簡単なコインマジックまとめ。パームや仕掛けがトライしやすい入門手品
数あるマジックの中でも、コインを使ったマジックはどこでも披露できるため習得したいと思っている人は多いのではないでしょうか?
しかし、コインマジックというとパームといったハンドテクニックなどを習得する必要もあり、難しいものが多いですよね。
そこでこの記事では、初心者の方に向けて比較的簡単なものやトライしやすいコインマジックを紹介していきます。
難しい技法なしでできるものや、手順通りにやれば誰でもできるセルフワーキングトリックも紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
簡単なコインマジックまとめ。パームや仕掛けがトライしやすい入門手品(1〜10)
相手が選んだコインを当てる超簡単な方法

コインを5枚並べた中から、ゲストに1枚を選んでもらい、そのコインをズバリ当てるというメンタルマジック。
インパクトが高いので、宴会などでもオススメですよ。
種明かしは、選んだコインを「ギュッとよく握ってくださいね」と言うのがポイント。
そう、相手が手に持っている間に選ばれたコインだけが温かくなるんですね。
さらに手で触ってもよくわからない場合でも、鼻で触れると温度の違いがよくわかります。
そこで「匂いで当てます」など巧みに演技して、温かいコインを選んでくださいね。
10円玉や100円玉でもでき、枚数も3枚くらいでも十分盛り上がりすよ。
サムパームを使った簡単なコインの出現

親指と人差し指の間にコインを挟んで隠し持つサムパームは、マジックに欠かせないテクニックの一つ。
スムーズにおこなうには練習が必要ですが、これができればさまざまなマジックで応用できるので、これを機にぜひマスターしてみてくださいね。
こちらのマジックは、おまじないをかける手の動きにも注目。
なめらかな動きで、みんなの目を鮮やかにごまかしてくださいね。
コイン一つあればどこでもできるのも嬉しい、基本のコインマジックですよ!
水の入ったグラスを使ったコインの消失

コインの上にグラスを置き、水を注ぐとそこにあったはずのコインが消えてしまうというマジックです。
グラスに水を注ぐことで光の屈折によってコインが見えなくするシンプルなトリック、真上から見られないように手でしっかりと隠しておきましょう。
しばらく手でふさいでいると屈折のトリックだとすぐに気付かれるので、そこからグラスの下からコインが消えるマジックへと展開していきます。
空のグラスの底をおしぼりなどで湿らせておき、その水分でコインを貼り付けてグラスごと持っていくという、こちらもシンプルなトリックですね。
トリックがシンプルだからこそ、トークや見せる角度を意識して不思議な空気を演出するのがオススメですよ。
ペットボトルのフタに瞬間移動するコイン

コインが一瞬にして姿を消すマジックのご紹介です!
こちらの動画では簡単なタネ明かしをされていますよ。
机に置かれているのはペットボトルの蓋と500円玉が1枚。
左手で500円玉を握って手を開くと……あら不思議、握ったはずの500円玉が消えましたね。
そして消えた500円玉はと言うと、ペットボトルの蓋の下から現れます。
実はペットボトルの蓋は500円玉がギリギリ入るサイズなんです。
そのため元から蓋にも500円玉を仕込んでいて、握ったと見せかけていたものは見えないように落としていたんですね!
タネが分かると簡単なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
手を貫通するコイン(シンプル版)

こちらの動画では手のひらに握ったコインが貫通し、手の甲の上に乗っているというマジックを紹介されています。
コインを握った左手の甲に右手をかぶせ、手を動かすと……握っていたはずのコインが左手の甲の上に移動しているではありませんか!
初めてみると、とても不思議ですよね。
ここでタネ明かしです。
実はコインは貫通しているのではなく、手を動かした反動を利用して、手のひらの隙間から甲へ移動していたんですね。
少々テクニックが必要かと思われますが、とても面白いマジックなので練習して、ぜひパーティーなどで披露してくださいね!
複数のコインを使った貫通マジック

コインがコップを貫通するマジックのご紹介です!
用意した3枚のコインの3枚目が、コップを貫通しコップの中に入るというもの。
こちらのマジックのタネは、実は中に入れなかった3枚目のコインはコップを握る親指で隠しているんです。
そして最後に中に入っている2枚と合わせて出してきていますね。
1枚目と2枚目は分かりやすいように中に入れて、「2枚しか入れていない」という錯覚をさせられるとうまくいきますよ。
また、最初にコップの中に何も入っていないことを、観客の方たちに見ておいてもらうことがポイントですね。
セルフワーキングトリック「羊泥棒」

細かいテクニックや仕掛けもいらず、決められた動作を順番に進めていくだけで可能なセルフワーキングトリックの代表的な題材です。
場に並べられたコインを羊と泥棒に見立てて、納屋に見立てた手へと入る数を操っています。
それぞれの納屋にわかれた泥棒が順番に羊を盗んでいくストーリーで、ばれるのを警戒して一度牧場へと羊を戻す行動が最終的な数を操るポイントです。
どちらの手から羊を盗むのか、またどちらから戻すのかという部分を意識して進めていきましょう。
絵本を読み聞かせるようにゆっくりとストーリーを語りかけることが、最終的な数の驚きにもつながりますよ。