日本のブルースバンド。現代ポップスのルーツミュージック
ルーツミュージックの1つであるブルースは、アメリカに移民したアフリカ系の民族の中から生まれ、イギリスを通して日本にも持ち込まれました。
ブルースの原型はジャズやロックとして発展していき、ポピュラー音楽にも大きな影響を与えています。
情感あふれる歌が魅力的で、バンドになると特にギターの泣き叫ぶようなフレージングとともにより情熱的に伝わってきますね!
文化の背景から、日本を代表するブルースバンドには関西の出身者が多くいらっしゃいます。
私たちが普段聴いている身近な音楽の源にもなった、心にしみる良き音の源泉を楽しんでみてくださいね。
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もくじ
- 日本のブルースバンド。現代ポップスのルーツミュージック
- おそうじオバチャン憂歌団
- さらば青春Drop’s
- I KNOWThe Birthday
- ぶっつぶせ!!村八分
- TrampWest Road Blues Band
- ワイルド・サイドを行けGLIM SPANKY
- New Tribea flood of circle
- シャロンROSSO
- Mary Lou毛皮のマリーズ
- 世界の終わりTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- 恋しくてBEGIN
- HEREMONSTER大陸
- 私は風カルメン・マキ&OZ
- 愛する君にThe Golden Cups
- Mr Walking Drugstore ManSPEED GLUE & SHINKI
- 魚ごっこBO GUMBOS
- ParadiseSons of Blues
- ミュージック麗蘭
- Tobacco RoadCREATION
- 花喜納昌吉 & チャンプルーズ
- Foxy LadyPOWER HOUSE
- 雨に泣いてる柳ジョージ & レイニーウッド
- 水星より愛をこめてSuiseiNoboAz
- Zion The LetterTHE SMITH & WESSON
- あこがれの北新地上田正樹&サウス・トゥ・サウス
- 定価ブルースBEGIN
- Tear Drops.ブレイクダウン
- ソウル地下鉄SOOO BAAD REVUE
- ロンリー・ハートCREATION
- 深夜高速Flower Companyz
- I’M GETTIN’ BLUEZIGGY
- セキセイインコJIGHEAD
- ミルク飲み人形Son House
- Song For My LadyTOO MUCH
- DEKU NO BOYthe band apart
- たりらりらAWAYOKUBA
- SO SADTHE PRODIGAL SONS
- Little BoyTHE POGO
- It’s HardGG-Bradz
- 二十五の夜ATARIMAEDANOCRACKERS
- TELEVISIONthe blondie plastic wagon
- 人生万歳東狂アルゴリズム
日本のブルースバンド。現代ポップスのルーツミュージック(1〜20)
私は風カルメン・マキ&OZ

アメリカ人の父と日本人の母をもつカルメン・マキさん。
彼女は1969年に『時には母のない子のように』でデビュー、当時まだ17歳でした。
この曲が大ヒットし、第20回NHK紅白歌合戦にも出場しました。
彼女はジャニス・ジョプリンさんに影響を受け、歌謡曲からロックに転向、1972年にはカルメン・マキ&OZを結成しました。
日本人離れしたとてつもない歌唱力は当時の日本の音楽界に衝撃を与えたのではないでしょうか。
愛する君にThe Golden Cups

ザ・ゴールデン・カップスは1966年に横浜市でリーダー兼ボーカルをつとめるデイヴ平尾さんを中心に結成。
メンバーの入れ替えがあり、現体制となる途中にはソロでも活躍した柳ジョージさんや、ゴダイゴのリーダー、ミッキー吉野さんが在籍していました。
外国人専門クラブ「ゴールデンカップ」の専属バンドとして活動をスタートし、実力あふれる演奏でデビューを果たすと、他のグループ・サウンズにはない個性的な魅力で『愛する君に』など数々の名曲・名盤をリリースしました。
1972年に解散するも2003年に再結成しています。
味わい深くてどこか懐かしい、日本の雰囲気を感じられるような魅力があると思います。
Mr Walking Drugstore ManSPEED GLUE & SHINKI

SPEED GLUE & SHINKIはかつてPOWER HOUSEに在籍していた陳信輝さんが中心となり、1971年に横浜で結成されたヘヴィ・サイケ・ブルースバンド。
ファーストアルバム『イヴ 前夜』でデビューした翌1972年、アルバム『スピード・グルー&シンキ』をリリースし、解散しました。
この作品は日本におけるロックの草分け的名盤とされています。
魚ごっこBO GUMBOS

もともとブルース音楽に関しての土壌がある京都出身のバンド、BO GUMBOS。
ローザ・ルクセンブルグで活動していた久富隆司(どんと)さんと永井利充さんが岡地明さんをドラムに迎え、セッション的に演奏を始めたのがこのバンドの始まりです。
ブルースバンドといっても、ブルースのフレイバーを感じながらもいろいろな要素を持った多彩なバンドで、歌詞も曲もオリジナリティーあふれる独創的なものが多いです。
どんとさんの急逝により再びステージを見られないのが残念です。
ParadiseSons of Blues

Sons Of Bluesとしてボーカルギターのichiroさんと松浦善博さん、ベースの鮫島秀樹さん、ボーカルドラムのJohnny吉長さんにより1994年に活動を開始。
2004年にTHE SONSへ改名し2014年に活動休止しました。
以降、ichiroさんがサポートミュージシャンとして活躍しつつ、2020年にはTriple Booster Tourが開催されました。
ファンキーなボーカルとギター七変化といった感じに自由自在にかき鳴らしているのがとてもかっこいいです。
多くのブルースミュージシャンと共演しブルースの魅力を発信してきたキャリアから磨かれた渋さもまた魅力的です。
ミュージック麗蘭

カリスマ性バツグンな忌野清志郎さんをリーダーとしたRCサクセションのギタリスト、チャボこと仲井戸麗市さんとTHE STREET SLIDERSの土屋公平さんにより結成されたバンドです。
ブルースの思いをともにし、互いの音楽スタイルを認め合うお二人のソウルがこもったサウンドに心が弾みます!
結成当時からコンスタントにライブ公演を継続されています。
2014まで放送されていた音楽バラエティ番組『堂本兄弟』のテーマ曲の演奏を担当していたようで、個人的によく見ていたのですが初めて知って嬉しくなりました。