【高齢者向け】楽しい論理クイズで頭の体操をしよう!
今回はレクリエーションで楽しめる、論理クイズのご紹介です!
論理クイズとは、問題文をよく読み、文章の中から手がかりを探し答えを導いていきます。
クイズのように知識だけで解くのではなく、なぞなぞのようにヒラメキをいかす問題とは一味違うようです。
問題によっては、計算や引っかけ問題の要素もあるので、頭の体操にオススメですよ。
難しく考えずに、自由な発想で答えてみてはいかがでしょうか?
論理クイズは問題文が長くなる傾向がありますが、今回は短めの問題をご用意しました。
ぜひ、高齢者の方の脳トレにお役立てください。
【高齢者向け】楽しい論理クイズで頭の体操をしよう!(1〜10)
花子さんはお菓子屋さんで、飴1個とチョコレート1個を買いました。レジで150円払いましたが、チョコレートは飴より100円高いそうです。それぞれいくらだったのでしょうか?

こたえを見る
飴25円、チョコレート125円
簡単そうに思える問題で、答えもすぐ出そうですよね。
「飴が50円でチョコレートが100円」と言ってしまいそうですが、よく考えてみましょう。
50円と100円だと差額が50円になってしまい、100円高くはなりませんよね。
合計の150円から100円の差になるには、飴25円でチョコレートが125円ですね。
シンプルな問題文ですが、ひねりのある問題でした。
まったく同じ素材でできたロープが2本あります。どちらも先端から火をつけると1時間で燃え尽きます。燃える時間を利用して、45分計るには最初はどのようにして火を付けるといいでしょうか?

こたえを見る
2本の先端を同時に火をつけ、片方だけ両方の先端から火をつける
燃えるスピードから時間を計る、面白い問題です。
2本とも同時に火を先端につけます。
さらに片方は、両方の先端に火を付けます。
両方に火がついたロープは燃え尽きるのに30分かかりますよね。
そのときに、残ったもう1本のロープの先端に火をつけてみましょう。
30分の半分、15分で燃え尽きますよね。
これで45分が計れますよ。
8人の子供と1つのホットケーキがありました。ホットケーキをナイフで切り分けるのは3回だけです。8等分に分けるにはどうしたらいいでしょうか?

こたえを見る
最初にホットケーキの側面から真横に切ると8等分できる。
一番初めにホットケーキの真横から半分に切って2等分します。
次にホットケーキを上からナイフで2回に分けて4等分してみましょう。
切ったホットケーキは、全部で8等分に!
「横から切る」といった、ホットケーキの切り方の視点を変える発想がユニークですね。
子ザルが木登りをしています。子ザルは1分間で3メートル登り、すぐに2メートル下がってしまいます。木登りで10メートル登るには何分かかるでしょうか?

こたえを見る
8分
文章をよく読んで整理すると、10分と答えてしまいそうですよね。
1分間で3メートル進んで2メートル戻ると、合計で1メートル進んでいます。
7分で7メートル登り、次に8分で3メートル登るので、ここで10メートル登りますね。
答えを知ると「なるほど」と思う回答です。
明後日の3日前は水曜日でした。今日は何曜日でしょうか?

こたえを見る
木曜日
明後日の3日前を知ることが問題を解くポイントです。
明後日を数字にすると考えやすいかもしれません。
明後日は今日から2日後ですよね。
2日進んで、3日戻ると水曜日なので、答えは木曜日です。
頭の中で文章を整理することが楽しめる問題ですね。
犬は月、火、水曜日に嘘つき、猫は木、金、土曜日に嘘をつきます。ある日、犬も猫も「昨日嘘をついたよ」と言いました。今日は何曜日でしょうか?

こたえを見る
木曜日
2匹が嘘をつかず、本当のことを言う日は日曜日だけです。
ですが、土曜日は猫が嘘をつく日なので日曜日ではありません。
そうなると、どちらかが嘘をつき、どちらかが本当のことを言っていることになります。
問題文から整理すると、木曜日ですね。
犬が本当のことである「昨日嘘をついた」となり、猫が「昨日嘘をついた」が嘘になるのが、木曜日だけです。
1分間で倍になる性質の細胞があります。ある容器の中では、一時間まで増殖するとスペースがなくなり増殖を停止します。同じ容器の中に最初から二個の細胞を入れ、空間がいっぱいになり増殖を停止するのは何分でしょうか?

こたえを見る
59分
一個の細胞が1分間で、倍の二個に増えます。
問題文では2個から始まっているので、最初の1分を60分から引いた数です。
二個の細胞だと「30分で容器の空間がいっぱいになる」と、答えてしまいそうですね。
深く考えることがポイントの問題ですね!