忘れていた事を思い出させてくれる、感謝とは何かに気付ける短い名言
「ありがとう」という言葉には、心を温かく包み込む不思議な力が宿っています。
感謝の気持ちを込めた名言は、シンプルでありながら、深い余韻を残してくれるものばかりですよね。
今回は、短い言葉の中に込められた感謝の真髄を、偉人や著名人による心に響く名言とともにご紹介します。
日々の生活の中で、感謝の気持ちを言葉にすることの大切さを、改めて感じていただければ幸いです。
きっとあなたの心に寄り添う、素敵な言葉に出会えるはずですよ。
忘れていた事を思い出させてくれる、感謝とは何かに気付ける短い名言(1〜10)
感謝の念は教養の結実である。サミュエル・ジョンソン

文壇の大御所と呼ばれ、英語辞典の編集でも知られているイギリス出身の文学者、サミュエル・ジョンソン氏。
「感謝の念は教養の結実である」という名言は、その後に「粗野な人々の間には見受けられない」と続きます。
教養を身に付けている人は普段から善悪の判断がつき、だからこそ他者の存在に感謝の念を持ちますが、感謝の気持ちを持たない人は自分本位に他者を傷つけてしまいがちですよね。
感謝というものが人間にとってどれほど重要かを教えてくれる名言なのではないでしょうか。
感謝は感動、健康、幸せの源なのよ。加藤シヅエ

日本の女性政治家として活躍し、社会福祉や女性の権利向上に尽力した加藤シヅエさん。
彼女は戦後の日本において女性の地位向上や家族計画の推進に貢献し、多くの人々の生活をよりよいものにするために努力してきました。
この言葉は、感謝の気持ちを持つことが人生を豊かにするという、彼女の人生観を表しています。
人は感謝すると心が動かされ、その感動が生きる活力となることもあるでしょう。
前向きな気持ちは健康にも良い影響を与え、幸福感を高めてくれます。
日々の小さな出来事にも感謝することが人生の充実につながるという教えは、現代においても重要な気づきを与えてくれるでしょう。
期待するよりも感謝するようにすると人生は大きく変わるアンソニー・ロビンズ

起業家や講演者としても活躍するアメリカ出身の自己啓発書作家、アンソニー・ロビンズさん。
「期待するよりも感謝するようにすると人生は大きく変わる」という名言からは、アンソニー・ロビンズさんの成功の秘訣を感じられるのではないでしょうか。
人は過剰な期待を持ってしまうと、思った結果にならなかった時に失望してしまいますよね。
感謝の気持ちを持つことで、そうしたしがらみから解放されると教えてくれる、建設的な名言です。
感謝は最大の徳であるだけでなく、全ての徳の源である。マルクス・トゥッリウス・キケロ

古代ローマの政治家であり、哲学者や雄弁家としても知られるマルクス・トゥッリウス・キケロ。
彼は弁論術に優れ、多くの人びとに知恵を伝えました。
彼の言葉は、感謝の心があらゆる徳の土台であり、道徳的な生き方の出発点であることを示しています。
人は誰しも周囲の支えや環境に影響を受けながら生きていくもの。
そのなかで感謝を忘れずに生きることは誠実さや思いやり、公正さといった他の美徳をも育むのです。
日々のささいなことに感謝することで、より豊かな人生を作り上げる道を示してくれる名言です。
感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく松下幸之助

誰もが知るパナソニックホールディングスを一代で築き、経営の神様としても知られている実業家、松下幸之助さん。
その名言「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」からは、まず気持ちをポジティブにすることの重要性を感じさせますよね。
意識的に感謝の気持ちを持てばマイナスの感情は薄れていき、幸福感を得られると教えてくれています。
ネガティブな感情を実感してしまった時に思い出してほしい名言です。
あなたが感謝すべき事柄について自己と語り合えば、心は天高く昇って歌を歌いたくなる。デール・カーネギー

自己啓発の先駆者として知られ、数多くの著書を通じて生き方のヒントを与えたデール・カーネギー。
彼の著書『人を動かす』や『道は開ける』は、世界中で多くの人に影響を与えました。
彼の言葉には、感謝の気持ちを持つことで心がより前向きになり、幸福を感じやすくなるというメッセージが込められています。
日常の中で不満や悩みを抱えることがあっても、感謝すべきことに意識を向けることで、人生の輝きを再認識できることが伝わるでしょう。
感謝の力が人生の幸福へとつながることを教えてくれる名言です。
人と人の間に絆を築くことができる唯一のものがあります。それは感謝ですシャルル・ド・モンテスキュー

社会学の父とも称され、権力分立制の基礎を築いたことでも知られているフランス出身の哲学者、シャルル・ド・モンテスキュー氏。
「人と人の間に絆を築くことができる唯一のものがあります それは感謝です」という名言は、感謝という感情の重要性を端的に表していますよね。
確かに、マイナスの感情や損得では、本当の意味での絆が生まれることはないのではないでしょうか。
人間だからこその感情が本物のつながりを作ると教えてくれる、哲学者らしい名言です。