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日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース

ブルースといえばどんな曲を思い浮かべますか?

もともとはアメリカに移民したアフリカ系の民族の中から生まれた音楽で、貧しい人々の悲しみや嘆きを歌ったものからはじまりました。

楽器を主体としたジャズに比べて、ブルースはギターと歌をメインに楽しめる魅力があると思います。

日本のブルースはとても味わい深く、ゆったりと聞くのにおすすめですよ!

音に酔いしれるようなグルーヴや歌い手の情感がこもったブルース、いつの時代も心を打たれますね。

日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース(41〜50)

雨の日のブルース渚ゆう子

雨の日のブルース 渚ゆう子 cover satuki
雨の日のブルース渚ゆう子

渚ゆう子が1971年8月にリリースしたシングルで、オリコンのウイークリーチャートでは最高で8位にランクインし、第2回日本歌謡大賞で放送音楽賞を受賞しました。

同年に池玲子のアルバム「恍惚の世界」でカバーされています。

日本のブルースの名曲。音や歌に酔いしれる邦楽ブルース(51〜60)

恍惚のブルース青江三奈

日本のブルースと言えば彼女は外せないでしょう。

ブルースの女王といわれた青江三奈さんのデビュー曲『恍惚のブルース』。

80万枚を超える大ヒットとなりました。

性愛を描いた1曲で快楽におぼれていくようすを歌っています。

現代では過激に思えるかもしれませんが、今聴いてもかっこよいというかエモさを感じます。

スローテンポでじっくりと歌い上げる青江三奈さんのハスキーボイスも魅力的ですよね。

味わい深い1曲。

ぜひ聴いてみてくださいね。

思案橋ブルース中井昭、高橋勝とコロラティーノ

中井昭・高橋勝とコロラティーノのデビューシングル作品、『思案橋ブルース』。

競いあっていた、内山田洋とクールファイブの『長崎は今日も雨だった』と並ぶ、当時の長崎ご当地ソング大ヒット曲でこの曲も盛り上がりました。

哀愁ただようしっとりとした雰囲気で、ムード満点ですね。

長崎の地で聴いてみたいです。

美空ひばりさんや前川清さん、現代では水森かおりさんや三山ひろしさんがカバーするなど、多くのアーティストに愛され歌い継がれています。

波止場女のブルース森進一

森進一が1970年6月にリリースしたシングルで、オリコンチャートでは最高で2位にランクインし、第12回日本レコード大賞では歌唱賞を受賞しました。

作詞は小説家としても活躍するなかにし礼です。

この曲をモチーフにした映画も同年に公開されています。

雑踏忌野清志郎

破天荒なキャラクターと味のある音楽性で多くの方に愛されたシンガーソングライター、忌野清志郎さん。

ロックやパンクを代表するシンガーですが、その親戚のような存在でもあるブルースを軸にした楽曲もリリースしています。

その中でも特にオススメしたい1曲が、こちらの『雑踏』。

忌野清志郎さんの個性的な声色は、意外にもブルースとの相性がバツグンです。

渋さのなかにも淡さを秘めたブルースを聴きたいという方にオススメの1曲です。

闘牛士Char

闘牛士 (シングル・ヴァージョン)
闘牛士Char

ややポップな印象のブルースには、『闘牛士』があります。

こちらは、シンガソングライターのCharさんがリリースした楽曲。

前半はミドルテンポのサウンドにのせて、恋に破れた男性を闘牛士に例える内容に仕上がっています。

そこは歌謡曲にも近い雰囲気ですが、後半では転調し骨太なブルースへと変化します。

それに合わせて、男性の悲しみがよりはっきりと歌われる構成に仕上がっていますよ。

しんみりしたい時にも、盛り上がりたい時にもぜひ。

島のブルース三沢あけみ、和田弘とマヒナスターズ

三沢あけみ・和田弘とマヒナスターズが1963年4月にリリースしたシングルです。

作詞者の渡久地政信が子どもの頃に住んでいたという奄美大島を舞台にした曲で、指笛の音が入っているのが特徴ですね。

第14回NHK紅白歌合戦でも歌われました。