三十三間堂の豆知識クイズ。知識が深まる問題まとめ
京都市東山区にある三十三間堂は、長いお堂と千手観音像が有名なお寺です。
その圧巻の千手観音像や年始の高恒例行事などで観光地としても有名なほか、歴史の授業で三十三間堂についても学んだことがあると思います。
そこでこの記事では、三十三間堂についての豆知識をクイズ形式で紹介していきますね!
もしご存じでない豆知識に出会いましたらこの機会にぜひ覚えていただければ、実際に訪れた際により深く三十三間堂の見学が楽しめると思います。
それではさっそくクイズに挑戦してみましょう!
三十三間堂の豆知識クイズ。知識が深まる問題まとめ(6〜10)
三十三間堂の名前の由来はなんでしょう?

- 堂内に並ぶ仏像の数が33体であることから
- 建物の長さが尺貫法の三十三間あることから
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母屋の柱と柱の間が三十三個あるから
三十三間堂の「三十三間」とは長さを表す尺貫法の一間ではなく、柱と柱の間のことを一間と呼ぶことに由来しています。
ちなみに、三十三間堂全体では三十五間ですが、千手観音像が祀られている母屋が三十三間あることにちなみこの名前が付いたそうです。
「日は永し、三十三間堂長し」という俳句を読んだのは誰でしょうか?

- 夏目漱石
- 芥川龍之介
- 森鴎外
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夏目漱石
「日は永し、三十三間堂長し」とは、日本の文豪、夏目漱石が読んだとされる俳句です。
『正岡子規へ送りたる句稿 その十』に収められています。
あの夏目漱石でさえただ「長い」という感想を述べてしまうほど、圧巻の迫力があるのですね。
三十三間堂の長さは何メートルあるでしょうか?

- 約60メートル
- 約120メートル
- 約150メートル
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約120メートル
三十三間堂はその長いお堂がよく知られていますが、実際には約120メートルの長さを誇ります。
尺貫法の1間が1.82メートルなので、名前にちなんで1.82×33=約60メートルと思われることもありますが間違いです。
千手観音像には腕がいくつあるでしょうか?

- 100本
- 42本
- 32本
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42本
千手観音像には全部で42本の腕があります。
しかし、千手観音像と呼ばれている理由があるのです。
千手観音像には合掌している腕を除くと40本の腕があります。
また仏教では、二十五有といって、輪廻する世界が25種類に分れているという考え方があります。
千手観音像の腕はそのそれぞれが25の世界一つひとつを救うとされており、40×25=1000となるのです。
三十三間堂の創建を命じたのは誰でしょうか?

- 平清盛
- 鳥羽天皇
- 後白河上皇
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後白河上皇
三十三間堂は、1165年に後白河上皇の命によって創建されました。
ちなみに、平清盛は後白河上皇より創建のための資材協力を命ぜられたといわれています。