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Dark Divine の検索結果(11〜20)
An ode from a haunted woodsHecate Enthroned

ギリシャ神話に登場する女神、ヘカテーの名前を持つヘカテ・エンスローンドは、クレイドル・オブ・フィルスと並んでイギリスにおいて長いキャリアを持つシンフォニックブラックメタル~メロディックブラックメタルバンドです。
こちらの記事で紹介している楽曲『An ode from a haunted woods』は1995年にリリースされた彼らの初期の楽曲ですが、低予算のMVとサウンドプロダクション、強烈な冷気と邪悪性を感じさせる真正のブラックメタルを前にして、慣れていない方であれば思わずたじろいでしまうかもしれませんね。
はっきりとプリテミティブな「ブラックメタル」を掲げてデビューを果たした彼らですが、2年後の1997年にリリースされたデビューアルバム『The Slaughter of Innocence, a Requiem for the Mighty』は技術的にもバンドアンサンブル的にも確実な成長を遂げており、シンフォニックなキーボードに悲鳴のような高音デスボイス、切り裂くようなギターのリフと怒涛のブラストビートが作り上げる真正かつ凶悪なシンフォニックブラックの本質的な魅力が存分に楽しめる内容となっています。
音質が悪いのも魅力の一つだと感じるようになったら、名実ともに立派なシンフォニックブラックメタル好きを名乗れるかもしれません。
2000年代以降の彼らはブラックメタル要素もあるメロディックなデスメタル寄りの音楽性へと移行したことで賛否両論はあるのですが、寡作ながらも良質なアルバムをリリースし続けていますよ。
Divine Moments of TruthAstrix, Loud & The Lost Secret Door

あなたは、ホーミーのような超低音のハミングに怖さを覚えたことはありませんか?
特に合唱のホーミーは神聖さとともに、怖さも感じますよね。
こちらの『Divine Moments of Truth』はそんなホーミーや、複数人による合唱をうまく加工し、ダークサイケに落とし込んでいます。
それだけでも十分に魅力的な作品なのですが、後半からはこのホーミーのようなボーカルパートにエフェクトをかけて、ダブ・ステップのエレクトロニカのようなアレンジも加えているんですよね。
何人もの有名なコンポーザーが共演しているということもあって、1曲の中にさまざまな魅力が詰め込まれた名曲です。
Endless DarkHiM

特に女性人気が高いフィンランドのゴシックメタルバンドの初期の頃の一曲です。
彼らは美しくかつ哀愁漂う曲が多いんですが、この曲はとにかく暗く、曲のタイトルからもわかる通りポップさのかけらもないダークソングとなっています。
VENGEANCEcoldrain

激しいギターリフと重厚なリズムの中で、復讐に燃える魂の叫びが響き渡る壮大なサウンドが魅力です。
深い痛みや裏切りから生まれた復讐心を主題に、闇に堕ちていく心情が力強く表現されています。
一方で、その先にある救済と希望も垣間見える重層的な内容となっています。
2024年2月11日に発表された本作は、Adult Swimのアニメシリーズ『NINJA KAMUI』のオープニングテーマに起用され、アニメの世界観と見事にマッチしています。
心の中にある怒りや苦しみを解き放ちたい時、心に響く一曲となるでしょう。
The Dark Side of PsytranceZ-KREL

ダークサイケといえば多くの方がサイケデリック・トランスにノイズ・ミュージックやゴシックな曲調を足したようなものをイメージすると思います。
もちろん、そういった楽曲が多いことも事実なのですが、なかにはロックテイストのものもあります。
その中でも特にオススメしたい楽曲が、こちらの『The Dark Side of Psytrance』。
ひずみの効いたエレキギターのイントロから始まるため、開始早々にボルテージが一気に上がります。
The Twisted Nails of FaithCradle Of Filth

シアトリカルな世界観と欧州的美学で磨き上げた独自のエクストリームな音楽性を武器として、世界的に成功を収めたのがイギリス出身のクレイドル・オブ・フィルスです。
強烈な高音デスボイスが特徴のフロントマン、ダニ・フィルスさんを中心として1991年に結成された彼らは、いわゆるノルウェーのブラックメタルバンドのような過激な思想を持つバンドではなく、ブラックメタルはあくまで音楽的な要素の1つと考えたほうがいいでしょう。
デスメタルやブラックメタルなどさまざまな要素を内包したエクストリームな内容ながら、ヨーロッパを中心としてヒットした1998年の名盤サード作『Cruelty and the Beast』は「血の伯爵夫人」と呼ばれたバートリ・エルジェーベトをテーマとしたコンセプチュアルなアルバムで、彼らの本領が発揮された名盤として誉れ高い逸品。
シンフォニックブラックメタルの文脈においても欠かすことのできない傑作と評価されており、まるで1本の映画や舞台を鑑賞しているかのような、過剰なまでのドラマチックなサウンドは圧巻の一言ですね。
以降もバンドはメンバーチェンジを繰り返しながらも次々と作品をリリース、日本にも度々来日して高い人気を保ち続けています。
繰り返しますが、彼らは純然たるブラックメタルバンドというわけではなく、エクストリームな音楽性を追求する中でブラックメタルの要素も取り入れていると解釈した上で聴くことをおすすめします。
Dark Divine の検索結果(21〜30)
Rider on the BonezDiabolical Masquerade

ディアボリカル・マスカレードという、ブラックメタル的な邪悪さよりもどこか耽美的で叙情的なダークさを感じさせるバンド名に興味を引かれた方、間違いなく音も気に入るはずです!
ディアボリカル・マスカレードはバンドではなく、スウェーデンが生んだデスドゥームの伝説的なバンド、カタトニアのオリジナルメンバーにしてギタリストのアンデシュ・ニーストロムさんによるソロプロジェクトです。
カタトニアと並行して作品をリリース、2001年に4枚目のアルバム『Death’s Design』を発表したのを最後に惜しくも活動を停止していますが、カタトニアの持つ幻想的かつ陰鬱な闇をブラックメタルやスラッシュメタルといったアグレッシブなサウンドへと昇華した音はこのユニットならではのものでしょう。
ブラックメタル譲りのノイジーなギターの中にも勇壮なメロディラインが随所に盛り込まれ、ニーストロムさんの非凡な才能がうかがえますね。
特筆すべきは、ニーストロムさんと同じスウェーデン出身で、エッジ・オブ・サニティなどの活動やプロデューサやサウンドエンジニアとしても引っ張りだこのミュージシャン、ダン・スワノさんがどの作品にも参加しているという点です。
ディアボリカル・マスカレードにおいてはプロデュースやミキシングに加えてドラマーとしてもレコ―ディング参加しており、ディアボリカル・マスカレードの作品群はスウェーデンが生んだ異能による共同作業が生んだ素晴らしい結果だとも言えましょう。
