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日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース

ブルースといえばどんな曲を思い浮かべますか?

もともとはアメリカに移民したアフリカ系の民族の中から生まれた音楽で、貧しい人々の悲しみや嘆きを歌ったものからはじまりました。

楽器を主体としたジャズに比べて、ブルースはギターと歌をメインに楽しめる魅力があると思います。

日本のブルースはとても味わい深く、ゆったりと聞くのにおすすめですよ!

音に酔いしれるようなグルーヴや歌い手の情感がこもったブルース、いつの時代も心を打たれますね。

日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース(21〜30)

別れのブルース淡谷のり子

日本シャンソンのパイオニアでもあるブルースの女王、淡谷のり子さんが1937年に発表した楽曲です。

今では味わえない音や雰囲気に良い意味で時代を感じますよね。

港町の風景とはかない恋愛を描いた歌詞が心に響きます。

淡谷のり子さんの圧倒的なオーラと情感豊かな表現がかっこよくてよりブルースらしさを感じられます。

日本コロムビアからリリースされ大流行した本作。

満州の将兵たちにも熱狂的に受け入れられました。

日常的な光景と切ない恋心が浮かんでくるような1曲です。

ゆったりとした夜に、しっとりと聴きたいブルースの名曲ですよ。

さすらいのブルース和田アキ子

さすらいのブルース/和田アキ子 女番長野良猫ロック
さすらいのブルース和田アキ子

和田アキ子が1970年7月にリリースしたシングルです。

オリコンのウィークリーチャートには22回登場しており、最高順位は28位です。

女の生きざまを歌った曲ですね。

作詞はなかにし礼、作曲はピアニストでもある鈴木邦彦です。

日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース(31〜40)

裏切りの街角甲斐バンド

『裏切りの街角』は1975年にリリースされた2枚目のシングルです。

甲斐バンドにとって初のオリコンベスト10入りになった曲で、じわじわと広がっていきました。

昔ながらのメロディーとせつない雰囲気がとてもいいですよね。

リズムよく刻まれながらもゆったりとしたサウンドに熱さを感じ、ノスタルジックな気持ちになります。

たいせつな人が地元を離れ去っていく……そんな瞬間を淡々と歌っているのが印象的で味わい深い1曲です。

暗い港のブルースザ・キングトーンズ

暗い港のブルース(ザ・キング トーンズ)
暗い港のブルースザ・キングトーンズ

ザ・キング・トーンズが1971年5月にリリースしたシングルです。

元々は早川博二が作った曲で、薩摩忠による歌詞が付けられフランク赤木が歌いました。

なかにし礼によって歌詞が書き直されたのがザ・キング・トーンズ盤です。

恋人も濡れる街角中村雅俊

1982年にリリースされたこの曲は、桑田佳祐さんが作った楽曲で彼のせつないブルースが全面にあふれていますね。

そして歌っているのが中村雅俊さん。

彼と言えば昭和の青春ドラマ。

絶大な人気があった若時代からどんどんと大人の俳優となり、このタイミングでこの大人のブルースを桑田佳祐さんから提供されたのです。

なんと絶妙なタイミング。

横浜の馬車道を舞台とした歌詞にはだれもが何とも言えないせつなさを感じました。

名曲と言えるこの曲はムード歌謡とも呼ばれましたが、やはり日本の歌謡ブルースでしょう。

平日のブルースback number

シングル『わたがし』のカップリングで、さわやかで疾走感にあふれたロックナンバー。

イントロのギターが印象的ですよね。

ブルースの雰囲気というよりもちょっとなつかしい感じと元気をもらえる、そんな1曲です。

自分らしさって何だろう?と問いかけていて、今に悩んでいる人にぜひ聴いてほしいです。

置かれた状況で精いっぱい生きるたいせつさを歌っていますよ。

『平日のブルース』の名のとおり、日常に寄りそってくれる1曲なので普段からヘビロテしていきたいですね!

さらば青春Drop’s

Drop’s「さらば青春」Music Video
さらば青春Drop's

札幌で結成されたガールズバンド、Drop’sの2014年にリリースされたセカンドシングルです。

ボーカル、中野ミホさんのハスキーな歌声がより曲の魅力を引き立てていると思います。

どことなくブルージーですよね。

高校卒業時に書かれた楽曲ということもあり、ふと思い出す懐かしい思い出や、誰もが浮かぶであろう青春時代のきらめき、美しさを思って涙が出そうになります。

ノスタルジックで夕暮れ~夜にかけて落ち着いて聴きたい1曲です。