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90年代の洋楽男性アーティスト・シンガーのデビュー曲まとめ

1990年代にデビューを果たした洋楽の男性アーティスト、シンガーソングライターはポップスやR&Bにネオソウル、オルタナティブロックまでジャンルの垣根を超えた新しい才能が次々と登場した黄金期。

本記事では、世界を魅了した90年代に登場した洋楽男性アーティストたちの原点となるデビュー曲をご紹介します。

当時のミュージックシーンを知る方も、これから90年代の音楽を探求したい方も、きっと新しい発見があるはずです!

90年代の洋楽男性アーティスト・シンガーのデビュー曲まとめ(1〜10)

Needle in the HayElliott Smith

Elliott Smith – Needle In The Hay (from Elliott Smith)
Needle in the HayElliott Smith

ささやくような歌声とアコースティックギターの音色が印象的な、アメリカ出身のシンガーソングライター、エリオット・スミスさん。

本作は1995年に発売された彼にとっては初のシングルで、セカンド・アルバム『Elliott Smith』に収録されています。

どうしようもなく追い詰められた状況や自己破壊的な衝動が、静かなメロディの中に痛々しいほどリアルに描かれています。

誰にも理解されない孤独を抱え、絶望の淵にいる主人公の姿に、胸が締め付けられる方も少なくないはずです。

2001年の映画『The Royal Tenenbaums』では、登場人物の衝撃的な場面で本作が使用されました。

心の深い部分に沈んだ痛みに、そっと寄り添ってくれるのかもしれません。

Barely BreathingDuncan Sheik

Duncan Sheik – Barely Breathing (Official Video)
Barely BreathingDuncan Sheik

知的で繊細な歌声が印象的なアメリカのシンガーソングライター、ダンカン・シークさん。

彼の記念すべきデビューシングルは、恋人の欺瞞に気づき、息もできないほどの苦悩の末に別れを選ぶ、なんとも切ない心情が歌われています。

アコースティックギターのメロディに乗せて、どうしようもない感情の圧迫感を彼の透明感あるボーカルが見事に表現しているようです。

1996年5月に公開されたこの楽曲は、全米チャートに55週もランクインし続ける異例のロングヒットを記録しました。

ドラマ『Party of Five』でも使用され、大きな話題となりました。

複雑な恋に悩む夜、一人でじっくりと物思いにふけりたい時に聴くと、心の奥まで響いてくるのではないでしょうか。

Call Me A MackUsher

90年代R&Bシーンに彗星のごとく現れたアメリカの才能、アッシャーさん。

彼の記念すべきデビューシングルは、当時15歳とは思えないほどの自信とカリスマ性を感じさせる一曲です。

「俺のことをイケてる男と呼んでくれ」と高らかに宣言する姿には、少年らしい背伸びした魅力と、後の大スターを予感させる非凡なきらめきが詰まっています。

本作は1993年8月に公開された映画『ポエティック・ジャスティス』のサウンドトラックに収録され、R&Bチャートで56位を記録しました。

ポップラップとファンクが見事に融合したグルーヴ感あふれるサウンドは、ドライブや気分を上げたい時に聴けば、最高の気分にさせてくれることでしょう。

彼の輝かしいキャリアの第一歩を体感できる、必聴のナンバーです。

90年代の洋楽男性アーティスト・シンガーのデビュー曲まとめ(11〜20)

Save TonightEagle-Eye Cherry

イーグル=アイ・チェリーさんの名を世界に知らしめることとなったこの曲は、1997年10月に発売されたデビューシングルです。

名盤『Desireless』からの本作は、スウェーデン出身の彼のソウルフルな歌声と哀愁あるアコースティックサウンドが心に染みます。

明日には離れ離れになる運命の恋人と、ただ悲しむのではなく、ワインを片手に今夜を最高の思い出にしようと歌う歌詞。

切なさの中に宿る力強い愛情が伝わってきて、胸が熱くなりますよね。

アメリカのビルボードチャートで最高5位を記録するなど、世界を魅了したのも納得です。

大切な人との限られた時間を噛みしめたい、そんな夜に聴いてみてはいかがでしょうか。

Let’s Stay TogetherEric Benét

Eric Benét – Let’s Stay Together (Midnight Mix) (Official Music Video)
Let's Stay TogetherEric Benét

90年代R&Bシーンに現れた才能、アメリカ出身のエリック・ベネイさん。

彼のデビュー作は、困難な時こそ「一緒にいよう」と誓う、誠実な愛を描いたバラードです。

関係がうまくいかない時でも、二人の絆を信じて未来を共にしたいと願う主人公の姿に、胸を打たれた方も多いはずです。

この楽曲は、1996年9月に発売された名盤『True to Myself』からの第4弾シングルで、映画『A Thin Line Between Love and Hate』のサウンドトラックにもなりました。

70年代ソウルの温かみを持つ本作のメロディに心を委ね、少しギクシャクしてしまった心を慰めてもらいながら、二人の原点を思い出してみませんか?

Whatever It TakesKenny Chesney

アメリカ出身、今やカントリー界の巨星として君臨するケニー・チェスニーさん。

彼がデビューを飾ったこの楽曲は、愛する人のためならどんなことでもするという、ストレートで情熱的な愛情が歌われています。

ファンから「トワンギー」と評される、初期ならではの伝統的なカントリーサウンドがたまらないですよね。

本作は、1994年に発売されたデビューアルバム『In My Wildest Dreams』からの1曲です。

2003年には、親交の深いアメフト界のスター選手とスタジオで本作を一緒に歌ったという、遊び心あふれるエピソードも。

大切な人への真っ直ぐな想いを届けたい時、あるいは目標に向かって突き進む自分を奮い立たせたい時に聴けば、きっと背中を押してくれることでしょう。

Round And RoundTevin Campbell

Tevin Campbell – Round And Round (1990 HD)
Round And RoundTevin Campbell

10代とは思えない卓越した歌唱力でシーンに現れたアメリカのシンガー、テヴィン・キャンベルさん。

彼の名を世に知らしめたデビュー曲は、1990年9月に公開された作品で、なんとあのプリンスさんが全面的に手掛けています。

恋の駆け引きに翻弄され、同じ場所をぐるぐる回るもどかしい気持ちを歌いながらも、その状況さえ楽しむ若さが、彼のしなやかな歌声から伝わってきますよね。

プリンスさん自身の映画『Graffiti Bridge』の挿入歌としても話題を呼び、第33回グラミー賞にもノミネート。

デビューアルバム『T.E.V.I.N.』にも収録された本作を聴きながら、90年代のグルーヴに身を委ねていきましょう!