月とすっぽん

「月とすっぽん」という言葉は、姿や性質が全く異なる2つのものの違いを表す慣用句です。

美しい月と泥の中に住むすっぽんほど違うという、比較にならないほどかけ離れているという例えとして使われます。

水の中に戻す

すっぽんに噛まれてしまったら、水の中に入れてみましょう。

水の中の安心感から離すことが多いそうですよ。

すっぽんの口には歯はありませんが、顎の力がとても強いため無理やり引っ張ることで怪我をする恐れがあります。

魚やエビなどの生き物

すっぽんは肉食性が強く、川や池などで魚やエビ、カニなどの生き物を好んで食べます。

さらに水生昆虫や小鳥、小型の哺乳類を捕らえて食べることもあります。

時には草食性のものも食べますが、主な食べ物は動物性です。

とても臆病だが、自己防衛本能から噛みつくことがある

すっぽんは見た目やイメージから凶暴な生物と思われがちですが、実際はとても臆病な性格をしています。

物音がすると素早く水中に逃げ込み、決して人前ではものを食べたりしないそう。

しかし、警戒心が強いあまり、危険を感じると攻撃的になり、鋭い歯でかみつくことがあります。

そのため、素手で触るときは注意が必要です。

水質管理が難しい

すっぽんは水質や水温、振動などの環境の変化にとても敏感で、少しでも悪化すると病気になったり、成長が止まったりします。

そのため、きれいな水質や適水温を保つことが養殖の最大のポイントです。

夜

すっぽんは夜行性の生き物です。

昼間はじっと水中や泥の中で過ごし、夜になるとエサを探して活動的になります。

この習性は天敵から身を守るための大切な知恵であり、捕食者から逃れるために日没～夜間にかけて活動すると考えられています。

川や池

すっぽんの生息域は本州から四国、九州から沖縄諸島にかけ広がっており、主に平地の比較的大きな池沼や淡水の川などに住んでいます。

流れの穏やかな水路などでよく見かけられるそう。

水のきれいな場所を好み、泳ぎが得意です。