三十三間堂の豆知識クイズ。知識が深まる問題まとめ
京都市東山区にある三十三間堂は、長いお堂と千手観音像が有名なお寺です。
その圧巻の千手観音像や年始の高恒例行事などで観光地としても有名なほか、歴史の授業で三十三間堂についても学んだことがあると思います。
そこでこの記事では、三十三間堂についての豆知識をクイズ形式で紹介していきますね!
もしご存じでない豆知識に出会いましたらこの機会にぜひ覚えていただければ、実際に訪れた際により深く三十三間堂の見学が楽しめると思います。
それではさっそくクイズに挑戦してみましょう!
三十三間堂の豆知識クイズ。知識が深まる問題まとめ(1〜10)
三十三間堂にある井戸にはどんなご利益があるといわれているでしょうか?

- 恋愛成就
- 商売繁盛
- 夜泣き封じ
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夜泣き封じ
この井戸は「夜泣泉」と呼ばれており、夜泣き封じのご利益があるとされています。
夜泣泉のそばに祀られたお地蔵さんの前掛けを子供の枕の下に敷くといいといわれており、前掛けが購入できるようになっています。
三十三間堂には何体の千手観音像が安置されているでしょうか?

- 33体
- 100体
- 1001体
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1001体
京都の三十三間堂には、中央に本尊である大きな千手観音像とその両側に1000体の千手観音立像が安置されています。
合計すると1001体の千手観音像があり、それぞれ異なる顔が彫られていると伝えられています。
三十三間堂には体のある症状を治めるご利益があるとされていますが、それはなんでしょうか?

- 頭痛
- 腰痛
- 風邪
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頭痛
三十三間堂には、頭痛の治癒にご利益があるとされています。
これは後白河上皇が熊野詣の際に得たお告げの通りに行動すれば持病の頭痛が治ったというエピソードに由来しています。
こうして多くの参拝者が頭痛の緩和や治癒を願い参拝することがあります。
三十三間堂で毎年1月に新成人などがおこなう行事はなんでしょうか?

- 通し矢
- 流鏑馬
- 射的
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通し矢
毎年1月に三十三間堂では通し矢と呼ばれる行事がおこなわれ、成人を迎えた若人たちが弓の腕を競います。
約60メートル先の的を射るというルールでおこなわれており、多くの人が訪れます。
三十三間堂の正式名称はなんでしょうか?

- 東大寺法華堂
- 蓮華王院本堂
- 延暦寺根本中堂
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蓮華王院
三十三間堂の正式名称は「蓮華王院本堂」です。
本堂には千手観音像が安置されており、その一体一体が異なる表情をしていることで知られています。
三十三間堂の名前の由来はなんでしょう?

- 堂内に並ぶ仏像の数が33体であることから
- 建物の長さが尺貫法の三十三間あることから
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母屋の柱と柱の間が三十三個あるから
三十三間堂の「三十三間」とは長さを表す尺貫法の一間ではなく、柱と柱の間のことを一間と呼ぶことに由来しています。
ちなみに、三十三間堂全体では三十五間ですが、千手観音像が祀られている母屋が三十三間あることにちなみこの名前が付いたそうです。
「日は永し、三十三間堂長し」という俳句を読んだのは誰でしょうか?

- 夏目漱石
- 芥川龍之介
- 森鴎外
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夏目漱石
「日は永し、三十三間堂長し」とは、日本の文豪、夏目漱石が読んだとされる俳句です。
『正岡子規へ送りたる句稿 その十』に収められています。
あの夏目漱石でさえただ「長い」という感想を述べてしまうほど、圧巻の迫力があるのですね。