【高齢者向け】脳トレに最適!盛り上がる雑学
高齢者施設などで勤務していると、レクリエーションの内容や高齢者の方との会話を考えるときがあるかと思います。
いつも似たような内容のレクリエーションや、同じ会話になってしまうなど悩むことはありませんか?
そこで今回は、高齢者の方向けの盛り上がる雑学をご紹介します。
年齢を重ね、知識も経験も豊富な高齢者の方は、新しいことや情報に触れる機会が少なくなっていますよね。
ですが、雑学などを取り入れた新しい情報は、驚きや楽しさを感じ脳を活性化させるそうですよ。
久しぶりの新しく楽しい情報を、ほかの高齢者の方やご家族に話したくなるようです。
雑学は他者と会話するといったコミュニケーション促進にも役立ちますよ。
【高齢者向け】脳トレに最適!盛り上がる雑学(1〜10)
童謡「春の小川」のモデルは東京の河骨川

童謡「春の小川」は小学校で学ぶため、日本人ならほとんどの方が知っているのではないでしょうか。
実はこの小川にはモデルがあるとされています。
それは現在の東京、小田急線沿線を流れていたとされる河骨川です。
作詞者の高野辰之さんはこの河骨川付近に住んでいた、ということが理由の1つとされています。
現在は土地開発によって地中に埋められ、下水道に転用されたことからその姿を見ることはできませんが、超高層ビルの立ち並ぶ東京にそうした川があったことは、この歌と一緒に語り継がれていくのでしょうね。
サハラ砂漠の「サハラ」はアラビア語で砂漠を意味している

アフリカ大陸の北部にあるある砂漠で、世界最大級のサハラ砂漠。
皆さんも、この名前は耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
実はこの「サハラ」はアラビア語で砂漠や荒野を意味しており、われわれの言う「サハラ砂漠」だと、砂漠砂漠という意味になってしまうそうです。
名称自体に砂漠の意味を含むため、英語やフランス語では砂漠を意味する語は添えずに呼ぶのが正式なんだとか。
アフリカ連合の主導によって砂漠の拡大化を防ぐために対応がされているそうですが、毎年約6万平方キロメートルの速度で砂漠の面積が増加しているそうです。
カルボナーラはイタリア語で「炭焼き職人風」という意味

皆さんが大好きなパスタの代表メニューの1つ「カルボナーラ」。
カルボナーラはイタリア語で「炭焼き職人風」という意味なんです。
チーズや黒コショウ、豚肉の塩漬けであるパンチェッタや卵を使い、シンプルながらパンチの効いた味わいの一品です。
料理の起源は諸説ありますが、炭職人がもしも仕事の合間に腹ごしらえとしてパスタを作ったとしたら、きっと手についた炭の粉が落ちて、こんな見た目になるんじゃないか?
と言われた説からこの名前が来ているそうです。
この考え方でいくと、パスタ料理は職種の数だけ種類がありそうですね。
ドイツでは魚釣りをするときに国家資格が必要

釣りを趣味にされる方は多く、四季折々の魚を釣る楽しみは何とも言い難い達成感があると言われています。
そんなポピュラーな釣りですが、ヨーロッパのドイツでは魚釣りをするときに国家資格が必要なことはご存じでしょうか?
ドイツは北欧諸国とならぶ環境先進国であり、高い意識をもって環境保護に取り組んでいます。
そのため、釣りをするためには国家資格に合格する必要があり、筆記試験と実技試験の両方をクリアしなければならず、その資格も数年ごとに更新する必要があるそうです。
日本でも自由に釣りを楽しめるこの環境を大切にしないといけませんね。
クフ王のピラミッドの高さはおよそ140メートル

世界七不思議とされるギザの大ピラミッドの中で最も大きいクフ王のピラミッド。
紀元前2600年前後に建てられたとされた、七不思議唯一の建造物です。
その高さはおよそ140メートルであり、4000年以上もの間に渡り、世界一の高さを誇る建造物とされてきました。
2トンから30トンの石が200万個以上使われ、ほぼ左右対称の精密なつくりでありながら、現在のような重機がない時代に建てられたことから、その建造方法は多くの謎に包まれています。
節分に恵方巻を食べる際、やってはいけないことはおしゃべりをすること

節分の日に欠かせない食べ物として欠かせない食べ物といえば、恵方巻ですよね。
もともとは関西圏の食文化、風習でしたが、コンビニチェーンやスーパーマーケットで取り扱われたことで全国的に広がったと言われています。
実はこの恵方巻、食べる際にやってはいけないことがあるんです。
それはおしゃべりをすること。
恵方巻は、節分のその年の恵方に向かって黙々と食べるのが作法とされています。
節分の日にはご利益を得るためにも、この作法を意識して食べてみてくださいね。
節分の豆まきは夜におこなうのがよいとされている

日本の伝統行事である節分。
お子さんのいらっしゃるご家庭では豆まきをする機会も多いと思います。
当たり前にしている豆まきですが、1日の内、どの時間帯におこなうのが良いとされているのかご存じでしょうか?
答えは「夜」です。
古来、鬼は真夜中にやってくるとされてきました。
また、心の煩悩を払い、新しい季節を清く迎えるためにも、家族全員がそろう夜におこなうことが推奨されていました。
現代では真夜中におこなうと騒音の問題や、掃除の大変さもあるため夕方から夜にかけておこなうのが一般的となっています。