【高齢者向け】楽しい論理クイズで頭の体操をしよう!
今回はレクリエーションで楽しめる、論理クイズのご紹介です!
論理クイズとは、問題文をよく読み、文章の中から手がかりを探し答えを導いていきます。
クイズのように知識だけで解くのではなく、なぞなぞのようにヒラメキをいかす問題とは一味違うようです。
問題によっては、計算や引っかけ問題の要素もあるので、頭の体操にオススメですよ。
難しく考えずに、自由な発想で答えてみてはいかがでしょうか?
論理クイズは問題文が長くなる傾向がありますが、今回は短めの問題をご用意しました。
ぜひ、高齢者の方の脳トレにお役立てください。
【高齢者向け】楽しい論理クイズで頭の体操をしよう!(1〜10)
リンゴ、ナシ、リンゴとナシどちらかが入った3つの箱がありました。箱の中身をわかりやすくしていたラベルが、全て入れ替わってしまいました。どの箱を開けると、ほかの2つの箱がわかるでしょうか?

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リンゴとナシ
文章の中にある「ラベルが全て入れ替わった」ことに注目してみましょう。
例えば、リンゴとナシどちらかのラベルの箱の中身がナシだった場合で考えます。
全てラベルが変わっているので、リンゴのラベルの箱にはナシが入っています。
残ったナシのラベルの箱には、リンゴかナシが入っていますよ。
飴を5個食べると、新しい飴がもらえます。太郎君は新しい飴を100個持っています。太郎君は飴を全部で何個食べられるでしょうか?

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124個
5個の飴を食べると1個もらえるから、計算すると「20個食べられるのかな」と思いますよね。
ですが、その先も考えてみましょう。
もらった20個を食べると、4個もらえますよね。
食べられる全部の飴の個数を求める問題なので、100と20と4を足した124個が正解になりますよ。
8人の子供と1つのホットケーキがありました。ホットケーキをナイフで切り分けるのは3回だけです。8等分に分けるにはどうしたらいいでしょうか?

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最初にホットケーキの側面から真横に切ると8等分できる。
一番初めにホットケーキの真横から半分に切って2等分します。
次にホットケーキを上からナイフで2回に分けて4等分してみましょう。
切ったホットケーキは、全部で8等分に!
「横から切る」といった、ホットケーキの切り方の視点を変える発想がユニークですね。
【高齢者向け】楽しい論理クイズで頭の体操をしよう!(11〜20)
カタツムリの前に2匹のカタツムリがいます。カタツムリの後ろにも2匹のカタツムリがいます。真ん中にもカタツムリが1匹います。カタツムリは全部で何匹いるでしょうか?

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3匹
一番後ろのカタツムリの前には2匹、一番前のカタツムリの後ろには2匹といった考え方です。
5匹と回答したくなりますが、カタツムリ全体を想像するとわかりやすいかもしれませんね。
問題文をよく読み込むこともポイントです。
4個のクリームパンのうち、1個だけ中身がクリームの代わりにワサビが入っています。二人で交互に食べる場合、先攻と後攻どちらがワサビ入りのパンを食べる確率が低いでしょうか?

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後攻
先攻も後攻も、確率は一緒だと思いますよね。
今回の場合は、後攻の方が有利ですよ。
例えば、3個食べてクリームパンなら、最後はワサビ入りパンです。
答えがわかったので、後攻がワサビ入りのパンを「食べない」選択ができますよ。
8枚のそっくりに見えるコインがあります。しかし、1枚は偽物のコインで本物と比べると、わずかに軽いそうです。左右のつり合いで量る天秤で、偽物を探すことになりました。天秤で何回量るとわかるでしょうか?

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2回
複雑そうな問題に見えますが、たった2回で偽物を探せますよ。
3枚ずつコインを天秤に載せて量り、釣り合っていたら残りの2枚が偽物です。
3枚ずつ天秤で量ったとき、どちらかが軽かった場合、軽かった3枚をもう一度量ります。
方法は軽かった3枚の2枚を天秤で量り釣り合った場合、図らなかった1枚が偽物です。
釣り合わなかった場合は、天秤に載っている軽い方が偽物です。
「軽いコインを効率的に探す方法」と考えると、ゲーム性も出て楽しめるかもしれませんね。
森に向かう1匹のキツネは、7匹のリスを見ました。7匹のリスは森に向かう4匹のカンガルーを見ました。4匹のカンガルーはそれぞれ1匹づつお腹の袋に入れていました。森に向かっている動物は何匹でしょうか?

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9匹
順番に出てくる動物を足し算すると、15匹ですよね。
出てくる動物を整理して足すことに、とらわれてしまうひっかけの問題ですね。
実は、問題文をよく読むとリスは「森に向かう」とは書いていません。
ですので、キツネ1匹、4匹のカンガルーとそれぞれのお腹の袋の子供を足した9匹が正解です。