に1970年代に彼の作品が広く認識されるようになりました。

その中でも、1976年にリリースされたアルバム『War ina Babylon』は、ルーツレゲエ、ダブ、ポリティカルレゲエといったスタイルが特徴的で、彼の音楽的な多様性と社会的、政治的メッセージを含む楽曲の力を示しています。

このアルバムは、ジャマイカが経験していた政治的および社会的な混乱の時代背景に対して、腐敗した権力者や抑圧的なシステムを象徴する「悪魔」に挑戦し、不正な構造を解体するよう人々に呼びかける革命の歌として機能しています。

レゲエに興味のある方はもちろん、社会や政治に敏感なリスナーにもオススメできる名盤です。

Two Sevens Clash

Two Sevens ClashCulture

1976年にジャマイカで結成されたカルチャーは、ルーツレゲエのパワフルなメッセージと独自の音楽性で知られています。

1977年にリリースされた彼らの代表作『Two Sevens Clash』は、ジャマイカでの社会的、政治的な状況を背景にした深い歌詞とキャッチーなメロディが特徴であり、レゲエ音楽の古典として今日も多くのリスナーに愛されています。

アルバムは、マーカス・ガーベイの予言を元にしたタイトル曲をはじめ、強烈なメッセージとメロディで聴き手を引き込む楽曲で構成されています。

特に、バビロンへの批判やラスタファリアニズムの信念などが歌われ、ジャマイカだけでなく全世界のリスナーに影響を与えました。

ルーツレゲエが好きな方、または社会や文化に深いメッセージを持つ音楽に興味がある方には必聴のアルバムです。

Trenchtown Mix Up

Mix UpThe Gladiators

The Gladiators – Trenchtown Mix Up – 01 – Mix Up
Mix UpThe Gladiators

ジャマイカ出身のグラディエイターズは、1970年代に最も人気を博したルーツレゲエバンドです。

創設者アルバート・グリフィスさんを中心に、貧しいトレンチタウンの生活から彼らの音楽が生まれました。

彼らのデビューアルバム『Trenchtown Mix Up』は1976年にVirgin Recordsからリリースされ、ジャマイカのルーツレゲエ、ロックステディ、スカのジャンルを特色とし、多くのリスナーから高い評価を受けています。

特に、アルバムに含まれる『Mix Up』の楽曲は、自分自身で物事を証明したいという強い願望と、それがいかに自分を強くするかを表現しています。

不要なトラブルを避け、自立と自己確認の大切さを説くこのアルバムは、レゲエ音楽に興味がある方にとって絶対聴くべき名盤です。

Equal Rights

I Am That I AmPeter Tosh

Peter Tosh – I Am That I Am (Audio)
I Am That I AmPeter Tosh

ピーター・トッシュさんは、1944年生まれのジャマイカ出身のアーティストです。

1960年代から1970年代にかけて活躍し、ボブ・マーリーさんと共にザ・ウェイラーズを結成。

ソロ活動では、『Legalize It』や『Equal Rights』などのアルバムをリリースし、レゲエ音楽の進化に大きな影響を与えました。

トッシュさんのアルバム『Equal Rights』は、1977年にリリースされ、社会的不正に対する鋭い批判を含んだ歌詞で知られています。

特に、『I Am That I Am』という曲では、自己肯定や文化的誇りを強調し、抑圧との闘いを訴えています。

このアルバムは、レゲエ音楽が社会政治的なメッセージを伝える手段であることを示しており、トッシュさんのリリシズムとユーモアが際立っています。

レゲエに興味がある方、社会や政治に対する洞察を求める方にオススメの作品です。

Conquering Lion

Conquering LionYabby You

1975年にヤビー・ユーさんによってリリースされたアルバム『Conquering Lion』は、その独創的なサウンドと深遠なメッセージで、レゲエ音楽の世界において特別な地位を確立しました。

同作はルーツレゲエとダブの要素を組み合わせ、社会や宗教に対する洞察力ある視点を音楽を通じて提示しています。

ヤビー・ユーさん自身が直面した身体的な困難や、独自の信仰に基づくメッセージがアルバム全体にちりばめられ、リスナーに強い印象を与えます。

その霊的なメッセージとユニークなサウンドは、今日でも多くのレゲエファンに愛され続けており、同アルバムはジャマイカ音楽の中でも特異な存在として評価されています。

ヤビー・ユーさんが語る正義、信仰、そして希望の言葉は、音楽を通じて今も多くの人々に響き渡っています。

レゲエ音楽への興味がある方には特にオススメの一作です。

The Youth of Today

Pass The DutchieMusical Youth

ミュージカル・ユースは、1980年代初頭にイギリスで結成されたレゲエ・ポップバンドで、特に『Pass The Dutchie』のヒットで知られています。

この曲は1982年にリリースされ、イギリスのシングルチャートで1位になるなど、世界中で大ヒットしました。

彼らの音楽は、レゲエとポップの融合によって多くの人々に愛されましたが、バンドは1985年に活動を停止しました。

アルバム『The Youth of Today』は、彼らのデビューアルバムであり、誰にでもおすすめできる作品です。

このアルバムには、若者たちの連帯感とジャマイカ文化をテーマにした歌詞が特徴的で、社会問題に対する積極的なメッセージを音楽を通じて伝えています。

レゲエやポップに興味がある方はもちろん、社会的なメッセージを音楽で感じたい方にもぜひ聴いてほしいアルバムです。