意味も学べる!小学生が覚えたいかっこいい四字熟語
「かっこいい四字熟語を知りたい!」学校の作文やスピーチで使ってみたい、自分の将来の目標にしたい、そんな思いを抱く小学生のみなさんも多いのではないでしょうか?
四字熟語には、強い意志や立派な心構えを表す言葉がいっぱい隠されています。
四字熟語には、深い意味が込められているからこそ、知れば知るほど魅力が増していきます。
たった4文字なのに、心に響く言葉がたくさん。
この記事では、小学生でも覚えやすく、使いこなせる四字熟語を紹介します。
友達との会話や作文で使えば、きっとステキな表現力が身につくはずですよ。
意味も学べる!小学生が覚えたいかっこいい四字熟語(1〜10)
以心伝心NEW!

心だけで通じ合うことを「以心伝心」と言います。
普段は何かを誰かに伝えるとき、言葉や文字を使いますよね。
しかし中には言葉で表現するのが難しい時もあります。
そういう時に、あなたの気持ちを汲み取ってくれる人がいると嬉しいですよね。
仲の良い友達なら、気持ちや思いを言葉にしなくても通じ合うことがあるでしょう。
以心伝心できる相手というのは、普段からあなたの事をよく見て、深く理解してくれているのかもしれません。
四面楚歌NEW!

「四面楚歌」は「しめんそか」と読み、敵に囲まれて味方がいない状態の事を言います。
小学生なら、増え鬼やドッジボールをしていて、みんな鬼になったり外野に行ったりして、自分しか残っていない……そんな状況になった事があるのではないでしょうか。
それがまさに、四面楚歌の状態ですね。
「孤立無援」や「万事休す」なども、四面楚歌と似た意味を持ちますよ。
四面楚歌はあまり良くない状態なので、ぜひそこから次の一手を見つけたいですね。
大器晩成NEW!

大きな才能や偉大な人物は、若い頃は目立たず、人より遅れて大成するのだということを表現した四字熟語です。
大きな器を作るのには時間がかかるということで、大きな人物も同じように時間がかかるのだということを伝えています。
古代中国の思想家である老子の書物に描かれていたことが由来だということで、歴史のある言葉だということも見えてきますよね。
まだ成功しないのは将来のために実力をつんでいるからだという、ポジティブな姿勢も感じられるような言葉です。
我田引水NEW!

他の人の事情は考えず、自分の都合だけを考えた行動や解釈をおこなうという、どちらかといえばマイナスなイメージの四字熟語です。
使われている文字のとおり、自分の田んぼにだけ水を引き入れるという行為から、自己中心な様子を表現する言葉として使われますね。
相手を批判するときや、自分の都合を押しつけてしまうと感じたときに使われますね。
自己中心ということで、この言葉をあえて使うことで、自分らしさへの自信や思うままに突き進むのだという決意が表現されるのではないでしょうか。
日進月歩NEW!

絶え間なく連続的に、かつ急速に進歩すること様子を表現した、成長を感じさせる四字熟語です。
日々の進歩をあらわす「日進」にその意味を補うように「月」と「歩」があとからつけられ、この言葉になったといわれています。
ゆっくりと少しずつ成長する様子だと思われがちですが、それは間違いで、どちらかといえば急成長を表現するときに使われます。
成長や発展に感動するときに使われることが多いので、ポジティブなイメージが強い言葉ですよね。
温故知新NEW!

歴史を勉強していると「どうして終わった事を学ぶ必要があるの?」と思いますよね。
そういう時は、この四字熟語を思い出しましょう。
「温故知新」というのは、昔の事を学ぶ事によって、新しい知識を得ること。
例えば、何かに挑戦して失敗したとしますよね。
それだけだとただの過去になりますが、なぜ失敗したのかを考え新しい方法を見つけられたら、次の成功につながります。
今は必要ないと思える事でも、実はあなたのより良い未来につながっているのかもしれませんよ。
無我夢中NEW!

ある一つのものに熱中したり、心をうばわれたりして、周りや自分のことが見えなくなる状態を「無我夢中」と表現します。
読書やゲームなど、ついつい時間を忘れてしてしまう事ってありますよね。
また、ゲームなどで鬼から逃げる時は無我夢中でみなさん走ることでしょう。
日常生活の中でも意外に目にする機会が多く、また使いやすい四字熟語です。
夢中になれるのはとても良い事ですが、周りを見ずに何かに熱中しすぎるとケガにつながる事もあるので、そこは気をつけたいですね。