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日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース

日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース
最終更新:

日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース

ブルースといえばどんな曲を思い浮かべますか?

もともとはアメリカに移民したアフリカ系の民族の中から生まれた音楽で、貧しい人々の悲しみや嘆きを歌ったものからはじまりました。

楽器を主体としたジャズに比べて、ブルースはギターと歌をメインに楽しめる魅力があると思います。

日本のブルースはとても味わい深く、ゆったりと聞くのにおすすめですよ!

音に酔いしれるようなグルーヴや歌い手の情感がこもったブルース、いつの時代も心を打たれますね。

もくじ

日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース(1〜20)

色彩のブルースEGO-WRAPPIN’

EGO-WRAPPIN’『色彩のブルース』
色彩のブルースEGO-WRAPPIN'

独特のサウンドがディープな音楽マニアから高い評価を受けている、EGO-WRAPPIN’。

彼女たちの音楽性は昭和初期のジャズや歌謡曲に、現代的なファンクやネオソウルを組み合わせたものが多いのですが、こちらの『色彩のブルース』はゆったりとしたジャズテイストに仕上げられています。

ブルースというタイトルではありますが、どちらかというとジャズの要素の方が強いメロディーですね。

ゆったりとした大人っぽい曲が好きな方にオススメです!

雨に泣いてる柳ジョージ & レイニーウッド

柳ジョージ&レイニーウッド『雨に泣いてる』
雨に泣いてる柳ジョージ & レイニーウッド

R&Bをベースにしたようなブルースバンドとして活躍した柳ジョージ&レイニーウッドの代表曲です。

1978年にリリースされました。

これぞブルージー!

柳ジョージさんの色っぽいハスキーな歌声と流れるようなウェットなサウンドの絡み合いが超絶にかっこいいです!

たまんないですね。

ギターの音色も本当にステキでじめっとした梅雨や暑い季節に聴くとスッキリした気持ちも与えてくれますし、一匹狼な男性に寄りそってくれるような歌詞が寒い時期にも合うように感じられる、大人の魅力があふれる楽曲です。

胸が痛い憂歌団

日本を代表するブルースバンド、憂歌団。

ゆうかだんと読みます。

『胸が痛い』はじわじわと盛り上がりサビで熱くはじける情熱的なブルースナンバーで、彼らの代表曲です。

ボーカル&ギターの木村充揮さんのダミ声がまたかっこよくて、まさに胸がしめつけられるような気持ちになります。

哀愁たっぷりですてきな1曲。

きっと若い世代の方にも響くような良さがあると思います。

GLIM SPANKYとBRAHMANが「The Cover’s Fes」でカバーしたこともあり、同アーティストが好きな方にもオススメしたい1曲です。

Bobby Sox Blues妹尾隆一郎

日本のブルースシーンに大きな影響を与えた妹尾隆一郎さんの代表作。

若者文化や流行を風刺的に描いた歌詞が印象的で、若い女性の価値観や行動の変化を鋭く切り取っています。

アルバム『Messin’ Around』に収録され、2007年8月にシングルとしてもリリースされました。

ブルースハーモニカの名手として知られる妹尾さんの独特の演奏と、感情豊かな歌声が絶妙にマッチしていて、聴く人の心に深く響きます。

ゆったりとした雰囲気の中にも、若者の生き方を考えさせられる奥深さがあり、世代を超えて楽しめる一曲です。

いとしのマリー久保田麻琴と夕焼け楽団

日本のブルースシーンに新たな息吹を吹き込んだ、久保田麻琴と夕焼け楽団の楽曲です。

アメリカンブルースの魂を受け継ぎつつ、レゲエや沖縄民謡の要素を取り入れた独特のサウンドが印象的。

切ない恋心を綴った歌詞と、ノスタルジックな雰囲気が心に染み入ります。

1973年10月にリリースされたアルバム『Sunset Gang』に収録された本作は、バンドの音楽性を確立する重要な一曲となりました。

1977年の「ローリング・ココナツ・レビュー・ジャパン」でも披露され、大きな反響を呼んだそうです。

夜の静けさの中で一人、心を癒やしたい時にぴったりの一曲。

ブルースファンはもちろん、日本の音楽ルーツに興味のある方にもおすすめです。

悲しい色やね上田正樹

上田正樹 悲しい色やね ~OSAKA BAY BLUES.MP4
悲しい色やね上田正樹

ソウルミュージックやブルースをルーツに持つ、京都出身のボーカリスト上田正樹さん。

低くハスキーな声質で、その歌声は明らかに日本人のレベルをこえています。

そんな彼の名曲である、こちらの『悲しい色やね』は1982年にリリースされた作品で、愛しあっている仲ですが、何かの理由で恋人と離れなければならない、女性の気持ちがリリックでつづられています。

ゴリゴリのブルースというよりは、ブルースともソウルとも取れる作品に仕上げられています。

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