【高齢者向け】考えて楽しもう。脳を刺激する推理クイズをご紹介
今回は高齢者の方向けの推理クイズのご紹介です。
推理クイズとは、ある出来事に対して「なぜそうなるのか」や「方法や手順」を考えていくものです。
自分の知識を活用したり、問題文の中のヒントやひっかけを見つけることが、問題を解く重要なカギとなります。
じっくり考える推理クイズは脳の活性化につながり、集中力や創造力も鍛えられますよ。
高齢者施設でのクイズレクに取り入れてみてはいかがでしょうか?
問題文から読み取る情報量が少ない短めのものから、長めの問題文のものまで用意してみました。
紙やホワイトボードを活用し、絵や図を用いてわかりやすくしたり、ヒントを出すなど工夫して挑戦してみてくださいね!
【高齢者向け】考えて楽しもう。脳を刺激する推理クイズをご紹介(21〜40)
北海道でお弁当屋さんをしている友達のAさんから、東京に住んでいるBさんに電話がかかってきました。Aさん「今から30分後頃に東京のBさんの自宅に行ってもいいかな」と話がありました。北海道から東京のBさんの自宅まで30分で着くでしょうか?

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Aさんの現在いる場所によっては可能です。
北海道から東京まで公共の交通機関の最短時間は、飛行機で約1時間30分です。
最短時間は、Bさんの自宅までではなく空港間の時間なのでもう少しかかってしまいます。
Aさんが電話をかけてきたときに、北海道ではなくBさんの自宅から30分で到着する場所にいれば可能ですよ。
Aさん、Bさん、Cさんの3人にテストを実施し、その結果1人は100点で、残りの2人は50点でした。3人に話を聞くと、100点をとった方は本当のことを言い、50点の方はウソをついています。3人の話から誰が100点をとったのか考えてください。Aさん「私は100点です」、Bさん「Cさんは100点ではありませんよ」、Cさん「Aさんは0点でした」

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Cさん
1人ずつ発言から考えてみましょう。
Aさんを100点とすると、Bさんはウソの発言になり、Cさんは100点です。
しかし100点は1人だけなので、3人の発言には矛盾がおきます。
Bさんが100点の場合、AさんとCさんは50点をとり、それぞれウソの発言と仮定します。
ですが、2人の発言には食い違うところがあり、矛盾が発生します。
Cさんが100点の場合は残りの2人の発言は成立しますよ。
3人で3枚のおせんべいを食べる場合、3分かかります。100枚のおせんべいを食べる場合、何人必要でしょうか?ただし、おせんべいを割って数人で分けて食べることはできません。

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4人
問題文から、推理していきましょう。
3人で3枚のおせんべいを食べきるのに3分かかるということは、1人で1枚食べるのに3分かかります。
100枚のおせんべいを3人で3等分すると33枚とあまり1枚です。
「3人で残り1枚を食べるから3人」と考えるのは間違いなので、さらに深く考えてみましょう。
3人で33枚食べきった時間は、3分×33枚=99分と出せますよね。
残りの1枚を割って数人で食べたり、1人で残り1分間で食べきることはできないのでもう1人必要になりますよ。
おわりに
数字の問題やなぞなぞの要素もある問題など、バラエティー豊富な問題ばかりでしたね。
高齢者の方にあれこれ推理していただいて、気軽な気持ちで答えていただきましょう。
楽しく脳を刺激できる推理クイズ、レクリエーションなどでぜひお役に立てください。