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【2025】馬にまつわる洋楽。馬が登場する名曲まとめ

力強く駆ける姿、自由の象徴、あるいは心の中の野生──馬という存在は、洋楽の世界でも繰り返し歌われてきたモチーフです。

疾走感あふれるロックナンバーから、哀愁漂うバラードまで、馬がタイトルや歌詞に登場する楽曲は驚くほど多彩。

直接的に馬を描いた曲もあれば、比喩やレトリックとして巧みに織り込まれた曲もあり、その表現の幅広さに気づかされます。

今回は、そんな馬にまつわる洋楽を集めてみました。

聴き慣れたあの曲にも、実は馬が隠れているかもしれません。

新たな発見を楽しみながら、ぜひチェックしてみてくださいね!

【2025】馬にまつわる洋楽。馬が登場する名曲まとめ(1〜10)

The HorsesNEW!Daryl Braithwaite

Daryl Braithwaite – The Horses (Official Video)
The HorsesNEW!Daryl Braithwaite

オーストラリアのポップ・ロック史を語る上で欠かせないシンガー、ダリル・ブレイスウェイトさん。

彼が1990年のアルバム『Rise』に収録し、翌1991年1月にシングルとして発売した名曲です。

オリジナルはリッキー・リー・ジョーンズさんとウォルター・ベッカーさんの共作ですが、伸びやかな歌声により世代を超えたアンセムとなりました。

歌詞では、重力から解き放たれて空を駆けるようなイメージが馬に重ねられており、聴く人の心を軽くしてくれます。

現地では結婚式やスポーツイベントなど、人が集まる場所で歌われる定番曲として定着していますよ。

みんなで肩を組んで合唱したくなるような、温かい高揚感に包まれた本作。

前向きな気持ちになりたい時にぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。

Black Horse and the Cherry TreeNEW!KT Tunstall

スコットランド出身のシンガーソングライター、ケイティー・タンストールさんの代表的な楽曲。

2004年に発売されたデビューアルバム『Eye to the Telescope』に収録されているナンバーです。

ループペダルを駆使して1人で音を重ねていくライブパフォーマンスが有名な本作。

ギリシャを旅行中に目撃した大きな黒い馬から着想を得て作られており、独特なリズムと少しブルージーな雰囲気が印象的ですね。

2005年2月のシングル発売後、テレビ番組でのパフォーマンスをきっかけにアメリカでも大ヒットを記録し、グラミー賞候補にも選ばれました。

CBCのドラマ『Wild Roses』のオープニングなどにも起用されています。

自分の心の声に従って進む強さを感じさせる、思わず足を踏み鳴らして聴きたくなるような1曲です!

Wildflowers and Wild HorsesNEW!Lainey Wilson

Lainey Wilson – Wildflowers and Wild Horses (Official Music Video)
Wildflowers and Wild HorsesNEW!Lainey Wilson

「ベルボトム・カントリー」という独自のスタイルで注目を集める、アメリカ・ルイジアナ州出身のシンガーソングライター、レイニー・ウィルソンさん。

70年代ロックの響きと現代カントリーをミックスしたサウンドが魅力的なアーティストですね。

そんな彼女が2022年に発売したアルバム『Bell Bottom Country』に収録されているのが、こちらのナンバー。

荒れ地に咲く野の花と駆け抜ける野生馬を重ね合わせ、きびしい環境でも道を切りひらく強い意志を歌っています。

ジーンズブランドWranglerのCMソングとしても起用され、2024年のCMAアワードではミュージックビデオ賞にも輝いた名曲です。

自分のルーツを誇りに思いながら前へ進みたいとき、背中を押してくれるような力強さがありますよ。

【2025】馬にまつわる洋楽。馬が登場する名曲まとめ(11〜20)

HorsesNEW!Maggie Rogers

Maggie Rogers – Horses (Official Video)
HorsesNEW!Maggie Rogers

ファレル・ウィリアムスさんに見出され、瞬く間にスターダムへ駆け上がったシンガーソングライター、マギー・ロジャースさん。

フォークとエレクトロを融合させた独自のサウンドで人気を集めています。

こちらの『Horses』は、2022年7月に公開されたアルバム『Surrender』に収録されている情感豊かなナンバーです。

制作時に感情の重さから筆を止めそうになった際、共同制作者のキッド・ハープーンさんに「最後まで書ききるんだ」と背中を押されて完成したという逸話があります。

静かなギターの弾き語りから始まり、ドラムが加わって壮大な世界観へと広がる構成は鳥肌ものですよ。

馬の描写は感情のメタファーとして描かれており、巧みなリリシストとしての才能も見逃せませんね。

A Horse Named Cold AirNEW!Mitski

Mitski – A Horse Named Cold Air (Official Audio)
A Horse Named Cold AirNEW!Mitski

独特な視点で人間の内面を鋭く描き出す日系アメリカ人のシンガーソングライター、ミツキさん。

本作は、2018年8月に発売された名盤『Be the Cowboy』の終盤にひっそりと収録されているナンバーです。

わずか2分強という短い尺の中で、ピアノのミニマルな響きと彼女の抑制された歌声が、冷たく澄んだ空気を作り出していますよ。

かつては疾走していた馬が老いていく姿を通して、人生の輝きと影を見つめるような深みのある歌詞が胸に迫ります。

華やかなカントリー調とは一線を画す、内省的で静けさ漂う世界観が魅力的ですね。

ひとりで静かに物思いにふけりたい夜や、心の奥底にある感情と向き合いたいときに、そっと寄り添ってくれることでしょう。

Horses in My DreamsNEW!PJ Harvey

変幻自在なスタイルでロックシーンを牽引してきたピー・ジェイ・ハーヴェイさん。

彼女が2000年10月に発売した名盤『Stories from the City, Stories from the Sea』の終盤に収録されているのが本作です。

ニューヨーク滞在時の経験が色濃く反映されたアルバムは、2001年にマーキュリー・プライズを受賞するなど高い評価を得ました。

穏やかな波音のようなギターの反復と、夢の中を駆ける馬のイメージが重なり合うサウンドが良いですね。

自分自身を苦しい場所から引き上げようとする内省的な想いは、静かな夜に一人で心を落ち着けたいときに優しく寄り添ってくれるでしょう。

幻想的な世界観に、ぜひじっくりと耳を傾けてみてくださいね。

Chestnut MareNEW!The Byrds

ロサンゼルスを拠点にフォークロックの礎を築いた偉大なバンド、ザ・バーズ。

彼らが1970年10月に発売したアルバム『(Untitled)』に収録されている、カントリー・ロックの名曲です。

野生の馬を追いかけ、ならそうとする男の姿を描いた物語仕立ての内容で、語りと歌が交互に展開するドラマチックな構成に引き込まれますね。

もともとは未上演のミュージカル向けに作られたという背景を持ち、ロジャー・マッギンさんの奏でる12弦ギターのきらめく音色が、荒野の情景を鮮やかに映し出しています。

1971年には全英チャートで19位を記録しました。

広大な自然を感じさせる開放的なサウンドは、休日のドライブで聴くのにぴったりですよ。