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知的な美しさが光る!一般的に使えるおしゃれな四字熟語

知的な美しさが光る!一般的に使えるおしゃれな四字熟語
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知的な美しさが光る!一般的に使えるおしゃれな四字熟語

四字熟語は日本語の美しさと深い意味を凝縮した言葉の芸術です。

おしゃれな書道作品やインテリアとしても人気があり、普段の会話でさりげなく使うことで知的な印象を与えられます。

しかし、正しい意味や使い方を知らないと恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。

そこで今回は、一般的に気軽に取り入れられるおしゃれな四字熟語の世界をご紹介します。

日常生活をより豊かに彩る、ステキな言葉との出会いを楽しんでみませんか?

知的な美しさが光る!一般的に使えるおしゃれな四字熟語(1〜10)

夢幻泡影NEW!

夢幻泡影NEW!

こちらの四字熟語は仏教の『金剛般若経』の最終節に出てくる言葉が由来で夢、幻、泡、影のように実体がなくすぐに消え去ってしまうもののことをあらわします。

これを逆説的にとらえ、だからこそ今を精一杯生きようという意味も持っています。

人間も何もかも無限のものではありませんが、その瞬間瞬間を充実したものにすることの大切さを教えてくれる言葉でもあります。

人は何のために生き、どこへ行くのか、じっくり考えてみるのもよいかもしれません。

山紫水明NEW!

https://www.tiktok.com/@hiroaki946/video/7382892469496630544

日本にいると特に郊外では美しい自然に心を打たれることが多いかもしれません。

そんな時に思い浮かべる四字熟語といえばこちらでしょう。

もともとは江戸時代、京都に住んでいた学者の頼山陽が作ったといわれるこの四字熟語、東山の山並みが紫色に、鴨川が明るく見える情景を見て考えたのでしょうか。

彼が作った庭は今も鴨川の西側に残されていますので、観光の際にはぜひ見に行ってみてください。

それによってこの熟語のイメージはより深く心にきざまれるはずです。

明鏡止水NEW!

https://www.tiktok.com/@kurukoba/video/7389565189189815560

こちらの四字熟語は、少しの曇りもない鏡や、風や流れがなくとまって揺るがない水面のことを表現しており、またそのような心境のことを表します。

中国の思想書、荘子に故事として書かれている言葉ですが、明鏡のほうは偏見を持ったり傲慢な気持ちでいると、心の鏡が曇る、そして止水のほうは穏やかな水のような心を持つ人にはまわりに自然と人が集まる、という意味があるそうです。

そのような心境になれたら理想ですし、かっこいいですよね。

桜梅桃李NEW!

https://www.tiktok.com/@yoji_jukuko/video/7410061341974744338

中国から伝わる言葉で、仏教的な教えも含まれている四字熟語がこちらです。

桜、梅、桃、李は似た感じの花ではあるものの、それぞれが独自の花を咲かせ、花をめでるもののあれば、実を使うものもあり、それぞれが違った個性を持っている。

それをいかして、その人なりの良さを目指して咲き続けなさい、という意味を持っています。

価値観も美しさもひとつではありません。

自分の良さに早く気付き、それを伸ばしていくことも大切かもしれないですね。

火樹銀花NEW!

火樹銀花NEW!

唐の詩人・蘇味道がよんだ詩がもとになっている四字熟語がこちらです。

元宵節の夜に花火や街の明かりが光る様子をよんだ詩で、現代では街の夜景などをあらわすときに使われています。

また、プロジェクションマッピングのタイトルとしても使われていたりします。

この熟語を目にすると、漢字だけでその情景が浮かんできそうな気持になれますよね。

とても美しい四字熟語の一つですので、あなたも覚えて何かの機会に使ってみられてはいかがでしょうか。

百花繚乱NEW!

https://www.tiktok.com/@hiroaki946/video/7381834339350236436

多くの花々が咲き乱れることを表した四字熟語がこちらです。

それから解釈が進み、たくさんの才能を持った人物や作品などが一度に現れたり、美しく着飾った人がたくさん集まった時のたとえとしても使われています。

とても豪華でぜいたくな感じがしますよね。

繚乱は難しい言葉ですが、入り乱れたり咲き乱れることを意味します。

特に繚の漢字はこの時以外にはあまり目にしない字ですね。

似た四字熟語には千紫万紅などもあります。

あなたも使ってみてくださいね。

花鳥風月NEW!

https://www.tiktok.com/@hiroaki946/video/7382198410473901313

この四字熟語は、花、鳥、風、月のように、美しい自然のことをあらわしています。

能楽で知られている世阿弥があらわした『風姿花伝』という能楽指南書に書かれている言葉で「花鳥風月の事わざ、いかにもいかにも細かに似すべし」という形で出てきます。

また、この熟語の別の読み解き方として、人間は年を取るごとに花,鳥,風,月の順番でその良さがわかるようになってくる、ともいわれています。

なるほど、おもしろい解釈ですよね。

落花流水NEW!

落花流水NEW!

この四字熟語は、中国の詩人である高駢の詩からきています。

こちらの熟語には2つの意味があり、一つ目は、花が落ち、水にながれていくという、無情な時の流れや、物事の衰えなどをあらわしていますが、もう一つは少しそれをひねった解釈で、散った花は水に流されたいと願い、水も花を流したいと思うことから、お互いが通じ合い、相思相愛の気持ちになることをあらわしています。

こちらのほうの意味のほうが主流で使われているのが興味深いですね。

雪月風花NEW!

https://www.tiktok.com/@dngmn_423/video/7515901279319657736

四季の美しい自然を表した中国からきた四字熟語がこちらです。

四季を愛し、四季の移り変わりを肌で感じることのできる環境にいる日本人には心に響く熟語ではないでしょうか。

単語の前後をひっくり返し、雪月風花として使うこともありますよね。

日本ではそのままの意味で使われますが、中国ではいわゆる日本の美辞麗句のように、美しく飾り立てた内容に乏しいもの、というマイナスイメージの言葉として扱われることもあるそうです。

雲外蒼天NEW!

https://www.tiktok.com/@yoji_jukuko/video/7409327274853469457

雲が立ち込めているように見えても、その上は青空であるという四字熟語がこちらです。

転じて、苦難や障害に阻まれようとも努力すればいつかは打破できる、といった意味合いを持っています。

困難に負けそうな気持になったときにぜひ思い出していただきたい熟語ですよね。

出典に関しては特に見当たらない、めずらしいタイプの熟語のようですが、1980年代から人気になり、定番となって現在に至ります。

入試や卒業式などでも喜ばれる言葉です。

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