昭和のおもちゃ大全。昭和レトロから現在も愛されるおもちゃまで
昭和の時代には、当時の子供たちを魅了したおもちゃがたくさん登場しました。
その後姿を消してしまったものもあれば、シリーズ化されて時代を超えて愛されているおもちゃもあります。
この記事では、そうした懐かしい昭和のおもちゃを一挙に紹介していきますね!
当時を知る人には懐かしく、知らない人にとっては新鮮に感じられるはず。
ぜひこの記事をご覧いただいて気になったおもちゃがあれば、オークションやフリマサイト、リサイクルショップなどで探してみてくださいね。
昭和のおもちゃ大全。昭和レトロから現在も愛されるおもちゃまで
チョロQ

かわいくデフォルメされた仕様で、動かし方の斬新さも人気の秘訣でした。
チョロQは、ぜんまいばねで駆動し、グッと後ろに引いた後に手を話すと前に進んでいきます。
後ろに引いたときになる、グリグリグリという音を当時遊んだことがある方なら覚えていることでしょう。
小さなミニカーがチョロチョロ動くことから、チョロQと名前になったそうです。
1981年に販売が開始され、それまでになかった動くミニカーは大人気になりました。
販売から1年間で累計1,000万個を販売する大ヒット商品に。
その後もプログラムの入力で走行パターンが登録できたり、別売りのコントローラーでリモートコントロールができるそうです。
長年愛されているおもちゃなので、家族で楽しめそうですね。
ファミリーコンピュータ

昭和58年に任天堂から発売されたファミリーコンピューター。
通称ファミコンは、白い本体に赤のコントローラーの付いたゲーム機です。
ゲーム機の認知度や普及率が現在よりも低かった当時販売当初、6000万台の売り上げを記録し大ヒットしました。
ゲーム機は一人で遊ぶものといった考えが主流だった時代に、ファミコンは複数人で遊べることも人気がでた理由の一つだそうです。
さまざまなファミコン用のソフトも販売され、中には社会現象になった作品も。
ファミコンは日本のゲームの発展に大きな影響を与えました。
2003年に生産は終了していますが、今でも伝説のゲーム機ですね。
ゲイラカイト

ゲイラカイトは、1970年代にブームとなったたこです。
たこにあるしっぽがなくても安定して空を高くまで上がることが特徴ですよ。
ゲイラカイトの形状は、ロガロ翼といったNASAの前身である、NACAの元開発者が発明した形状です。
ビニールとプラスチックのフレームといった軽量な作りですが、風にのると空をみんなが驚くほど高くのぼる理由です。
さらに、目玉のデザインも販売当時はインパクトが大きかったようですね。
現在でも販売されており、真っ白のゲイラカイトに、自分でイラストやデザインをするタイプもありますよ。
ダッコちゃん

黒いビニール製のウィンクしたお人形を、腕にぶら下げる女性の姿が当時は多くみられたそうです。
昭和35年に販売されたダッコちゃんは、当初は木のぼりウィンキーや、黒ん坊ブラちゃんといった名前で売り出されました。
ウィンキーという名前は、ウィンクしている表情からきているそうですよ。
ダッコちゃんは両手足が輪状になっていて、腕などに抱きつくようにぶら下げられます。
若い女性を中心にブームになりましたが、その後アメリカから黒人の方への蔑視にあたると批判がでたことから、製造中止となったそうです。
ですが、2000年に少しフォルムを変えて、ダッコちゃんは復活しました。
プラレール

プラレールは、現在でも男子を中心に人気がある鉄道玩具ですよね。
昭和33年に販売されたプラレールの起源となる、ハイウェーセットから始まり、現在まで多くの鉄道のおもちゃが販売されました。
本物さながらの電車や新幹線が、自分が作った線路や街の中を走ることに満足感を感じそうですね。
プラレールの最大の魅力に、自由度があるそうですよ。
決まった形で遊ぶものではなく、自由にレールを組み立てたりして電車を走らせたりすることがだいごみです。
子供の頃にプラレールで遊んだ大人の方で今でも、プラレールのファンの方が多いようです。