2000年に開催されたシドニーオリンピックにおいて金メダルを獲得し、女子スポーツ界で初となる国民栄誉賞を受賞した元陸上競技選手、高橋尚子さん。
Qちゃんの愛称でも知られていますが、その理由は最初に就職した会社で『オバケのQ太郎』のモノマネを披露したからであることをご存じでしたでしょうか。
今回は、そんな誰もがよく知る高橋尚子さんの名言をご紹介します。
キュートな笑顔の裏に隠された壮絶な努力を感じられること間違いなしですよ!
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元世界記録保持者の金メダリスト!元陸上競技選手・高橋尚子の名言(1〜10)
金メダルも世界記録もすごいと思いません。それより目標を達成した喜びが大きいです高橋尚子

2000年のシドニーオリンピックでの金メダル、日本中が湧きに沸きましたよね。
勝負どころで掛けていたサングラスを取り払ったシーンは鬼気迫るものをがありました。
その翌年のベルリンマラソンでの世界新記録、2時間19分46秒、のレースも昨日のように思い出されます。
でも、そんな記録よりも……と彼女は語ります。
目標を掲げそれにトライし、達成する。
さまざまなトラブルを外に見せない影の努力も、外部の人は「才能があるから」の言葉で済ませます。
凡人には想像できない苦労の果ての言葉なのだと。
『あしたのジョー』のように、戦い終え、そのまま頭の中が真っ白になっていくほど走れたら本望なんです高橋尚子
パンチドランカーとなって命を失うことよりもチャンピオン、ホセ・メンドーサとの世界タイトルマッチを望んだジョー。
試合は判定負けしたものの命の限り戦ったジョーは白く燃え尽きて……。
漫画史上に残る名シーンとして挙げられる『あしたのジョー』のラストカット。
ジョーのボクシング、高橋尚子さんのマラソン、そんな「燃えるものがある」人はうらやましいなあとも思わされます。
高橋さんはアスリートとしては引退したものの、これからもその「熱さ」をいろいろなカタチで私たちに届けてくれることでしょう!
人への感謝の気持ちも、自分の力になる高橋尚子
「給料は安いけど、契約社員でもよければウチへ来るかい?」と小出監督に声を掛けられたのがあのゴールデンコンビの始まりでした。
その後高橋さんは小出監督との出会いが「金メダルよりも人生で一番の勝利の瞬間」だったと話しています。
そんな小出監督にのみならず、周りの人たちへの気遣いを忘れない高橋尚子さんらしい言葉。
クラブ活動でも仕事の組織でも、周りにいるいろいろな人からの支えがあって自分は輝くもの。
人間一人の力なんて小さなものなんですよね。
人以上やって人なみ。人の倍以上やってようやく…。高橋尚子
ビッグマウスでやや悪態?
をつくスポーツ選手もたまにいますよね?
。
でもそんなのを見るにつけ「スポーツ選手にまじめでない人はないから、こんな悪態ついても実はこの人はいい人……」と勝手に思っています。
食べたいものも食べられず、ひたすら走る、体を鍛える、飽きるほどの基本練習、対戦相手の研究など、真のアスリートはおおよそ「テキトーな人」ではたどり着くことのできない境地。
それが世界レベルともなれば言わずもがな。
金メダルを獲った高橋さんに言われればぐうの音も出ないありがたいお言葉です!
夢を持ち続けて頑張れば、暗闇の道にも光が差してくる高橋尚子
県立岐阜商業時代、全国インターハイに出場するも予選敗退。
高2のときには全国都道府県対抗女子駅伝に出場するものの、区間順位は47人中45位でした。
そんな記録を見ていると若い頃からその才能を開花させ活躍している他のランナーに比べると、高橋さんは遅咲きの部類に入るでしょうか。
努力を努力で上塗りし続けた彼女だからこそ光り輝くこの言葉なのかもしれませんね。
AKB48の高橋みなみさんの「努力は必ずむくわれる」の名言にも同じような響きを感じました。
痛い目にあったとしても、失敗すらできない人生よりずっと楽しい高橋尚子
「Failure teaches success.」はその後「失敗は成功の母」と翻訳されたくさんの人々に勇気を与え続けました。
エジソンの言葉だと聞きます。
フィラメントに適する素材を探していた頃、エジソンは100素材連続その実験に失敗しました。
そのときでさえ「100種類のフィラメントに適さいない素材が発見された」とその失敗を前向きに受け止めました。
高橋さんのこの言葉にも同じような前向きさを感じますよね。
「あのときもう少しペースを上げていれば」「もう少し外側を回っていれば」そんな後悔もきっと次の成功へつなげられていのでしょう。
長い階段を一気に上がろうとすると、 途中でへばってしまう。 でも一段ずつ確実に上がっていけば、 時間はかかっても頂上まで上がることができる高橋尚子
これを読んでくれているみなさんにもきっといろいろな夢があることでしょう。
それは大女優になって人々を魅了する演技をすること、名医になって一人でも多くの人を助けること、通訳になってワールドワイドな活躍をすること、ちにみに私の夢は獣医師になることでした。
でも、そんな大きな夢も小さないことの積み重ねがあって到達できるものなのでしょう。
42kmを走るのも1歩1歩の積み重ね、実にマラソンランナーらしい地に足の着いた言葉だと思います。






