日本のブルースバンド。現代ポップスのルーツミュージック
ルーツミュージックの1つであるブルースは、アメリカに移民したアフリカ系の民族の中から生まれ、イギリスを通して日本にも持ち込まれました。
ブルースの原型はジャズやロックとして発展していき、ポピュラー音楽にも大きな影響を与えています。
情感あふれる歌が魅力的で、バンドになると特にギターの泣き叫ぶようなフレージングとともにより情熱的に伝わってきますね!
文化の背景から、日本を代表するブルースバンドには関西の出身者が多くいらっしゃいます。
私たちが普段聴いている身近な音楽の源にもなった、心にしみる良き音の源泉を楽しんでみてくださいね。
日本のブルースバンド。現代ポップスのルーツミュージック(21〜30)
Foxy LadyPOWER HOUSE

POWER HOUSEは「ミッドナイト・エクスプレス・ブルース・バンド」が母体となって結成された横浜のブルースバンドです。
そのサイケデリックなブルースが音楽的特徴。
69年4月にメジャーデビューを果たし、ゴールデンカップスと並ぶ人気を博したものの、70年3月に解散しました。
水星より愛をこめてSuiseiNoboAz

SuiseiNoboAzは2007年より活動しているバンドです。
向井秀徳さんによってプロデュースされたファーストアルバム『SuiseiNoboAz』が2010年に発売されました。
2017年も『liquid rainbow』を引っさげたリリースツアーを行いました。
Zion The LetterTHE SMITH & WESSON

THE SMITH & WESSONは2011年に結成された、ブルースを基にしたロックンロールバンド。
メンバー全員が栃木県出身であり、なおかつ”三人兄妹と普通な二人からなる男女5人組”のグループである。
2012年からは栃木と東京を中心として活動。
2014年には初の作品集となる「Extended Play」をリリースした。
雨に泣いてる柳ジョージ & レイニーウッド

元パワー・ハウスの柳ジョージさんが、広島のバンドメイフラワーをバックバンドにして、1975年に結成したのが、柳ジョージ&レイニーウッドです。
ドラマの主題歌や、資生堂のCMソングなども手がけるなど、日本のブルースバンドの中では最も知名度が高いバンドでもあります。
関西のブルースバンドよりもロック色が強い、洗練された都会的なブルースロックサウンドが特徴です。
代表曲『雨に泣いてる』では、エリック・クラプトンさんを思い起こさせるウーマントーンのギターが、アーバンなムードをかもし出しています。
1981年の武道館ライブにて解散。
Tear Drops.ブレイクダウン

ブレイクダウンは京都・東京を中心に活動した近藤房之介さんの在籍していたブルースバンド。
1972年結成のブルースハウスブルースバンドがその母体になっている。
1976年から1982年まで京都を中心に活躍し、1983年に”新生”ブレイクダウンとして再始動、1986年に解散するまで精力的に活動、全国を巡って年間100を超えるライブを行った。
深夜高速Flower Companyz

フラワーカンパニーズはブルース・ロックも手がける日本のバンド。
1989年に名古屋で結成された。
1995年にレコード契約、メジャーデビューを果たしてから、現在に至るまで精力的に活動しており、2015年には初の武道館公演を開催した。
あこがれの北新地上田正樹&サウス・トゥ・サウス

1974年に結成された、本格ブルースバンドです。
泥臭くファンキーでソウルフルでグルービー。
フィーリングにあふれる演奏は絶品です。
解散は1976年とわずか2年という短い活動期間ながら、1970年代に大阪、京都を中心に盛り上がった関西ブルースシーンのレジェンドバンドとして、語り継がれています。
メンバーはボーカルの上田正樹さん、ギターの有山淳司さん、QUNCHOこと堤和美さん、キーボードの中西康晴さん、ベースの藤井裕さん、ドラムの正木五郎さんです。