お手玉で体も脳も活性化!座ったままできる高齢者向け室内レクリエーション
誰もが気軽に参加できて、楽しく盛り上がれる。
そんなレクリエーションをお探しではありませんか?
お手玉は昔から親しまれてきた室内遊びなので、高齢者の方もなじみ深いはず。
幼少期などを思い出して、思い出話に花が咲くかもしれませんね。
今回は、そんなお手玉を活用した心温まるレクリエーションをご紹介します。
さまざまな遊び方やアレンジ方法をわかりやすくお伝えしますので、施設でのレクリエーションに、ぜひ取り入れてみてくださいね。
お手玉を使った高齢者向けゲーム(1〜5)
足玉ヒョイっと

ゲームを楽しみながら下肢の機能訓練になる「足玉ヒョイっと」をご紹介します。
小さなビニールプールや箱を用意し、その中にはゴミ箱をひっくり返して置いておきます。
周りには段差をつけ、それぞれに得点ゾーンを作りましょう。
難しいところほど、高得点とするのが良いでしょう。
お手玉を用意したらゲーム開始です。
お手玉を足の甲へ乗せ、得点ゾーンをめがけて蹴り上げましょう。
10回おこない、合計の点数を競います。
ただの足踏みとは異なり、目的をもっておこなうので、より足の機能維持に効果が期待できます。
ぜひおこなってみてくださいね。
うちわでお手玉リレー

みんなで楽しめる、うちわのお手玉リレーをご紹介します。
椅子に座って横一列に並んでいただき、うちわを使ってお手玉を運んでいきましょう。
椅子に座ってできるので、立つことや体を動かすことが難しい方にも、参加していただけそうですね。
うちわもお手玉も重さがあまりないので、力もそれ程必要がないようです。
うちわやお手玉なら、落としてケガをする心配も少ないですね。
リレーを通して声を掛け合い、みんなで協力することもあることでしょう。
そこから交流も生まれるかもしれませんね。
2組の列を作ってリレーをおこなう、対抗戦にしても面白いですよ。
お手玉ブロック

お手玉ゲームで楽しみながら、足のトレーニングをしていきましょう。
2人組になり、向かい合って座っていただきます。
1人の方が、お手玉を相手の足に届くように投げてください。
もう1人の方は、飛んできたお手玉を足でブロックしますよ。
それぞれの椅子の周りには陣地が決められており、相手にお手玉が多く入った方が勝ちです。
足を使ってお手玉をブロックするので、座りながら足のトレーニングができますよ。
上手くブロックできたときは、高齢者の方も嬉しい気持ちになることでしょう。
周りの方と会話する機会にもつながるので、交流も生まれそうですね。
お手玉ホイ

大きなバスタオルとお手玉を使った、簡単なレクリエーションをご紹介します。
2人が向き合って椅子に座り、バスタオルの端をそれぞれが持ちましょう。
端を持ったバスタオルの中央に、お手玉を何個か入れます。
2人で、バスタオルを揺らし勢いを付けて、的をめがけて投げ入れますよ。
的に多くのお手玉が入ると盛り上がることでしょう。
また、このレクリエーションは2人が協力することも重要なポイントです。
高齢者の方もお互いに声を掛け合い、協力することで自然に交流の機会も生まれますよ。
レクリエーションを通して、高齢者の方に笑顔が増えそうですね。
揺れるカゴめがけてお手玉投げ

お手玉を使った、盛り上がるゲームのご紹介です。
つるしたカゴに、お手玉を投げ入れていきますよ。
運動会でおこなわれる玉入れのようなゲームです。
玉入れをご存じの高齢者の方も多いですし、取り組みやすいのではないでしょうか。
玉入れと同じくシンプルなルールですが、このゲームはじょじょに難易度が高くなるゲームでもあります。
お手玉を投げれば投げるほど、つるしてあるカゴが揺れ動くので、お手玉を投げ入れることが難しくなってきますよ。
カゴの様子を見ながら投げるコツも必要なので頭を使うようです。
カゴにたくさんお手玉が入ったときは、高齢者の方も喜びが大きくなりそうですね。