金閣寺にまつわるクイズ。金閣寺を理解するための豆知識
千年の都とも呼ばれている京都には長い歴史があり、歴史の歩みの中でさまざまな世界遺産も生み出してきました。
金閣寺も京都を代表する世界遺産のひとつで、インパクトのある見た目から日本だけではなく海外からも人気のスポットですよね。
今回はそんな金閣寺にまつわるさまざまな豆知識をクイズとして紹介していきます。
建物に込められた歴史を深く知ることで、観光で金閣寺を眺る際の集中力も高まり、より楽しめるのではないでしょうか。
金閣寺にまつわるクイズ。金閣寺を理解するための豆知識(1〜10)
金閣寺が「古都京都の文化財」のひとつとして、ユネスコの世界遺産に登録されたのは何年でしょう?

- 1987年
- 1994年
- 2001年
こたえを見る
1994年
金閣寺は、「古都京都の文化財」として1994年にユネスコの世界遺産に登録されました。
これには京都にある17の寺社などが含まれており、金閣寺もその一つとして世界的に価値を認められた文化財です。
世界遺産には登録されているものの、焼失を理由として国宝には登録されていないところもおぼえておきたいポイントですね。
屋根の上に配置されている架空の生き物はなんでしょうか?

- 鳳凰
- 龍
- 獅子
こたえを見る
鳳凰
京都にある金閣寺の屋根の上には、架空の生き物である鳳凰が配置されています。
鳳凰は中国の伝説上の鳥であり、平和や繁栄を象徴する生き物ですね。
金閣の屋根に設置されている鳳凰は、金閣寺の美しさと壮麗さを一層引き立てる装飾であり、また仏教建築における重要な象徴とされています。
金閣の前にある池の名称は?

- 鏡湖池
- 琵琶湖
- 無染池
こたえを見る
鏡湖池
金閣寺の前に広がるのは鏡湖池と呼ばれる池で、金閣の美しい姿が水面に映ることからこの名が付けられています。
浄土世界にある七宝の池をモチーフにしたともいわれる、金閣寺における仏教の要素を強く感じさせる要素のひとつですね。
金閣寺は何階建ての建物でしょうか?

- 1階建て
- 2階建て
- 3階建て
こたえを見る
3階建て
金閣寺は3階建ての建物です。
1階は「室町殿」として知られ、寺の公式行事に使用されます。
2階は「潮音洞」と称され、禅宗様式の作りとなっており、侍や公家が使う寝殿造りを思わせる設計が特徴です。
そして最上階である3階は「究竟頂」と呼ばれ、密教の様式を取り入れており、阿弥陀如来を安置しています。
このように、金閣寺はそれぞれの階ごとに異なる建築様式を備え、多様な文化的要素を反映しています。
金閣寺は1950年に放火で焼失しています、再建されたのは何年だったでしょうか?

- 1950年
- 1955年
- 1958年
こたえを見る
1955年
金閣寺は1950年に同寺の見習い僧侶であった学生による放火によって焼失しました。
その後、約5年間の再建工事を経て、1955年に復元されました。
再建された金閣寺は、焼け落ちる前の姿を忠実に再現しており、その後も京都を代表する観光名所として親しまれています。
金閣寺を金色の見た目にした理由はなに?

- 権威や権力のアピール
- 芸術的な理由
- 宗教的な象徴として
こたえを見る
権威や権力のアピール
金閣寺の大きな魅力である金色の見た目は、時の権力者が自らの権威や権力をアピールするための一環として採用されました。
義満は時の天皇家に対し、影響力を強めようという野望を持っており、この派手な金閣は、その権力を顕示する象徴でもありました。
金閣寺を建てたのは誰でしょうか?

- 足利義満
- 足利義政
- 豊臣秀吉
こたえを見る
足利義満
金閣寺として知られる鹿苑寺は、室町時代の将軍足利義満によって彼の別荘として建てられました。
1397年に足利義満がこの場所を譲り受けて別荘を建設、当時は「北山殿」などと呼ばれていました。
正式名称である鹿苑寺は、義満の死後、彼の法号「鹿苑院殿」にちなんで命名されたものです。