【高齢者向け】考えて楽しもう。脳を刺激する推理クイズをご紹介
今回は高齢者の方向けの推理クイズのご紹介です。
推理クイズとは、ある出来事に対して「なぜそうなるのか」や「方法や手順」を考えていくものです。
自分の知識を活用したり、問題文の中のヒントやひっかけを見つけることが、問題を解く重要なカギとなります。
じっくり考える推理クイズは脳の活性化につながり、集中力や創造力も鍛えられますよ。
高齢者施設でのクイズレクに取り入れてみてはいかがでしょうか?
問題文から読み取る情報量が少ない短めのものから、長めの問題文のものまで用意してみました。
紙やホワイトボードを活用し、絵や図を用いてわかりやすくしたり、ヒントを出すなど工夫して挑戦してみてくださいね!
【高齢者向け】考えて楽しもう。脳を刺激する推理クイズをご紹介(1〜10)
ジュースの空き缶を5本集めると、新品のジュース1本と交換してもらえます。あなたは新品のジュースを200本持っています。交換してもらうと、何本のジュースを飲めるでしょうか?

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答えは249本です。
まず200本のジュースを飲み、空き缶200本と新品40本を交換します。
新品40本を飲み、空き缶40本と新品8本を交換します。
そして新品8本を飲み、空き缶8本のうち5本を新品1本と交換します。
最後に新品1本を飲むので、合計249本となります。
実際には飲むことが難しい本数ですが、推理クイズとしては面白い問題ですね。
目の前に3つの扉があり、どれか一つを選んで進まなければなりません。1つめの扉の向こうには包丁を持った暗殺者がおり、入って来た人を切り刻もうとしています。2つめの扉の向こうには6カ月食事をしていないライオンがいます。そして3つめの扉の向こうには飛び越えられない深い穴があります。生き延びるために、どの扉を選べばよいでしょうか?

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2つめの「6カ月食事をしていないライオンがいる扉」が正解です。
6カ月も食事をしていないライオンは餓えていて人間に飛びかかりそうに思えますが、6カ月も食事をしていないということは既に餓死している可能性が高いため、3つの扉のうち最も安全な選択です。
航海中の大型客船で殺人事件が起こりました。ある男が「私は警察官だ。容疑者はこの3人のうちの誰かです」と言いましたが、それを聞いていた別の警察官はそのある男は警察官ではないと思いました。どうしてそう思ったでしょうか?

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答えは「ある男が容疑者という言葉を使ったから」。
容疑者という言葉はマスコミが使う言葉であり、警察の人間は「容疑者」ではなく「被疑者」と呼ぶからです。
ドラマやニュースでは「容疑者」という言葉の方がよく耳にするかもしれませんね。
2枚の食パンを並べて焼ける大きいフライパンがあります。このフライパンで3枚の食パンの両面を焼きます。片面を焼くには30秒かかり、「1枚目と2枚目を同時に焼き、3枚目を最後に片面ずつ焼く」という手順にすると、すべての両面を焼き終わるのに合計120秒かかります。この手順より短時間で焼ける方法を考えてみましょう。

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答えは1枚目と2枚目の片面をまず焼き、次に1枚目の裏側と3枚目の片面を焼く。
最後に2枚目の裏側と3枚目の裏側を焼くという手順です。
問題の手順では合計4回焼くことになるので120秒かかってしまいますが、この方法なら3回ですべて焼き終えるので、90秒で焼けますね。
あなたはバスの運転手です。最初に5人乗ってきて、次のバス停で4人降りて3人乗ってきました。また次のバス停で1人降りて2人乗ってきました。最後のバス停でおばあさんが「運転手さんは、私の子どもと同じくらいの歳ね」と言いました。バスの運転手の年齢は何歳でしょうか?

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答えは「あなたの年齢」です。
問題の最初に「あなたはバスの運転手です」とあります。
乗客の乗り降りの人数を計算しているあまり、この問題には引っかかってしまいそうですね。