【高齢者向け】考えて楽しもう。脳を刺激する推理クイズをご紹介
今回は高齢者の方向けの推理クイズのご紹介です。
推理クイズとは、ある出来事に対して「なぜそうなるのか」や「方法や手順」を考えていくものです。
自分の知識を活用したり、問題文の中のヒントやひっかけを見つけることが、問題を解く重要なカギとなります。
じっくり考える推理クイズは脳の活性化につながり、集中力や創造力も鍛えられますよ。
高齢者施設でのクイズレクに取り入れてみてはいかがでしょうか?
問題文から読み取る情報量が少ない短めのものから、長めの問題文のものまで用意してみました。
紙やホワイトボードを活用し、絵や図を用いてわかりやすくしたり、ヒントを出すなど工夫して挑戦してみてくださいね!
【高齢者向け】考えて楽しもう。脳を刺激する推理クイズをご紹介(21〜40)
パトカーに乗った警察官の目の前を、トラックの運転手が一方通行の道を逆走していました。しかし、警察官はトラックの運転手を捕まえるなど、気にする様子は全くありませんでした。なぜでしょうか?

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トラックの運転手は、歩いて逆走していたから
トラックの運転手は、トラックに乗っていたのではありません。
トラックの運転手は、歩いていたと考えると答えが見えてきますね。
「トラックの運転手」を意識しすぎると、「逆走しているトラックを捕まえない警察官」といった考えに。
一方通行の標識は車に対する標識なので、歩行者が反対方向に歩いていても問題はありませんよ。
ビールが好きな夫婦と、ビールが苦手で、お茶や水などを飲む夫婦がいました。相性がよい夫婦はどちらでしょうか?

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ビールが好きな夫婦
アルコールが入っている以外のビールとお茶や水の違いを、考えてみましょう。
ビールは特徴にもなっている「泡」がありますよね。
お茶や水をグラスに注いでも泡は出ません。
「泡ない」を「合わない」に変換すると答えが見えてきますよ。
「合わない」は「夫婦の相性が悪い」ことにつながるので、ビールが苦手で、お茶や水などを飲む夫婦を指しています。
考えをまとめると、泡があるビールが好きな夫婦が正解です。
おなかがすいた馬が4メートルのロープにつながれていました。約15メートル離れた場所にニンジンが山積みで置いてあります。ロープにつながれた空腹の馬は、ニンジンを食べました。どうして馬はニンジンを食べに行けたのでしょうか?

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馬につながれたロープは、固定されていいなかったから
「4メートルのロープにつながれた馬」と「約15メートル先のニンジン」の2つに注目しまうと答えが遠のくかもしれませんよ。
「4メートルのロープにつながれた馬」は、ロープにつながれています。
ですが、ロープは固定されているとは書いていませんよね。
ロープが固定されておらず、馬は身動きがとれたのです。
ナカムラさんとウエノさんとサナエさんとナイトウさんの4人の内、動物に嫌われてしまう人は誰でしょうか?

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ウエノさん
「動物に嫌われてしまう」を別の言葉で言い換えると「懐かない」ですよね。
「懐かない」を「ナが付かない」と考えます。
問題文に出てくる4人の名字や名前に注目すると、「ナ」が付かない人は「ウエノさん」です。
もし「ウエノさん」が動物好きな場合、懐いてくれなかったら寂しいですよね。
三郎くんは、お母さんから「赤、青、黒」の3色ボールペンをもらいました。嬉しくてたくさん文字を書いていましたが、壊れてしまったようです。赤と青のペン先が出でなくなり書けません。三郎くんが「赤い文字と青い文字を書きたい」と泣いたら、お母さんはある方法で、問題を解決したようです。どのような方法で、書けるようになったのでしょうか?

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ボールペンの黒いペン先で「赤い文字」と「青い文字」と書けばよい
ひっかけ問題のようですが、三郎くんのしたいことができる方法を考えてみましょう。
問題文をよく読むと「赤い色や青い色で文字を書きたい」と書いていませんよね。
三郎くんは「赤い文字と青い文字」を書きたいので、壊れていない3色ボールペンの黒色で書きます。