昭和のおもちゃ大全。昭和レトロから現在も愛されるおもちゃまで
昭和の時代には、当時の子供たちを魅了したおもちゃがたくさん登場しました。
その後姿を消してしまったものもあれば、シリーズ化されて時代を超えて愛されているおもちゃもあります。
この記事では、そうした懐かしい昭和のおもちゃを一挙に紹介していきますね!
当時を知る人には懐かしく、知らない人にとっては新鮮に感じられるはず。
ぜひこの記事をご覧いただいて気になったおもちゃがあれば、オークションやフリマサイト、リサイクルショップなどで探してみてくださいね。
昭和のおもちゃ大全。昭和レトロから現在も愛されるおもちゃまで
ママレンジ

昭和44年に販売されたママレンジ。
まねることが基本だった、だったままごとのといった子どもの遊びの世界に、おもちゃの常識を変える商品として注目を集めました。
販売された当時の値段は2500円で、現在では約8000円以上もしますが、1年間で17万個以上も販売されヒット商品となったそうですよ。
システムキッチンとガスコンロをおもちゃで再現した仕様ですが、実際に加熱調理ができます。
電気コードを差し込むと、ガスコンロの中央にある電熱コイルが熱せられて調理ができる仕組みになっていますよ。
付属でテフロン加工のしてあるフライパンをコンロにのせて調理。
おもちゃなので低温でありながら、ホットケーキやハンバーグも焼けるそうです。
現在では見なくなったおもちゃですが、画期的でしたね。
リカちゃん人形

かわいい洋服の着せ替えができる、リカちゃん人形は昭和47年に発売されました。
当時日本では、外国の型をモデルにした大きなサイズのお人形がメインだったそうです。
そこで、日本の住宅に合った大きさのドールハウスと、それに合うサイズの着せ替え人形として、リカちゃん人形が販売されました。
現在でもリカちゃん人形とおうちセットなどは、子どもの心をつかみ続け人気がありますよ。
リカちゃん人形をよく見ると、両目が実は左に流れています。
販売当初に、昔から人形の目は左右どちらかを向いているので、リカちゃんもそうしてほしいと開発側からの意見があったそうです。
そこから左に流れた目になっていますよ。
ローラースルーGOGO

アニメ『ちびまる子ちゃん』の話にも出てくるローラースルーGOGO。
現在のキックスケーターのような作りで、昭和49年に販売され、大人気となりました。
自転車と同じぐらいの早いスピードは出ませんが、結構な速度が出ることが楽しさの一つだったようです。
さらに販売と同時期に健康ブームの到来もあり、面白いレジャースポーツ用機器として注目もされました。
高価でもあり、子供たちの憧れの乗り物でもあったようです。
ですが、ローラースルーGOGOに乗っていた際に交通事故が起きてしまったことから、批判が高まり製造を終了したそうです。
人生ゲーム

昭和35年にアメリカの会社から販売された人生ゲームは、昭和43年に日本でも販売されました。
世界中で今もなお人気のあるボードゲームです。
人生ゲームは就職、結婚、投資など人生のさまざまな出来事を、ゲームをとおして疑似体験できるのが魅力の一つですよ。
最終的に、お金を多く残した方が勝ちです。
ですが、幸せの質や豊かさは人それぞれ違うものです。
ゲームのプレイヤー自身の価値観も考えさせるところが、このゲームの面白いところでもあります。
2023年にはSwitch版の人生ゲームも販売されるなど、これからも面白さを増していきそうなゲームですね。
野球盤

現在も人気があるゲームの野球盤。
昭和33年に初代野球盤が登場したときは、月産2000台の大ヒット商品になったそうです。
自宅にて野球盤で遊んだことがある方も多いのではないでしょうか?
販売するときの時代背景も取り入れて、消える魔球やスラッガーや3Dエースなど、さまざまな新機能を野球盤に搭載してきました。
ちなみに、消える魔球は、漫画『巨人の星』で、ホームベース上でボールが消える、大リーグボール2号をヒントに開発されたそうですよ。