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日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース

ブルースといえばどんな曲を思い浮かべますか?

もともとはアメリカに移民したアフリカ系の民族の中から生まれた音楽で、貧しい人々の悲しみや嘆きを歌ったものからはじまりました。

楽器を主体としたジャズに比べて、ブルースはギターと歌をメインに楽しめる魅力があると思います。

日本のブルースはとても味わい深く、ゆったりと聞くのにおすすめですよ!

音に酔いしれるようなグルーヴや歌い手の情感がこもったブルース、いつの時代も心を打たれますね。

日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース(51〜60)

西海ブルース内山田洋とクールファイブ

西海ブルース 内山田洋とクールファイブ
西海ブルース内山田洋とクールファイブ

内山田洋とクール・ファイブが1977年2月にリリースしたシングルで、歌詞を見ればわかりますが長崎を舞台にした曲ですね。

昔の恋人への想いが歌われているようです。

オリコンランキングでは最高で20位にランクインしました。

昭和ブルース天知茂

俳優としても活躍していた天知茂が1973年にリリースしたシングルです。

天知が主演した刑事ドラマ「非情のライセンス」のエンディングテーマとして使用されています。

作詞はCMソングを多く書いたことで知られる山上路夫です。

長崎ブルース青江三奈

1968年7月にリリースされた青江三奈のシングルで、オリコンのウイークリーチャートでは2位にランクインしています。

青江はこの曲で第24回NHK紅白歌合戦に出場しています。

この曲をモチーフにした映画も作られており、主演は松方弘樹です。

夜霧のブルースディック・ミネ

1947年にリリースされたディック・ミネのヒット曲です。

ディック・ミネ本人も出演した映画「地獄の顔」の主題歌に使われました。

また、この曲をモチーフにした石原裕次郎主演の映画も作られています。

渡哲也やフランク永井によるカバーバージョンも存在します。

日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース(61〜70)

484のブルース木立じゅん

木立じゅんが1968年にリリースしたシングルです。

曲名の「484」は札幌刑務所の番地を意味しており、民法では放送禁止でした。

1979年には作詞作曲を担当した平田満がセルフカバーしています。

また、松方弘樹によるカバーバージョンも存在します。

新潟ブルース黒沢明 & ロス・プリモス

黒沢明とロス・プリモスが1967年7月にリリースした曲で、歌詞の中に新潟の名所や駅などが盛り込まれているのが特徴です。

ちなみに、同年に美川憲一が歌うバージョンもリリースされました。

鳥羽一郎や八代亜紀もカバーしています。

闘牛士Char

闘牛士 (シングル・ヴァージョン)
闘牛士Char

ややポップな印象のブルースには、『闘牛士』があります。

こちらは、シンガソングライターのCharさんがリリースした楽曲。

前半はミドルテンポのサウンドにのせて、恋に破れた男性を闘牛士に例える内容に仕上がっています。

そこは歌謡曲にも近い雰囲気ですが、後半では転調し骨太なブルースへと変化します。

それに合わせて、男性の悲しみがよりはっきりと歌われる構成に仕上がっていますよ。

しんみりしたい時にも、盛り上がりたい時にもぜひ。

おわりに

さまざまな楽曲がありましたね。

聴いているとどことなく「しぶみ」を感じたり、古きよき音のリズムだったりを感じます。

音や歌に酔いしれたくなるような素晴らしいグルーヴもとってもすてきで、ゆっくり聴きたいときにも寄りそってくれそうですね。