歴史に残る偉大な洋楽ブルースアーティストまとめ
「ブルース」という音楽ジャンルをちゃんと聴いたことがないという方でも、音楽好きであれば「ブルージーな」といった表現を耳にしたことはきっとありますよね。
ジャズやロックといったような主要な音楽ジャンルの起源とも言われるブルースの世界は実に奥深いですし、一度はまったら抜け出せない魅力があるのですよ。
こちらの記事ではそんなブルースを代表するアーティストたちに注目、それぞれが強烈な個性やエピソードを持つ偉人たちをまとめて紹介しています。
ブルースに興味がある方も、ロックが好きな方もぜひチェックしてみてください!
歴史に残る偉大な洋楽ブルースアーティストまとめ(1〜10)
Death Letter BluesSon House

デルタ・ブルースを生み出したアメリカ南部ミシシッピ州出身のサン・ハウスさん。
牧師でもあったハウスさんは25歳でブルースの演奏を始め、数週間でプロフェッショナルなレベルに達したといわれるスライドギターの名手です。
1930年代にはデルタ・ブルースの大スターであったチャーリー・パットンさんと共演、その後は1960年代のフォーク・ブルース・リバイバルの中心的存在となりました。
宗教的な歌唱と単純明快なボトルネックギター・スタイルが特徴的で、デルタ・ブルースのルーツを今に伝える重要なアーティストです。
ロバート・ジョンソンさんやマディ・ウォーターズさんにも影響を与えたハウスさん。
没後30年以上経った今なお多くのブルース・ファンから愛され続けています。
Smokestack LightningHowlin’ Wolf

ミシシッピ州ホワイトステーションで1910年に生まれ、咆哮するようなハウリングで「ザ・ハウリン・ウルフ」の異名を持つウルフさんは、シカゴを拠点に活躍したブルース・シンガーの中でも屈指の存在感を放っていました。
1962年にリリースされたアルバム『Howlin’ Wolf』は、別名『ザ・ロッキン・チェア・アルバム』とも呼ばれ、シカゴ・ブルースの最高傑作と称えられる名盤中の名盤。
ウィリー・ディクソンさんをはじめとする一流ミュージシャンたちとセッションを重ねて生み出された楽曲の数々は、今なお色褪せることなくブルース・ファンを魅了し続けています。
Jealous Hearted BluesMa Rainey

「ブルースの母」と称されるマ・レイニーさんは、ブルース・ミュージックの礎を築いた偉大なアーティストです。
1886年にアメリカ・ジョージア州で誕生したレイニーさんは、1920年代にパラマウント・レコードと契約を結び、『Bo-Weevil Blues』や『Moonshine Blues』などのヒット曲を100曲以上発表し、全米的な人気を博しました。
レイニーさんの歌詞には、恋愛や貧困、性的虐待など、当時の黒人女性が直面した様々な問題が赤裸々に描かれており、彼女自身のセクシュアリティに言及した大胆な作品も残しています。
ヴォードヴィルやミンストレルショーの影響を受けたレイニーさんの音楽性は、ブルースに新たな次元をもたらしたのです。
ルイ・アームストロングやコールマン・ホーキンスといった錚々たるミュージシャンとの共演も果たしたマ・レイニーさん。
音楽だけでなくアメリカの歴史において欠かせない存在であり、ブルースやジャズ、ロックなど、あらゆるジャンルに興味がある方にこそ聴いていただきたい歌姫なのです。
歴史に残る偉大な洋楽ブルースアーティストまとめ(11〜20)
Blues PowerAlbert King

独自の弦を曲げるギタースタイルを作り出し、3世代にわたるミュージシャンに影響を与えたアメリカン・ブルースのアルバート・キングさん。
ミシシッピ州インディアノラ出身のギタリストで、左利きにもかかわらず通常のギターを逆さまにして演奏する独学スタイルを確立しました。
1953年にプロとしてのキャリアをスタートし、のちにスタックス・レコードと契約。
『Crosscut Saw』や『As the Years Go Passing By』など数多くの影響力のある曲をリリースし、1967年のアルバム『Born Under a Bad Sign』でさらなる人気を博しました。
ブルースに興味がある方にぜひオススメしたいアーティストです!
Sweet Home ChicagoBuddy Guy

ブルースギターの申し子と称される伝説的なギタリスト、バディ・ガイさん。
シカゴのサウスサイド出身の若き日、ガイさんはマディ・ウォーターズの影響を受けながら、独自のプレイスタイルを模索していきます。
ウェストサイド・サウンドを根付かせたコブラ・レコーズやチェスなどのレーベルと契約を結び、セッション・ギタリストとしても活躍。
70年代にはシカゴに自身のクラブ「バディ・ガイズ・レジェンズ」を設立し、伝統的なブルースを軸に、ソウル、フリー・ジャズなどの要素を取り入れた表現力豊かなプレイで多くのギタリストに影響を与えました。
ガイさんのポルカドット・フィニッシュのフェンダー・ギターは彼のトレードマークとなり、ロックの殿堂入りも果たしています。
ブルースを愛するすべての人に、是非聴いてほしい名ギタリストです。


