日本のブルースバンド。現代ポップスのルーツミュージック
ルーツミュージックの1つであるブルースは、アメリカに移民したアフリカ系の民族の中から生まれ、イギリスを通して日本にも持ち込まれました。
ブルースの原型はジャズやロックとして発展していき、ポピュラー音楽にも大きな影響を与えています。
情感あふれる歌が魅力的で、バンドになると特にギターの泣き叫ぶようなフレージングとともにより情熱的に伝わってきますね!
文化の背景から、日本を代表するブルースバンドには関西の出身者が多くいらっしゃいます。
私たちが普段聴いている身近な音楽の源にもなった、心にしみる良き音の源泉を楽しんでみてくださいね。
日本のブルースバンド。現代ポップスのルーツミュージック(1〜10)
おそうじオバチャン憂歌団

憂歌団は1970年に大阪で当時高校生だったメンバーを中心に結成されました。
その後1975年にレコードデビュー、『おそうじオバチャン』をリリースするものの、この楽曲は放送禁止処分を受けてしまいます。
その後、1998年に活動休止したのち、2013年に再結成し、現在も活動しています。
さらば青春Drop’s

Drop’s は2009年、札幌在住の女子5人組で結成されたブルースロックンロールバンドです。
結成後は札幌の音楽シーンを中心に活躍。
そのバンドサウンドとボーカル、中野ミホさんの力強い歌声が魅力的です。
2017年、活動拠点を東京に移すことになりました。
ぶっつぶせ!!村八分

村八分は1969年に京都で結成された5人組のバンドです。
現代では差別用語とも言われかねない過激な歌詞に代表されるような攻撃的な楽曲など、非常に独特な音楽性を持ち、1973年に解散するまで精力的に活動しました。
その唯一のオフィシャルアルバムである『ライブ』は定期的に再発されています。
I KNOWThe Birthday

The Birthdayはチバユウスケさん・イマイアキノブさん両名が在籍していたROSSOの活動休止後間を置かずに結成されたバンドです。
その音楽性はブルース・ロックやガレージ・ロックを主軸としており、非常にかっこいいですね。
2015年には結成10周年を迎え、現在も精力的に活動しています。
ワイルド・サイドを行けGLIM SPANKY

GLIM SPANKYは2007年に長野で結成されたバンドです。
60年代70年代のロック・ブルースを軸にしつつも、現在の音楽シーンにそっぽを向いているわけではありません。
2014年にメジャーデビューを果たしてから数々のタイアップを獲得するなど、多方面で活躍しています。
TrampWest Road Blues Band

ウエストロード・ブルースバンドは1972年、サークルの仲間が中心となり、京都で結成されました。
その圧倒的なパワーからブルースバンドの中核的存在となり影響を与え、オリジナルメンバーである塩次伸二さんが急逝する2008年まで不定期で活動していました。
デビューアルバムのトップバッターである『Tramp』は今聴いても色あせない名曲です。
New Tribea flood of circle

a flood of circleは2006年に東京都で結成されたブルースやガレージロックを手がけるバンド。
2009年、メジャーデビューアルバム「BUFFALO SOUL」でメジャーデビュー。
2016年に結成10周年を迎え、現在でも精力的に活躍しています。